ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

シンガポールへ労働者派遣の広告

2008年10月24日 | ミャンマーでの生活
昨日の国営新聞に大きな広告が目に入った。

(以下要約)

シンガポールで働く労働者を募集
1.仕事の内容 :一般労働者(GENERAL FITTER)
2.募集人員 :600人
3.学歴 :中卒以上
4.年齢 :35歳まで
5.待遇 :500シンガポールドル+残業手当、住居と国内交通費は雇用者が負担
6.斡旋費用 :1500シンガポールドルに相当するミャンマーチャット。
7.連絡先 :○○斡旋会社

(要約終わり)

アメリカ発の世界的金融恐慌とそれに伴う世界経済への影響がミャンマーでも話題になっているが、ミャンマーの出稼ぎ労働者市場には影響がないようだ。

600人の募集とは実に景気の良い話である。

これが日本だったらなあ....
わが日本語学校も日本語を勉強する学生で一杯になって大繁盛になるのだが。。。。。

ところで、最近のジャーナル誌の評論によると今の金融恐慌がミャンマー経済に及ぼす影響は極わずかであるということ。

理由は、
1.ミャンマーには資本市場がないこと。
2.ミャンマーには株式市場がないこと。
3.ミャンマーの銀行は外国との銀行との関係があまりないこと。
だそうである。

要するに世界経済との関わりがほとんどないことがかえって良かったのだが、果たしてこれは喜ぶべきことなのか。