ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

明日は日食?

2008年07月31日 | ミャンマーでの生活
明日8月1日は世界の広い範囲で日食が見られるそうだ。
ただし皆既日食ではないので、あまり話題になっていないようではあるが。

ネットの情報によるとミャンマー(ヤンゴン)でも日食が見られることになっている。

日本時間の20時48分に最大になるそうだが、その時間はミャンマーでは18:18分となり、日没後であるから見られることはないだろう。
(日没後なのになぜ見られると書いてあるのだろう?よくわからない。)

生徒たちに「明日は日食の日だよね。」と聞いても知っている生徒は1,2人しかいなかった。

そういえば、4,5年前にナントカ流星群が見られたときに、自分はマンションのベランダで徹夜して眺めていたものだ。

午前1時から5時までの間に150個以上の流星が見られて感動したものだが、当時の生徒に
「流星を見ましたか?」と質問しても、みんな「シ~ン」だった。

普段は占いとか占星術とか熱心に信じているのに……
天体ショーには興味がないらしい。.

即席モヒンガー誕生

2008年07月31日 | レストラン・食べ物情報

今までSHIN SHIN ブランドなどの即席モヒンガー(だいたい170チャット)があったが、新発売された即席モヒンガーは乾燥麺、スープの素、とうがらし、にんにく揚げがセットされて370チャット。

スープは本当のモヒンガーにずっと近くなって、本格的な味である。

残念ながら370チャットという値段は、モヒンガーの店で食べる値段(300チャット)より少し高くなる。

作る手間や燃料費などを考えると、店で食べたほうが経済的なのだ。

店まで食べに行くのが面倒なときや、日本にいるミャンマー人のためのお土産としてよいと思う。

銘柄の名前は「プィンウー」。

包装紙に書いてある文言が面白い。

「現代人は皆、READY MADEの食べ物を食べています。」

今度は労働ビザ(WORKING VISA)を斡旋

2008年07月30日 | ミャンマーでの生活

今週の複数のジャーナル誌に出ていたことだが、ミャンマーの労働者派遣会社がミャンマー人労働者のために日本で働けるように斡旋事業を始めたそうだ。(研修生制度ではない。)

興味あるのでその労働者派遣会社に話を聞きに行って来た。
場所はダウンタウンの近い所にある。
大勢の人たちが問い合わせに来ていて大混雑だった。(電話では詳しいことは話してくれない。)

問い合わせの結果としてはこの派遣会社に払う斡旋料金は総額で11,000ドル(115万円)くらいかかるそうだ。
(航空券、パスポートなど含まない)

仕事の内容は静岡などの工場で単純労働をするということ。
(自動車部品の工場など)

給料は初任給で18万円ほど。(住居費、食費などは自己負担となる。)

しかしながら、日本の法律では労働ビザで外国人の単純労働はまだ認められていない。
(変な研修生制度を使って単純労働させていることは例外として)

ジャーナル誌には「ミャンマーで初めて日本の労働ビザを斡旋することを許可された会社です。」と大々的に宣伝している。

では、いったいどうやって労働ビザを取得できるというのだろうか。

これにはあるカラクリがある。

詳しくはここでは述べられないが、(これを罰する規定がないので)不法ではないが、グレーゾーンなやり方である。

実はこのやり方は、ずっと前から日本のブローカーがやってきたことなのだ。
(法の網をすり抜けるようなやり方)

この方法では最初の一人、二人と少人数なら問題ないが、10人を超えると必ず問題が起きてくる。

そしてそのブローカーまたは会社は警察に捕まることはないが、入管出入り禁止になるのである。

つまり運がよければ、派遣された労働者はずっと日本で働くことができ、さらに定住者ビザも取得が可能である。

しかし、運が悪ければ「資格外活動」で強制送還されることもありうる。

不法滞在でもないし、研修生制度よりずっと条件がよい。
ただ、困ったことは、生徒たちにどう説明して良いかということ。

「合法でもないし不法でもない、グレーゾーンです」と説明したところで、理解できるわけないし。

かといって「そんな会社を信じてはダメ!」というのも営業妨害となるし……

「115万円出せるのなら、日本の大学に留学したほうがいいと思うよ。」とアドバイスするほかない。

しかし…..こんなことを大々的に宣伝して良いものだろうか?

