ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

来ないで!

2009年01月31日 | ミャンマーでの生活
1月28日に発行された7 DAYS JOURNAL NEWSの第1面のタイトルは「マラーバーネ(来ないで!)」だった。

このタイトルの記事は3ページにもわたって特集されていた。

ジャーナル誌の記者が自らシンガポールで取材した記事になっている。

長文なので全部翻訳することはできないが、要約すると以下のようになる。

シンガポールでミャンマー人労働者に会いたければ、ペニンシュラプラザ(PENINSULA PLAZA)へ行けばよい。

そこには求職中のミャンマー人で溢れかえっていて、情報交換の場所になっている。

現在シンガポールには約10万人のミャンマー人が様々な目的で滞在していると言われているが、ほとんどは造船所(ドック)で溶接、塗装、板金、配管または港における荷揚げ、荷降ろしなどのいわゆる3Kの仕事に従事している。

世界不況の中、シンガポールもご多分に漏れず経済が思わしくない。

そのため労働者の解雇、賃金カット、残業時間の削減などによりミャンマー人の出稼ぎ労働者たちの雇用環境が大変厳しくなっている。

そのような状況にもかかわらず、シンガポールに出稼ぎ希望のミャンマー人がまだ大勢、行列を成してスタンバイしているという。

そのような人たちに対して、現地で働いているミャンマー人の先輩たちのアドバイスが「(シンガポールに)来ないで!」だった。

シンガポールに来て3ヶ月になるというミャンマー人男性Aさんは、まだ一度も家族に仕送りできない。

Bさんの話によると、
「今、一番の問題は残業がなくなったこと。残業がないとお金が残らない。
それからドックの仕事は絶対にやめたほうが良い。ドックの仕事はものすごくきつく、割に合わない。ミャンマーの田舎で重労働していた男でさえ耐えられなかった。特に船の塗装の仕事はきつい。
先週、15人が仕事を辞めて帰国してしまった。」

Cさんは
「ドックで塗装作業を1日やって日給が16シンガポールドル(約千円)。以前は残業をやると1.5倍、日曜出勤の場合は2倍の賃金がもらえたが、今は月曜日から金曜日までの定時の仕事だけ。シンガポールの生活費は高いのでお金が残らず、ミャンマーに残した家族に仕送りができない。」という。


上記の人たちはシンガポールに出稼ぎに出るために、ヤンゴン市内の斡旋業者に400万チャット(約33万円)の斡旋料を払っている。

この元手を取るだけでも、一体何年かかるのか見当もつかない。

シンガポールに出稼ぎに来るミャンマー労働者たちは高収入を期待しているが、高収入どころか生活していくだけでも大変な状況にある。家族に仕送りなどとても無理である。

ミャンマーの斡旋業者の話を信じてはいけない。
彼らは斡旋料が欲しいがために、いい話ばかりする。

(以上、要約)

自分のお金で来ている人はまだ良いほうで、高利貸しから借金して来ている人は、利息さえ返すことができず、借金が雪だるま式に膨らんでいる。

シンガポールへの出稼ぎ事情は思った以上に酷いようである。

アイス屋

2009年01月30日 | ミャンマーでの生活


近くにある小中学校の校門前で売っている屋台のアイス屋。

手前に持っている細長い筒のようなものに、アイスの素になる液体(ミルク、砂糖、練乳などで作られていると思われる)を入れて、それを円形の鉄製の容器に差込みぐるぐる回すと、これがまた不思議。10分ほどでアイスになっている。

円形の容器の中には氷が入っているだけで、電気は使っていない。

今、ミャンマーは涼しい季節ではあるが、昼間の気温は30度を超え直射日光も当たっている所で電気を使わずにアイスができるのは不思議な感じがする。

日本に電気を使わないでアイスを作る店があるだろうか?

もしかして器の中に入っている氷はただの氷ではないのかもしれない。

小学校の理科の実験のとき、ビーカーに氷を入れて塩を入れると急激に温度が下がったのを思い出した。



青いルーレットのようなものがあるが、これを回転させて当たりが出るともう一本アイスがもらえる。

それにしても、不思議なアイスの屋台である。

このアイス、前から気になっていて食べてみたいのだが、食べるとお腹を壊すのは確実だから遠慮しているが、お腹に自信がある人は挑戦してみてください。

でも、腹痛に当たっても責任は負いません。

日本留学試験は1回だけ?

