ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

ミャンマー風喫茶店

2007年05月31日 | ミャンマーでの生活
これがミャンマー風喫茶店である。
ちゃぶ台よりも小さなテーブルにいす。
お客さんは100%、いい年をしたおじさんたちばかりである。
女性はまったく見かけない。
初めてこの光景を見たときは、
「いい年した立派な大人がまっ昼間からお茶しながら、おしゃべりをして。。。。」
とあきれたものだが、よく聞いてみるとこれがお仕事なのだそうだ。
彼らのほとんどはポエザー(斡旋人=ブローカー)またはそのお客さんで、情報の交換をしたり、お客さんが来るのを待っているだとか。

ミャンマーにはあらゆるポエザーが存在する。
中古車売買ポエザー、不動産ポエザー、パスポートポエザー、政府提出書類作成ポエザー(行政書士のようなもの)、船員斡旋ポエザー、携帯電話ポエザー、外国での仕事を斡旋するポエザー、塾やよい家庭教師を紹介するポエザー、などなど。

日本語の授業中、ある生徒に
「あなたのお父さんは今、何をしていますか。」
と質問すると、
「喫茶店でコーヒーを飲んでいます。」
と回答する子がいたので驚いたことがあったが、こういう事情だったのかと納得した。




盲学校への寄付

2007年05月30日 | ミャンマーでの生活
日本のある任意団体からの依頼で、ヤンゴン市内サンチャウン地区にあるセントメリー盲学校に寄付金をお届けしている。(お届けだけしているのであって、私が寄付しているのではない)
2ヶ月に一度ずつ、この盲学校を訪問してもう10年以上になる。
届ける金額は日本円でわずかではあるが、盲学校にとっては大きな金額だ。
盲学校内で生活している生徒さんやその家族、盲学校のOBなどの食費補助として活用してもらっている。
私は団体からの寄付金とは別に、訪問のたびに盲学校の生徒さんが製作した籐のゴミ箱やお盆を買っている。これがなかなかの出来具合で、日本語学校で活用させてもらっている。

パンソーダンタワー

2007年05月29日 | ミャンマーでの生活
先日の「超、ホンマ」スーパーのちょうど向かい側に建設中なのがこのパンソーダンタワーである。
ヤンゴン市内ダウンタウンのパンソーダン通りとマハーバンドゥーラ通りの角という最高の立地にあり、着工後(ミャンマーにしては)すごいスピードでニョキニョキと12階まで伸びていった。
このビルの外壁はコンクリートや漆喰ではなく、合成樹脂パネルが使用されている。ミャンマーでは、雨期の湿気のため壁にカビが発生しやすく、壁がすぐに真っ黒になって見た目が悪いが、この合成樹脂パネルなら、カビがつきにくいので見た目にもきれいである。
ミャンマーも少しずつ変わってきている。
どんなテナントが入るのか楽しみ。

超、ホンマ?

2007年05月28日 | ミャンマーでの生活
ある日、妻が大阪弁に似た変な日本語をしゃべっていた。

「超、ホンマ。 超、ホンマ」

何度、聞いてもそう聞こえる。
「それって、どういう意味?」と訊ねると
「知らないの?有名なスーパーよ。パンソーダン通りにある。」

「へえ~。おもしろい名前のスーパーができたもんだねえ。
大阪弁を名前にしてしまうんだから。」

翌日、その場所に行ってみたら、
「Kyaw Home Mart(チョー・ホーム・マート)だった。」

写真がその「超、ホンマ」である。
時計台のある英国風の古い建物。前は宝くじ売り場だった。
この建物を見ると、銀座の和光堂の建物を思い出す。
大通りの角にあるし、どことなく雰囲気が似ているからだ。
でも、売っているものは日常雑貨品である。

このビルの上階には、韓国の人気女優、男優の大きな写真パネルが飾られている。
その髪型に似るようにカットしてくれるそうだ。

学生さん紹介コーナー(第6回)

2007年05月27日 | 学生さん紹介コーナー
学生さん紹介の第6回目です。昨日に引き続き、同じ中級クラスで勉強中のカインマーウインさんです。彼女はコンピューター塾で先生をしています。

1.名前:カインマーウイン(KHAING MAR WYN)
2.生年月日:1981年3月2日(26歳) 
3.出生地:ザガイン管区ティーチャイン郡区
4.住所:ヤンゴン市カマユッ郡区 
5.身長:157cm  6.体重:52kg 
7.学歴:ダゴン大学生物学専攻卒業 
8.職業:コンピューター塾の先生
9.趣味:読書、朝早く散歩すること。
10.好きな食べ物:ミャンマー料理、シャン料理
11.日本語レベル:中級学習中
12.どうして日本語を勉強しているか:
日本の文化と工業技術の発展に興味を持っているので。
13.何か一言:
何でもあきらめず、根気強く、努力することをモットーにしています。
私の友達になってくれる方がいましたら、
khaingmarwyn@gmail.com
にメールください。