いずれにせよ、日本政府公認の「研修生制度(=労働者搾取制度)」も、この労働ビザも理不尽であることに変わりはない。

世の中、理不尽だらけである。

理不尽の橋を渡りきった者だけが成功を収めることができる世の中なのである。

100年カレンダー

2008年07月29日 | ミャンマーでの生活

以前のブログでも紹介した通り、ミャンマーでは新暦(太陽暦)と旧暦(太陰暦)が併用して使われている。

身分証明カード(NRCカード)や住民表にも新暦と旧暦(ミャンマー暦)が混合して表示されている。
注意しなければならないのは、ミャンマー暦から新暦に変換するときにミスが多いということ。

きちんと調べないでテキトーに書いてしまう人が多いのだ。
特にパスポートを作成するときに多い。

パスポートが出来て、いざ日本大使館にビザを申請するときに、身分証明カードや住民表も同時に提出するから、そのときになって大使館員からミスを指摘され、せっかく苦労して取得したパスポートがゼロからやり直しになってしまうのだ。
(やり直しのために相当な時間、手間、お金、そして役所から厳しいお叱りを受けるそうだ。)

パスポートを作成する役所では申請者が旧暦から新暦に変換した内容をチェックしてくれない。
コンピューターでそのような変換ソフトがあれば便利なのだが、あるとは聞いていない。

そのようなときに役に立つのが写真の「100年カレンダー」なのである。
ポケットサイズで436ページのボリュームで500チャット(約50円)。
どこの書店でも、スーパーでも手に入る。

ミャンマーに関係している人は是非、買っておいて損のない本なのでお勧めしたい。

しかし、この本を持っているミャンマー人は意外にも少ない。
また、このような本があることも意外に知られていない。

ところで、この本によると来月8月は新月(ラグエー)が2回(8月1日と8月30日)あるという特別な月(不吉な月だそうだ)である。
今、ミャンマー人の間でまた何か自然災害とか悪いことが起きるのではないかと心配している人もいる。

ミャンマー人にとって新月は縁起が悪いらしい。

(5月2日にサイクロン「ナルギス」が襲ったときは、新月の前々日だった。しかし、科学的には満月のほうが高潮、高波が起きやすく危険なのでその点では矛盾している。)

ミャンマーの人たちは日本人以上に占いや縁起にこだわる傾向がある。

しかし、この100年カレンダーで調べてみると、新月が2回ある月は最近でも、
2005年10月
2003年4月
2000年6月
1997年10月.......
など、2~3年周期で現れているので、すごく特別な月というわけでもない。

ジャーナル誌にも、「そのような変な憶測は根拠がないので信じないで」と書いてあった。

まあ、何も起きないでしょう。

新しい先生を迎える

2008年07月28日 | 日本語学校
ヤンゴン国際空港に新任の先生(女性)を迎えに行った。

以前のブログでも紹介したように空港の建物は新しくなってどこもピカピカで気持ちがよい。

トイレも、出発、到着ロビーも綺麗で20年前の空港(ボロボロで葉巻臭い)と比べると雲泥の差である。(ただレストランはまだ開業していない。)

この空港の一番気に入っている点は、到着客が2階ロビーから降りてくる所から入国審査、荷物の受け取り、税関検査をする所が全部ガラス張りになっていること。
だから、到着するお客さんの動きがよく見える。

以前は悪名高き入国審査や税関でイチャモンをつけられてお金や物品を要求されることがあったが、今はそのような不正はまったくない。

それから、もう一点良いことがある。
到着ロビーのセキュリティのカウンターで搭乗客名簿を見せてくれることだ。
(座席番号まで知ることができる。)
昨日も新任の先生が搭乗しているかどうか、心配だったのでここで確認することができた。
日本や他の国ではありえないことだろう。(テロなどを警戒して個人情報は出さないから)

