ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

ずっと雨

2008年04月30日 | ミャンマーでの生活
昨日は一日中、雨が降り続いた。
ときどき、豪雨にもなった。

このまま雨季に突入しそうな雰囲気になっている。
今朝も早朝からずっと雨が降っている。

そのせいかどうか、マンションは昨日の深夜から今朝までずっと停電している。

でも、気温が下がって、とても過ごしやすくなった。
昨日の晩は、上に2枚着ても寒いくらいだった。

雨季入りが待ち遠しい。

ショーケース

2008年04月29日 | ミャンマーでの生活

ヤンゴン市内のある有名なデパートへ日本の化粧品(資生堂)を買いに行った。
ミャンマーでは資生堂の知名度はまだまだ低いのであるが、ミャンマー映画界の女優さん達の間ではよく知られていて評判である。

○○クリームという化粧品(たった16グラム)を妻がどうしても欲しいというので、一緒に買いに行ったのだが、日本でも6000円もする代物なのだ。
ミャンマーでは9万チャット(日本の感覚で言えば9万円!)で売られている。

私は「どうか品切れしていますように」と念じながら、おそるおそるカウンターに近づいた。

ショーケースを見て、ほっとした。
ほとんど品物がないのである。

よく売れているから品切れしているのではなく、売れないから品物を置いていないだけなのだ。
(売れないのは勿論、その値段の高さのためである)

店員さんは指定の品があるかどうか、確認するためにショーケース内を探してくれたが、こんなに少ない品数なのに探すこともないだろう。

というわけで、9万円の化粧品を買わずにすんでほっと一息。

このショーケースを見て、25年前のミャンマー(当時はビルマ)を思い出した。

どこの国営デパート(当時は国が管理していた)のショーケースも品物がぽつんぽつんと置いてあるだけ。
店員(公務員)はお客さんを無視しておしゃべりしているし、まったく売る気もない。

当時、テレビやラジカセは金持ちでさえ手が出ないほどの高級品だった。

25年前の記憶がよみがえって懐かしくなった。

またまた新ベーカリー誕生

2008年04月28日 | レストラン・食べ物情報
ヤンゴンはまさにベーカリーブームである。
この2,3年の間に次から次へとベーカリーが誕生している。

「MOON BAKERY」が大成功だったので、それにあやかろうと
「MR BROWN」
「CENTRAL CAFE」
「COFF KING」。。。。。と次々とオープンしているのだ。

先日も自宅マンションの近くに「BLACK SKY」というベーカリーがオープンした。

食パン、菓子パン、ケーキ、クッキーなどの定番の商品のほかに、コーヒーもモカ、エスプレッソ、カプチーノなど20種類ほどをそろえている。

昨日は、味を拝見とばかりにイチゴムースのケーキとアップルダニッシュを食べてみた。

イチゴムースは少し甘すぎたが、まあまあの出来だと思う。
アップルダニッシュはパンがとても柔らかく、香りもよくて満点だった。
どちらも400チャット(40円くらい)なので他店より安めである。

それにしても、自宅の近くには次々とスーパーは出来るし、ベーカリーもオープンするしで、食べることに関しては本当に便利になった。

今日はどこのベーカリーにしようか迷ってしまうのである。

ボンネットバス

2008年04月27日 | ミャンマーでの生活
ヤンゴン市当局は戦前からある古いバスを地方に移動させ、新しい型のバスをヤンゴン市内に走らせる政策を始めている。

しかし、最近市内で見かけるようになったのはこの懐かしいボンネット型バス。
幼いとき、このようなボンネット型のバスによく乗ったことを思い出した。

新しい型に替えるどころか、ますますレトロになっている。
エンブレムがTOYOTAとなっていたが、本当にTOYOTA製なのだろうか。

追伸:
今日も午前中に1時間ほどスコールがありました。待望の雨季入りも、もうすぐです。

久しぶりに初級クラスを担当

2008年04月26日 | 日本語学校

長らく初級クラスは他の先生たちに任せていたので、自分が受け持つことはなかった。
しかし、最近お客さん(生徒)の入りが良くないので、校長の私が初級クラスを受け持つことにした。