学生さん紹介コーナー(第5回)

2007年05月26日 | 学生さん紹介コーナー
学生さん紹介の第5回目です。今回登場するのは中級クラスで勉強中のタンシンティンさんです。
彼女は国立技術専門学校(AGTI)で電気工学を専攻し卒業。現在、通信教育大学の2年生で物理学専攻しています。人なつこい笑顔が印象的です。

1.名前 :タンシンティン(THANT SINT TINT) 
2.生年月日:1987年8月21日 (19歳)
3.出生地:ヤンゴン管区コームー市
4.住所:ヤンゴン市カマユッ郡区 
5.身長:160cm      6.体重:50kg 
7.学歴:国立技術専門学校(電気工学)卒業、通信教育大学(物理学)2年
8.趣味:買い物すること。本を読むこと。スポーツジムで汗を流すこと。友達を作ること。
9.好きな食べ物:シャン料理、ヤカイン料理  
10.日本語レベル:今、中級クラスで勉強中です。
11.どうして日本語を勉強しているか:
日本へ行って日本語を勉強したいから。
12.何か一言:
私は日本語を 勉強すればするほど、面白くなりました。
日本の文化、習慣、着物がとても気に入りました。
私が日本について一番あこがれる点は、日本人の時間を守る習慣や、物事を真剣に最後まで
あきらめないでするところです。
私はこのように一生懸命努力する日本人と人たちと友達になってみたいと思います。
私の国の文化、習慣と交流したいです。
私と友達になってくれる人は
thantsintint@gmail.com
にメールください。待っています。

マンション屋上からの景色(2)

2007年05月25日 | ミャンマーでの生活
はるか向こうに高いビルが2つ。
左側がトレーダーズホテル。右側がサクラタワー。
(右側の大きなビルではない)

同じマンションにあるネットカフェ(3軒もある)はトレーダーズの最上階から電波が受けているそうだ。

うちのはさらに離れたゴールデンヒルタワーから来ているので、電波が不安定になりやすい。

やっと修理が終わった。
修理代3万5千チャット也。

インターネット修理中

2007年05月25日 | ミャンマーでの生活
うちのインターネットは無線LANで遠くから電波を受けている。
その受信機が故障(正確にいうと受信アンテナの向きが悪い)のため修理してもらっているところ。
中央に見えるのが受信装置で何百万チャットもするとか。
一応、ブロードバンド(10Mbps)なのに、YAHOO JAPANを開くだけで2分かかる。
ブロードバンドというよりボロバンドと言ったほうがいい。

マンション屋上からの景色(1)

2007年05月25日 | ミャンマーでの生活
うちのマンションは10階建て。今日はその屋上にのぼってみた。
屋上から見る景色はほんとうにすばらしい。
ヤンゴン河とヤンゴン港、ボータタウンパゴダも見える。
ヤンゴン河を航行する外国貨物船も見える。
遠くかなたにはタンリンの黄金パゴダ、ティラワ港のクレーンも見える。
なぜ、屋上にのぼったかというと、自宅のインターネットが完全に故障して
しまったからだ。
今、修理屋さんが来て、直してくれている。

雨季の合間

2007年05月23日 | ミャンマーでの生活
5月に入って毎日のように雨が降り続いていたが、今日は写真のような快晴。
少しからっとしてすがすがしい天気。午前中は涼しいくらいだった。
でも、午後からさすがに温度がぐんぐん上がり、猛暑となった。
猛暑となると。。。。。
やっぱり電気が消えた。
5月に入って初めての停電。でも20分後にはまた電気が来た。
写真は自宅と学校の間の通勤道。
ダウンタウンとはいえ緑が多く、気持ちがよい。
昨日始まった初級クラスも60人の大入りとなった。
(席が50人分しかないのに)
当日、申し込みに来てくれた子が5人いたが、残念ながら断ることになってしまった。

国際健康と美容センター(International Health and Beaty Center)

2007年05月22日 | ミャンマーでの生活
日本語に訳すとこうなる。
自宅の近くにオープンしたと聞いたので、早速行ってみた。
「健康」とあるからにはスポーツジムがあるに違いないと期待していたが、
あてはずれ。
1階は化粧品売り場、2階は美容院、3階は外国(バンコク、シンガポール)の病院に入院を手配してくれる事務所、4階は大ホールと歯医者さんなど。
う~ん。。。。
美容院はお客さんでにぎわっていたけど、他は店員さんたちとてもヒマそうだった。
居眠りしている子もいたぞ!
来年までテナントが続くのか心配になってきた。
せっかく「健康」センターを作ったのだから、スポーツジムを入れなきゃ。