もう一つ、気がついたことがあった。
それは入国審査の入管職員、税関職員の服装や髪型、身なりがきちんとしていること。
それから、女性職員がほとんどであること。(到着が夜間であるにもかかわらず)

税関職員の女性たちは若くてみんな可愛い子ちゃん揃いで、髪を束ねて後ろで留めており、なんとなくフライトアテンダントのような雰囲気すら感じさせられた。
たぶんクリーンなイメージを作るためだろう。

昨日、同じ便で到着したミャンマー人女性も言っていた。
「入国審査でも税関でもお金や物を要求されなかった。こんなに気持ちがいいのは初めて!嬉しい。」

新聞広告を作成中

2008年07月27日 | 日本語学校

日本留学試験(EJU)対策講座に学生を集めるための新聞広告を作成しているところ。

今は日本語で作成しているが、これを後でミャンマー語に直して広告にするのだ。

学校のスタッフに「○○の広告を作って」と指示しても、どうやって作ったらよいか、何を書けばよいのか、どんなデザインにするのか、どうすれば読者の関心を惹きつけられるのか、そのような創造的な仕事ができない。

ミャンマーの人たちは「これをやって」と言えばその通りによくやってくれるが、自分で考えたり、調べたり、アイデアを出すなどの創造的な分野が非常に弱い気がする。

だから、いつも校長自ら広告のコピー、文案、デザインまで完璧に作ってやらなければならない。
(自分がいなかったら、この学校どうなるのだろう?)

今回は初めての講座ということで、授業料は通常50000チャット(約5000円)のところを20000チャットという破格の授業料を設定している。

しかも、全国統一高校卒業試験で優秀科目が3つ以上あった学生はさらにその半額にするという特典もつけている。

果たして何人集まってくれるだろうか。(少し不安)

チャイナタウンの野外市場

2008年07月26日 | レストラン・食べ物情報

チャイナタウンはいつ来ても活気があって良い。

ここは道端でカニを売っているところだが、カニさんはまだ大変元気でピンピンしている。
ハサミや足は糸で縛られているのだが、元気いっぱいのカニさんはときどき入れ物から外へ飛び出している。

1匹800チャット(80円)だった。

下(↓)は食用カエル。
ミャンマーのカエルは肉が柔らかくておいしい。
お尻がなかなか艶かしいです。
(お食事中の方、ご免なさい。)


頻度順単語集1級が完成したが....

2008年07月26日 | 日本語学校

毎年作成している頻度順単語集1級が完成した。
(2級は完成済み)

単語の数は3380語。

ところが、去年作成した分(2006年度まで)の在庫がまだ150冊残っていることが判明した。

1級はまだ受験者数が少ないので、まだ新たに印刷する必要はない。

というわけで、せっかく作った新年度版はお蔵入りすることになった。

次は3級、4級の単語集を作るぞ~!

郵便局で小包を受け取る(その2)