水掛け祭り明けの21日の段階ではまだ17人だったので、ちょっとまずいかなと心配していたが、昨日の開講時には60人となり、またまた満員御礼となった。

記録を調べてみると、最後に初級クラスを担当したのが、2006年8月のことだったから、もう2年近く遠ざかっていることになる。

昨日は本当に久しぶりの初級の授業で、生徒も緊張したであろうが、自分もこの歳になっても、どきどきだった。

いざ授業が始まるといつものようにスイスイと進むようになったが、「あいうえお」の50音と教えるときに、「らりるれろ」の一段を飛ばして読むというチョンボをしてしまった。(大反省!)

それ以外は教案の通り、順調に進み定時の9時半ぴったりに終わった。

昨日は1日中停電の日だったが、なんとびっくり授業中ずっと電気があった。
というのは、近くの高等学校(男子校)に早朝から政府の偉い人が訪問することになっていて、そのために特別に電気があったのだ。

おまけに昨日は雨が降ったために、涼しくなり、エアコン3台を稼動させた結果、教室内の温度は28度で最高のコンディションの中で授業ができた。

しかし、初級を教えるのは本当にエネルギーを使う。
教える手順を少しでも間違うと、生徒たちにすぐ気づかれてしまうため、緊張の連続なのである。

この60人の中から1級まで続く子が何人いるだろうか、楽しみである。

びゅうびゅう

2008年04月25日 | ミャンマーでの生活
今朝3時に起きてみると、外はびゅうびゅうという風の音とともにザーという音が聞こえる。

ベランダに出てみたら、本当に雨が降っている。

気温も急に下がっていて、下着1枚だけでは寒いくらいだった。

いよいよ雨期入りが近くなったという雨なのだろう。

今日は猛暑から解放される1日になりそうだ。

日本人にとって気温が急に下がるのは大歓迎だが、ミャンマー人はそうではない。

気温が急に下がるとミャンマー人はすぐに風邪を引いてしまう。

その結果、学校の授業を休む生徒が急増してしまうのだ。

たぶん、明日あたりから休む生徒が出てくるだろう。

一方、新年の長い休日が終わったのに、まだ休日が続いている生徒も複数いる。
聞くところによると、国内を旅行中でまだ戻っていないのだとか。

普段は何でも積極的に取り組もうとしないのに、休むことに関してはとても自発的なミャンマー人なのである。

(写真は強風によって倒れた街路樹)

気温45度!

2008年04月24日 | ミャンマーでの生活
国営新聞によると、4月20日のミャンマー国内の各地方の最高気温が出ていた。

チャウ市 45度
モンユワ市、ミンブー市、マグエー市 44度
ニャウンウー(バガン)町、ミンジャン市、ネーピードー首都 43度

となっていた。
内陸にある都市ばかりである。
新首都のネーピードーもヤンゴンに比べるとかなり温度が高いようである。

昨日のヤンゴンの最高気温は38度くらいだと思われる。
教室内の最高温度は36度だった。(昨日の午後2時ごろ)

ヤンゴンは湿度が高く蒸し暑いので、授業中、汗がダラダラと流れ落ちる。

気温45度は経験したことがないのでわからないが、こんな温度の中で授業をやったら、きっと気絶してしまうだろう。

ヤンゴンも蒸し暑いけれど、45度に比べたらまだまだ良いほうなのだ。

それにしても、45度というのは初めて聞いた数字だ。
昨年までの最高気温は確か42度ではなかったと記憶している。

地球温暖化の影響なのか、ミャンマーでも最高気温の新記録が生まれている。

初ドリアン

2008年04月23日 | レストラン・食べ物情報
今年初めてのミャンマー産ドリアンを見た。
小さいほうが1個2000チャット、大きいほうは3000チャットだった。