チンロン(蹴鞠)

2007年05月21日 | ミャンマーでの生活
ミャンマーの伝統的なスポーツ(というか娯楽の一つ)チンロン。
町を歩いているとよく写真のような光景に出くわす。
ロンジー(巻きスカート)をたくし上げて熱中している。
あまり格好がいいとは思えないのだが、プロの選手の技はすばらしく子供たちに絶大な人気があるらしい。
女の子もするのかと学校のスタッフに聞いたら、田舎のほうではよくするそうだ。
そのときはロンジーではなく短パンになってするそうで、一度でもその光景を見てみたいものだ。
ミャンマーのチンロンを研究しているという日本の大学教授もいるくらいだ。
http://www.naash.go.jp/muse/culture/usami_2.html
チンロンで使う玉は籐(チェイン)でできており、「ロン」は玉なので「チェインロン」と言えばいいのだが、話はそう簡単ではなく実は「チン」は籠という意味なのである。
「チェインロン」という言葉は別にあって、それは日本で言うと「竹刀」のようなもので小学校の先生が指し棒として、また教室で言うことを聞かない生徒のお尻を叩いたりする道具である。




リバーサイドビュー・マンション

2007年05月20日 | ミャンマーでの生活
今から6年前になるが結婚後の新居を探しているときに、新聞一面にデカデカとこのマンションの広告が出ていた。
ヤンゴン河と港を一望できるすばらしい景観と立地のよさ、そして立派な外観の写真(のようなグラフィック)にすっかり魅了されて、早速現地に行ってみたことを思い出した。

行ってみてびっくり!

そこには何もなく空き地になっており、「リバーサイドビュー・マンション建設予定地」となっていた。
な~んだ、今から建てるのか。広告主に値段を聞くと一部屋400万円(当時のレートで)くらいだった。
値段は悪くないけど、いつ住めるの?と聞くと、「う~ん、今から資金集めをするから、3年後くらいかな。」
ミャンマーではほとんどの場合、マンション購入希望者(といっても投資目的)
から資金を集めて、建物を建築するのである。
着工したけど、十分なお金が集まらなかったら、どうなるか?
もちろん頓挫してしまう。工期とは名ばかりで、どんどん遅くなる。
今、やっと外壁が終わろうとしているような状態だから、内装が完成して住めるようになるまでには、あと少なくとも2年かかりそうな雰囲気だ。
すなわち、あの広告が出てから住めるまでに8年かかることになる。
ああ、あのとき買わなくてよかった。

学生さん紹介コーナー(第4回)

2007年05月19日 | 学生さん紹介コーナー
学生さん紹介コーナー第4回目です。今回は初めて男子学生の登場です。
名 前 :ソーピェートゥン
生年月日 :1988年7月26日(18歳)
出生地 :ベィ市(タニンダリー管区)
住 所 :ヤンゴン市ランマドー郡区
身 長 :168cm
学 歴 :通信教育大学(ヤンゴン)英語専攻
趣 味 :歌を歌うこと
日本語レベル :3級に合格しました。
どうして日本語を勉強しているか:
日本語はむずかしいですが、おもしろいです。日本で勉強しながらアルバイトもしたいです。日本の習慣に興味があります。東京に是非住みたいです。
何か一言:
日本人と友だちになりたい。いつでも用事があったら、連絡してください。
私にできることでしたら、なんでも。私のメールアドレスは
soepyaetun@gmail.com
です。日本の人とメールをとおして日本人の考え方や習慣などを学びたいと思っています。

インター(中級)クラスが始まりました

2007年05月18日 | 日本語学校
今日からいよいよ中級クラスが始まった。なんと68人の生徒が集まってくれた。
教室のエアコン3台はフル稼働しているが、熱気で外気温とほとんど変わらない。
でも、電気が毎日来てうれしい。

教室は60名分の席しかないのだが、詰めてもらってなんとか収まった。
そのうち男子生徒は10名ほどで、他は女子生徒ばかり。うちの学校は日本語女子学校になりそうだ。

ミャンマー男子たち、がんばれ!

最近は上級以上のクラスしか教えていなかったので、最初は調子をつかめなかったが、だんだんと乗ってきた。生徒のほうも最初はこわばった表情だったが、だんだんとリラックスしてきて反応もよくなった。それにしても、今日の生徒たち、一人も遅刻しないで来るとはすばらしい。これから4ヶ月この調子でいけばよいが。。。