2008年07月26日 | ミャンマーでの生活
前回に続いて、また日本の両親から送ってくれた小包が届いたという通知が来たので、嬉々として郵便局へ向かった。
前回は受け取るまでにかかった時間が15分というすばらしく早い記録で受け取ることができた。
今回はその記録を更新できるかどうか、それが唯一の関心事であった。
もう何度も郵便局で受け取りを経験しているので、こちらは手馴れたものだ。
いつものように場外受付で通知書を見せて、カウンターの番号(1番)をもらって早速カウンターにパスポートと通知書を出す。(他に受け取る人がいないのだから、いつも1番になるけど....)
カウンターには初老の眼鏡おじさん(前回来たときと同じ人)がいる。
実は後になってこの眼鏡おじさんが一番働き者であることがわかったのだ。
受取書類に名前、パスポート番号、住所などを記入してサインして、さらに白紙に2箇所サインして(何なのでしょうか?)、眼鏡おじさんが2枚複写の何だか重要書類にいろいろと記入してくれて、それら書類全部を彼の上司らしき小太りの中年女性のところへ持って行き、サインをもらい、さらに倉庫係のおじさんに書類を渡してくれた。
こんなにたくさん書類があるのに、まだ足りないのか、眼鏡おじさんは500ページもあるかと思われる分厚い閻魔帳に事の詳細を記入している。
そして待つことわずか2分で荷物が倉庫から出てきた。
倉庫係のおじさんは倉庫の出口まで台車で運んでくれたが、そこから先は自分の責任範囲ではないのか、荷物が置かれた台車を置きっ放しに。
すると、そばでボーッ立っていた男性職員がわざわざ小包の箱を手で持ち上げて、カウンターまで運んでくれた。(たぶん12歩くらい歩いただろうか?)見事な連係プレーに感動してしまった。
荷物がカウンターに置かれると、すぐに税関のお姉さんがやって来た。
このお姉さん、とても若くて可愛い。でも、愛想がなく笑顔一つ見せずに黙々と荷物の中身をチェックしている。
「これは何?」「食べ物ですね。」
「これは何?」「子ども用のお菓子ですね。」
実は答えているのは自分ではなく、眼鏡おじさんなのだ。
関税計算書と思われるA4サイズの2枚複写の紙に一つずつ品目を書き、税額を記入している。
ときどき、税関の女の子はこっちのほうをチラチラと見ている。
たぶん、容姿はどうか、好きなタイプかどうか、身なりはどうかなどの要素によって税額が変わってくるのだろう。
税関の女の子、いちいち記入するのが面倒になったのか、箱の上のほうにあった品物だけチェックして、下のほうにあるのは「その他いろいろ」としてまとめてくれた。(これは有難い)
やった~!ここまでかかった時間はわずか5分。
これで新記録が塗り替えられるのは間違いない.....と思ったのが間違いだった。
税関計算書は先輩税関員の女性たちがたむろしているデスクに送られた。
しかし....みんなお弁当を食べている。「これはやばい」と思ったが、その3分後に女の子の上司と思われる女性の先輩税関員が何やら記入してくれて、ポィッと隣のデスクに.....
そして税関の皆さんは何事もなかったかのようにお弁当を食べながらおしゃべりを続けている。
「ちょっと、その書類、次のセクションに回してくれよ~」と心の中で叫んでみたが願いも叶わず、デスクの上に置き去りにされたまま5分が経過。
すると、なんと眼鏡おじさんがデスクの上に放って置かれた書類を見つけてくれて、次の税関の偉い人のデスクの上に運んでくれた。(実に有難いことだ。もし見つけてくれなかったら、あと1年待たざるを得なかったかもしれない。)
さあ、受け渡しの許可を出す最終決裁者のデスクの上に置かれたぞ~.....と思ったら偉い人はいない。(たぶん昼ごはんを食べに出かけているのだろう。)
仕方がない。ミャンマーではよくあることだ。偉い人に限って席をはずしていることが多いのだ。
このデスクは郵便局内の税関署長のデスクと思われるが、デスクの上には何もない。
たぶん仕事が速いお方なのだろう。