まだまだ高いが、これから少しずつ値段が下がってくる。
ドリアン大好きなので、早く食べたいが安くなるまで待とう。

一方、マンゴーは4個で500チャット(1個当たり125チャット)まで値下がりしていた。

先日のブログで初マンゴーを紹介したときは1個333チャットだったので、だいぶ値下がりしている。

マンゴーが値下がりしたので、1000チャット分(8個)を買った。

この時期のマンゴーは甘酸っぱくて実においしい!
6月頃の旬になると、熟れすぎて甘すぎて、逆においしくなくなる。

今の時期にたくさんマンゴーを食べておこう。



ついに授業が始まった

2008年04月22日 | 日本語学校

長~い10日間の、水掛祭りとミャンマー正月の休日が終わって、昨日の月曜日から授業が始まった。

月曜日は午前7時半と10時の2クラスだけで楽なほうなのだが、長いブランクの後だけに最初はなかなか調子が上がらなかった。

しかし、生徒との呼吸が合うようになると、いつものペースを取り戻して、スイスイと授業が進むようになった。

授業の前に生徒たちに「長い休みの間、何をしましたか?」と質問した。
「水掛けをした」」「(水を掛けられるために)車で町を回った」という生徒はわずかだった。
それに比べ「僧院で瞑想した」という女子生徒が多かった。さすが仏教国である。

「学校がスポンサーになったマンダを見ましたか?」との質問に、「見た」という生徒はわずか3人だった。
(ちょっと残念。来年からはもっと事前に宣伝しよう。)

1コマ目は幸運なことに電気があったが、2コマ目から電気がなかった。

1コマ目の教室内の温度は30度、湿度50%、不快指数78(やや不快)、
2コマ目の教室内の温度は32度、湿度45%、不快指数80(不快) だった。

エアコン3台フルに稼動しても温度は30度、停電してエアコンなしでも32度。
温度はあまり変わらない。

さあ、今日は朝から夕方まで授業がある日だ。しかも、朝から夕方まで1日中電気がない日だ。

今日の過酷な一日を、気合で乗り切るぞと決意したのであった。

民族村の観光(2)

2008年04月21日 | 旅行・観光

民族村はヤンゴン河のすぐ近くに造られており、パークからヤンゴン河やタンリン大橋(中国の援助でかけられた)の風景がよく見える。

タンリン大橋は全長が2000メートル以上もあり、道路と鉄道の共用となっている。

タンリンは歴史的には古い町で、ヤンゴンより先に繁栄した町である。

最近はヤンゴン大学がタンリンに移転して、「ヤンゴン東大学」となり、文系のほとんどの学部がここにある。

追記)
ネットによると、昨日(20日)の午後8時頃、スーレーパゴダ近くで爆発事件が2件あったそうですが、まったく知りませんでした。その時間、ちょうど近くで買い物していたのに....
でも、けが人もなくたいした事件ではなかったようです。

民族村の観光(1)

2008年04月21日 | 旅行・観光
ヤンゴン市の郊外、タンリンに向かう途中に「民族村」がある。
自宅からタクシーでたった20分の所にあるのだが、今まで行ったことがなかった。

多分、ディズニーランドくらいの広さで歩いて回るにはきついので、自転車を借りて見学した。

カチン、チン、ヤカイン、カヤー......などミャンマーの各民族の伝統的な住居と生活風景が展示されているのだが、一番人気があったのは意外にもビルマ族の家だった。

午前10時ごろから回り始めたのだが、屋外型のテーマパークなので、とにかく「あつい、あつい!」。

ちょっと移動しては、木陰に入って一休みというパターンを続けて、11時半にはもう我慢できず、退場することにした。

一年で一番暑い時期にここを見学するのには無理があった。

娘たちはまだまだ元気だったのに、お父さんはもうダメでした。

今度はもっと涼しい時期を選んで見学に来よう。

(注)写真はヤカイン民族の家です。

CAPITAL HYPER MART(2)

2008年04月20日 | ミャンマーでの生活

レジは20列もあり、ずらりと並んだレジカウンターは壮大な眺めである。

市内のスーパーはレジで長時間待たされることが多いが、これだけレジがあれば、イライラすることはないだろう。

店員さんもお揃いの制服を着ていて、これだけを見ると日本のスーパーとほとんど変わりがない。

店内はどこもピカピカで、常にモップで床掃除をしていた。

ミャンマーではどこでも見られるコオン(キンマの葉の噛みタバコ)を吐き捨てた赤い唾の跡がこのショッピングセンターにはまったくなかった。

エアコンもよく効いており、本当に清潔で気持ちが良い。

品数はまだまだ少ないが、これからの品揃えに期待したい。

CAPITAL HYPER MART(1)