2009年01月29日 | 日本語学校

今年の日本留学試験(EJU)は世界各国(といっても限られた国だけだが)で6月と11月の2回行なわれる予定である。

一回目は6月21日、二回目が11月8日に行なわれる。

試験の主催者は日本側は日本学生支援機構(JASSO)、ミャンマー側は元日本留学生協会(MAJA)ということになっている。

ところが、昨日発売された7 DAYS JOURNAL NEWS誌によると、ヤンゴンでは今年に限り11月の試験は中止されるということだ。

理由は何かというと、試験が行なわれる11月にアセアン諸国の留学生協会の代表者たちがヤンゴンに来て交流会が開かれるからだそうだ。

元日本留学生協会はミャンマーの若者たちのために日本留学の支援をすることが目的の一つではなかったか。

それなのに自分たちの都合を優先させて、一方的に試験を中止してしまうとは失望するばかりである。(どなたが決めたことなのでしょうか?)

これでは留学を支援するどころか、留学させないようにする団体と思われても仕方がないのではないか。

こういうのを「本末転倒」というのではないでしょうか。

まあ、日本語能力試験の受験者がミャンマーで3千人に対して、留学試験の受験者は60~70人程度だから、どうでもいいと思っているかもしれないが....


濃霧の季節

2009年01月29日 | ミャンマーでの生活


↑朝6時半、歩いて職場へ向かう途中の風景

今年も濃霧の季節になった。

ヤンゴンでは2月から3月にかけて早朝に深い霧が降りる日が多い。

これは日中の気温が上がり、海面の温度が上昇する一方、夜中に急激に冷えるため、海面から蒸発した水分が冷やされ霧になるのである。

先々週、ミャンマー気象協会の局長のインタビューが新聞に載っていたが、その人の話では2月初旬に濃霧が発生するから注意するようにという話だった。

昨日のような深い濃霧のときはヤンゴン川の対岸にあるダラ町から通勤してくるスタッフは舟が欠航するので霧が引くまで長時間待たされ、職場にも大幅な遅刻になってしまう。

授業の前、生徒たちが「先生、今日は雪が降っていますね!」と言う。
「雪じゃなくて霧だよ。」と教えるが、他のクラスでも
「先生、雪が降っていますね!」

なぜそうなるかというと、ミャンマー語では雪も霧も「ニン」という言葉を使う人が多いからだ。
本当は霧を表す「ミュー」という言葉があるが、あまり使われていない。

ミャンマー人が「ヤンゴンでもよく雪が降ります」と言ったら、霧のことだと思ったほうが良い。

追記:
去る16日の中国正月の日にMRTV-4でわが日本語学校の紹介番組が午前と午後の2回放送されたそうです。
でも残念ながら両時間共に停電中のため見ることはできませんでした。
こんなに停電が多いのに、テレビを見る人がいるのでしょうか?


流行の魚蒸し料理

2009年01月28日 | レストラン・食べ物情報


最近、ヤンゴン市内で流行っている料理として魚蒸し料理(ガーパウン・サーガンシー)がある。

先日、クイーンズパークホテル内にあるレストランでこれを食べたところ、とても美味しかった。

魚はカカティという川の魚を使っているので生臭いかと不安だったが、料理に使われている梅干(サーガンシー)が生臭さを消している。

この料理はボリュームがあって大人数(3~4人分)食べられるし、この魚から取った出汁をそのままスープとして味わうことができるのでスープを別に注文しなくてもよいので安上がりなのだ。

以前は高級中華レストランにしかなかったが、最近はシャン料理の小さな店でもこの料理が食べられるようになった。

ある高級レストランでは8000チャットだったが、ここでは6000チャットという格安料金だった。

是非おすすめのメニューです!