10分待ち、20分待ち、30分待ち、まだ税関署長はお出ましにならない。
やっと35分待ったところでやっとその席についた御仁がいた。
税関署長であるからには、年配のいかにも立派で恰幅の良いおじさんを想像していたのだが、席に座ったのはどう見ても20代(いや10代かもしれない)のスラリとした色白の若~い男の子だったのだ。しかも、どこかで遊んで帰ってきたかのような格好で顔もなかなかのイケメンなのだ。
(注:お供のスタッフが一人ついている。ただの遊び友達かもしれないが。)
この青年は一体だれ?こんな若造のために35分も待たされていたのかよ~と怒ってもダメ。
ここはミャンマー、他に待っている人たちのように貝になってじっと我慢、我慢。
それにしても、この青年、どんな肩書きなのだろう。すごく気になる。
もしかして、あるやんごとなきお方のご子息では?と勝手に想像してしまった。
この青年のお仕事は.....サインをしているだけ。
待たされている35分の間にたまった10人分の書類に、実にてきぱきとサインをしている。
しかし、そのサインが終わってしまったら、また外へお出かけになった。
たぶん、さっきまで遊んでいた場所に戻るのだろう。
サインをした書類の束は、もちろん次のセクションへ持っていってくれるわけもなく、その場に置いたままである。よく気が利く眼鏡おじさんはその書類の束を今度は関税を計算するカウンターに持っていってくれた。その様子を垣間見ていた他のお客さんたちは一斉にそのカウンターに集まって「オレのが先だ!」「いや、あたしのが先よ~。」と争っている。
自分は臆病な日本人。ミャンマーの人たちの迫力に圧倒されて、ただ呆然としているとき、様子を見ていた眼鏡のおじさんは「この人が先だよ~。」と自分の書類を一番上にするように指示してくれたのだ。これはもう感動を通り越して、表彰状ものである。彼の正体は正義の味方「月光仮面」なのかもしれない。(年がバレる) このおじさんがいなかったら、自分はここで飢え死にしていただろう。おばさんが手計算によって算出(ご丁寧に2回検算)してくれた関税を払って、郵便取扱料を払って、またカウンター前の席で領収書が発行されるのを待った。領収書1枚書くという大変複雑で困難な作業のために、15分という貴重な時間をかけて作成してくれた。
かくして、小包1箱受け渡すという実に大掛かりな作業のために、10人という豊富なスタッフ(他に14人いたが、みんなボーッしているだけ。たぶん学芸会の劇で「木」の役を自覚している人たちなのだろう)で実に効率的に作業配分をした結果、小包1箱を渡すだけで1時間10分という貴重な時間を無駄にしてくれたのでした。
<今日の登場人物>
1.場外受付のおばさん(おばさんは二人もいる。一人だと寂しいからだろう。)
2.場内受付の初老の眼鏡おじさん(この人が一番よく働いた。しかも正義の味方なのだ。)
3.郵便局の上司と思われる小太りの中年女性(サインしただけ)
4.倉庫係のおじさん(倉庫の入り口までしか運ばない)
5.倉庫の入り口からカウンターまで12歩ほど歩いて荷物を運んでくれた中年男性
6.税関員の可愛いが愛想のない女の子
7.その上司と思われる女性の先輩税関員(食事中だったが仕事をしてくれた)+弁当を食べながらおしゃべりしている税関の女性たち4人
8.郵便局内の税関署長と思われる謎のイケメン青年(注:お供の男あり)
9.税額を手計算してくれるおばさん
10.郵便取扱料(200チャット)を受け取るだけのおばさん
11.その他大勢のスタッフ+エクストラ役のお客さん10人(自分も含む)
(一体誰が主人公なの?)
本日の
入場(開演)時間:12時50分
退場(終演)時間:14時00分
今日の感想:たった一人でできる仕事を10人という豊富な人材によって作業分担すれば、実に効率よく迅速に作業が進むことやチームワークが大切なことなどを学べて良かったと思います。(どこが!?)
追記:次回こそ新記録を目指すぞ~!

