ミャンマーの国営テレビを見ている人なら、この女性を見ない日はないと言っていいだろう。
CMでも、映画でも引っ張りだこ、街を歩いていれば屋外広告のモデルに多数起用されている。
名前はティンザーウインチョーさん。
(妻の話によると、ビルマ族で仏教徒だそうだ。)
今、人気急上昇の女優なのである。
スタイルも良いし、顔も目鼻がはっきりした華やかな雰囲気を感じさせる美人女優さんだ。
最近の映画では「イェートゥーマ(人魚姫)」の人魚を演じた。
(まったく台詞がなく、身振りと表情だけの演技だったそうだ。)
この映画の製作、監督は先日のブログで紹介した天才女性監督のチーピューシンさんで、この次に出演する映画もこの監督のものだそうだ。
さらに、その他に映画2本も撮影予定と来年用カレンダーの写真撮影、ポスター用写真の撮影なども入って、スケジュールがぎっしりという。
彼女はモデル出身だけにスタイルが抜群である。
今までのミャンマーの女優と言えば、少しぽっちゃり気味で結婚してしまうとブクブクに膨れて、もう別人のようになってしまう人が多かったが、彼女は違う。
他の女優さんたちと違って、彼女の良いところは、常にプロポーションを保つように努力していること。
毎晩、MICASAレジデンスのスポーツクラブでトレーニングをしているそうだ。
次の映画でアニェインダンス(ミャンマー伝統的舞踊)の踊り手の役を担当するため、舞踊の個人レッスンも受けている。
近い将来、ミャンマーを代表する女優になることは間違いなさそうだ。