2008年04月20日 | ミャンマーでの生活

つい最近、オープンした話題のショッピングセンター、CAPITAL HYPER MARTに行ってきた。
このスーパーは人が集まりやすい繁華街ではなく、街から少し離れた郊外にあるのが特徴である。
ダウンタウンから行くと、マハーバンドゥーラ大橋でバズンダウン川を渡り、タケタ地区にある。
すぐ近くにはシュエバズンという大繁盛のベーカリーがある。

CAPITAL HYPER MARTはタイ資本ということで、品揃えを期待して入店した。
確かに、店舗は歩き回るには広すぎるくらい広く、買い物スペースも余裕があって、その点では良かったが、品揃えは市内のスーパーとほぼ同じか、少し劣るくらいだった。
置いてある品物も市内のスーパーで買える物ばかりだった。

それに、日本の食材があるかと期待したが、まったく見当たらなかった。がっかり。
(味噌、梅干、納豆、お菓子類、即席ラーメン、カップスープ、カレーのルー、ジュース類.....全然ありませんでした。)

一見、どの陳列棚も商品がずらりと並んでいるので、何でも揃っていると買い物客を錯覚させているのである。
しかし、実際は同じ商品を横一列にずらりと並べているだけで品数はほとんどないのである。
ミャンマーの買い物客はこれにだまされてしまい、このスーパーは広くて何でもあると思わせているである。

例えば、
ミャンマービール(大瓶)が横一列に18本。
VIVIというミャンマー製のジュースが横一列に20個。
極めつけは「OK」というコンデンスミルク缶が横に18列、縦に17段積み上げられていた。

広さは日本のコンビニの100倍、品数は半分以下.....といった印象だった。

店内には小さなタイ料理の店(バンコクにあるフードコートのような雰囲気)があって、タイの料理人が作っていた。

それから、ケーキ屋にムース(ババロア)類がいろいろあって、これもおいしそうだったので、今度来たときに食べてみようと思った。

大混雑

2008年04月19日 | ミャンマーでの生活
長いミャンマーお正月連休も1週間以上が過ぎ、商店も半分くらいが開くようになった。
大手スーパーも昨日(18日)から初売りが始まっている。

どこのスーパーも大混雑になっている。

ところで、写真は何の店でしょうか?

ヒント:
水掛け祭り中、高圧ホースの水によって吹き飛ばされて、ブログ管理人が落ち込んでいました。

もう、おわかりですね!

ヤンゴン市内で一番有名な店(いつもここで新調している)へ行ってみたのだが、ご覧の通りの大混雑。

1週間分のお客さんがどっと押し寄せた感じである。

水掛け祭り中、泥入りの汚い水が目に入って、目を悪くしたという人もいた。

検眼の順番が回って来るまで40分待ちという大盛況だった。

ティンジャンの
笑い止まらぬ
メガネ屋かな

古いメガネのフレームがあったので、レンズだけ新調したので思ったより出費が少なかった。
検眼料:2500チャット(250円)
レンズ:5500チャット(550円)

でも、なくなったフレームはチタン製で高価(2万チャット)なものだっただけに、まだ心残りである。

満開のグワーの花

2008年04月18日 | ミャンマーでの生活
先週もお伝えしたグワーの花はさらに花を増やし、木全体が黄色に染まっている。
あまりに綺麗だったので、また写真に収めた。

本当に長い時間咲く寿命の長い花だ。

この花はタイの国花であるらしい。
ミャンマーの国花であるバダウは1日で咲いて、散ってしまう。

二つの花は本当に対照的でおもしろい。

ここでまた一句。

水かけの
終わったあとは
花シャワー

追記)インヤー通りの水掛け祭りの様子を写真に撮ったとき、デジカメ1台が水をもろにかぶり故障してしまいましたが、自然復帰してくれました。さすが、日本製のカメラです。