ミャンマーのトップ歌手の復活

2008年07月25日 | イベント・行事

ミャンマーでロック歌手として一番人気があったレピュー(写真)は、3年間活動を停止していた。
(理由は定かではない。)

7月24日発行の7 DAYS NEWSによると、8月16日に行なわれるサイクロンチャリティーコンサートに3年ぶりに復活し出演することが決まったのだそうだ。

このコンサートはトゥワナ競技場で行なわれるということだが、ミャンマーでこのような広い所(収容人数:約1万人?)でコンサートが開かれるというのは聞いたことがない。

しかも、雨安居(うあんご)中に大規模なコンサートが行なわれるというのも異例のことだ。

レピューはミャンマー滞在経験のある外国人、日本人にもファンが多い。

時間があれば、このコンサートに行ってみたい。

ブログ風前の灯?

2008年07月24日 | ミャンマーでの生活

昨日、ネットカフェに行ったときにそのオーナーさんから聞いたことだが、そろそろブログに制限がかかるらしい。

ということは、このブログもそろそろストップさせられることになる(かも)。

ブログ解禁どころか、ブログ全面禁止になりそうな雲行きなのである。

昨日のネットカフェでも、普通のサイトはサクサク動くのに、どのブログもなかなか開くことができない。

この前なんか、「お気に入り」から直接、自分のブログにログインしようとしたら、
「Thin web-site is prohibted.....」
(このサイトはアクセス禁止です。)

の表示が出てしまった。

ついに自分のブログはアダルトサイトと同じ扱いを受けてしまった。(涙)
(真面目なブログなのに.....)

でも、今のところある工夫(直接ログインではなく遠回りする)をすれば、アクセスして更新できるのだが、それでもなかなかページが開かない状態なのだ。

というわけで、突然ブログ更新が止まってしまったら、こういう事情であることをご理解願います!

ヤンゴン生活手帳

2008年07月23日 | 日本人学校・日本人会
ヤンゴン日本人会が毎年発行している「ヤンゴン生活手帳」が完成し手元に届けられた。

日本人がよく利用する店、レストランのリストやミャンマー生活上の知識が160ページにもわたって掲載されており、とても役に立つ便利な冊子なのだ。

この冊子の中から面白いと思った「ミャンマーのふしぎ発見」というコラムを以下、そのまま紹介してみる。

(以下、引用)
「ミャンマーのふしぎ発見」
ミャンマー在住1年から10年以上のヤンゴン生活手帳編集スタッフがふしぎに思ったこと、面白いと思ったこといくつかをリストアップしてみました。

1.タメイン(女性用ロンジー)は頭からかぶって着てはいけない。
(地面に触れる「汚い」ものを頭にかざしてはいけないとか?)

2.突然「あなたは誰か?」という電話がかかってきたりする。
(一部のミャンマー人流の電話の挨拶とか?)

3.ロンジーをはいた男性が道端にしゃがみこんでいたら用を足していると思った方がよい。
(ロンジーを着用している男性のみの特権?)

4.ヤンゴンの多くの地域では車のクラクションを鳴らすと罰金を科せられる。
(交通事故を防ぐためだとか)

5.使用人さんの多くは何かを尋ねると知らなくても「知らない」と言わない。
(叱られると思うのかそれともプライドが高いのか?)

6.ミャンマーでは青色のボールペンを使うのが一般的。
(日本では黒色が一般的に対して)

7.電話の混線が多く他人の会話が聞こえる。
(ただ電話回線が悪いものと思われる。)

8.買い物の際、キャッシャーが細かいお釣りが無い場合、飴などで肩代わりする。
(小さい紙幣があまり出回ってないためか、細かいことにはあまり拘らない?)

9.炎天下でゴルフなど運動した後すぐにシャワーを浴びない。30分ほど間をあける。
(ストロークをおこさないようにとか)

10.車は黄色信号で止まる。
(ミャンマーの交通規則、青が点滅しだすと車は止まりだすので要注意!)

11.多くの運転手はパゴダが見えると運転中にでも拝んだりする。
(熱心な仏教徒)

12.パッシングライトは対向車に止まれとの意味。
(自分に優先権があるとの意味、日本とは逆なので要注意!)

13.白地の服など洗濯をしているうちに黄色くなる。
(問題は水質にあるものと思われる.....)

(引用、終わり)

なかなかよく観察しているなあと感心した。
特に12番は車を運転している人でないと気がつかないことだろう。

これに来年度版に追加してほしい不思議なこと。(by ブログ管理人)

14.映画やコンサートなどまだ終わっていないのに、クライマックスで一番盛り上がっているところで帰宅する人が多い。
(あと4,5分がどうして待てないのか理解できない。)

15.バス同士どちらが速いかスピード競走している。
(危ないからやめてほしい)

16.故障した車を道路の真ん中で修理している。
(なぜ端に寄せないのかわからない。交通の邪魔になるし、第一修理している人が危ないのに....)

17.野良犬が歩道の真ん中で昼寝している。
(ミャンマー人は優しいから、犬を蹴飛ばさない。)

18.履歴書など写真を貼る箇所があるのに、写真を貼らないでクリップで留めて提出してくる。
(糊を買うお金が惜しいのか、それとも写真を貼るのを遠慮しているのか、いや、写真を貼る作業は自分の仕事ではないと思っているのか.....)

19.文章を書くときにノートを90度傾けて書く人が多い。
(そうすれば、文字がきれいに書けるとか。)

20.大量の現金をスーパーのレジ袋に入れて持ち歩いている。
(どこかに届けるお金だと思われるが、こんなに不用心でもミャンマーでは平気。)

他にもいろいろあるけど、今日はここまで。

新スケジュール発表

2008年07月22日 | 日本語学校

日本語クラスの新しいスケジュール(7月~9月)を発表した。

この3ヶ月の間に15クラスを開講する。

久しぶりにスケジュール表がこんなに賑やかになった。
(もう1年ぶりだろうか?)

サイクロンの後、生徒数が急に減り日本から来る予定だった先生たちにもミャンマー行きをキャンセルされるなどで新クラスがなかなか開けなかった。

嬉しいことに、7月に入って生徒数が急に増え始め、満員札止めになったクラスも一つあった。

8月からはいよいよ日本留学試験(EJU)対策の講座も開講することになった。

そして日本語能力試験対策講座(1級~4級)も8,9月から始まる。

例年のように、たくさん生徒が集まってくれますように!

しかし......

校長自身が最多の5クラス(開講中のクラスを含めると6クラス)を担当せざるを得ない状況なのだ。

まだまだ、新任の先生たちに多くのクラスを任せることはできない。

現場から離れることができない哀しい校長なのである。(涙)

バス渋滞解消

2008年07月21日 | ミャンマーでの生活

1週間前のブログ「バス数珠つなぎ」でバス渋滞になっていることを書いたが、昨日1週間ぶりに同じ場所に来てみたところ、ご覧の通りバス渋滞はきれいに解消していた。

解決策は、

1.1車線だけに制限していたのを2車線までに拡大した。

2.バス停に市当局の係員が10人ずらっと並んで笛でバスの停車位置を誘導している。
(笛がうるさい!もっと静かにしてくれ~)

3.係員はバスの客待ちをさせずに、すぐにバスを発車させるように指示している。


最初からこうすれば良かったのに......

というわけでめでたくバス渋滞は解消しました。

ミャンマー流「水増し」

2008年07月21日 | ミャンマーでの生活

7月20日付の国営紙から。
国営紙の中に読者からの投書欄がある。

「ヤンゴン管区タイッチー町ミョーマ市場で売られている豚肉に注射器で大量の水が入れてあって、重量を水増している。
そのために、豚肉を買った買い物客が損をしている。
このような商人の不正が起きないように当局は監視して取り締まってほしい。」
という内容の投書だった。

妻に聞いてみたところ、ダウンタウンの市場でも同じように肉や海老に水を入れていることが多いという。

肉を料理するときはまず水を抜くことから始めなければならないとか。

ミャンマーでは肉、魚、野菜は量り売りなので、商人たちは何とかして重量をごまかそうと躍起になっているのである。

ある商人は天秤に使う分銅を軽い物を使ってごまかしている。

このような悪徳業者は名前を公表して追放してほしい。

そういえば、最近のバナナもちょっとおかしい。
買った日には黄色くておいしそうなのだが、わずか2日で真っ黒に変色してしまう。

妻によると、「これはバナナの柄に早く熟させるための薬を注射しているから」という。

本当かどうか知らないが、ミャンマーの食べ物も不安になってきた。