中国のお正月

2009年01月27日 | イベント・行事






昨日は中国のお正月(春節)だった。

といっても祭日ではなく、政府機関も小中高校も通常通りやっていて普段の日と変わらなかった。

カレン族の正月は祭日として扱われているが、中国正月は正式なものとして見られていない。

ミャンマーには135の民族がいると公式に言われているが、その中に「中国人」「中国民族」というのは含まれていない。

歴史的にミャンマー固有の民族ではなく、かなり後から入ってきた外国人という意識が強いためであろう。

ところが、ミャンマー身分証明カード(NRCカード)などの民族を書く欄には、ちゃんと「中国民族」という表記がなされている。

中国の正月ということで、チャイナタウンはものすごい賑わいになっているだろうと、ちょっと出かけてみたが、これが拍子抜け。

商店街のほとんどはシャッターが閉じられ、出店もほとんどなく、中国寺に参拝する人もちらほら見られる程度だった。
街はいつもの賑わいとは考えられないほどひっそりしていた。
 
先日見られなかったドラゴン踊りが見られるかと期待していたが、これも当てが外れてしまった。

というわけで、日中の強い陽射しの中、20分間ほどチャイナタウンを散策しバスで職場に戻った。

午後4時半、この日は日食が見られるというので、遮光ガラス+サングラスで太陽を観察してみた。

確かに太陽の左側の3分の1が黒くなって欠けているのがしっかりと見えた。

自分以外に太陽を観察している人はいなかったのでちょっと虚しくなった。

次の日食は7月22日で、皆既日食なのでこちらに期待しよう。



↑巨大ドリアン発見。これはタイからの輸入品であると思われる。

チャイニーズデー

2009年01月26日 | イベント・行事






昨日はまさに「チャイニーズデー」だった。

まず、午前中は自分以外の家族全員が、妻の親戚の家に招待されごちそうになる。
(その親戚は中国系の男性と結婚している。)

そして、午後からCAPITAL HYPER MARTで行なわれている中国正月を祝うイベントを見に行った。

お目当てのドラゴン踊りのコンテストは時間の都合で見ることができず残念だったが、チャイニーズのファッションショーは見ることができた。

会場はものすごい人だかりでヤンゴン中の人たちが全部集まってきたかのよう。

中国系の人たちより、一般のミャンマー人観衆の方が断然多かった。

ミャンマー人にとっては中国のファッションショーを見るのは初めてという人が多く、みんな興味深そうに見入っていた。

モデルさんは中国人でなくミャンマー人であるが、なかなかの美人ぞろいで、カラフルな中国服がよく似合っていた。









そして夜は、自分の教え子の家族に招待され、中国の正月を祝う特別料理をごちそうになった。

家族の娘さん三人のうち二人は現在、大阪に在住で一人は大学2年生、もう一人は日本企業に就職中である。

この料理は全部、一番上の娘さんが作ってくれたものだが、どれも実においしかったです!

料理の種類もボリュームもすごくて全部食べ切れなかった。

家族で楽しいチャイニーズデーを過ごした。



体中が痛い!

2009年01月25日 | イベント・行事
今朝起きてみると体中がいた~い!

特に手や腕が痛く、コンピューターを打つ手がなかなか動かない。

昨日の行なわれた運動会のせいである。

6歳の娘が通う日本人学校(日本人会との合同)の運動会で3つの競技に参加した(参加させられた?)からである。

参加した競技は「銀輪リレー」「綱引き」「玉いれ」で、特に綱引きで本気になったのがいけなかった。

普段、全然使っていない足でふんばる力、腰の力、腕でひっぱる力、綱を握る力など体中のあらゆる部分にいきなり負担をかけたから、体がびっくりしてしまったのだろう。

母親と娘が参加する親子競技(障害物リレーのようなもの)では、娘がアンカーを務めたのだが、最後の走る場面で娘がすってんころりんと思いっきり転んでしまい、後で大泣きしてしまった。

転んで痛いから泣いたのではなく、それまで相手をリードしていたのに、自分のせいで負けたことが悔しかったのだろう。

このように悔し涙を流す経験はとても大切で、娘の成長のための大きな糧になる。

この場面をビデオで撮ってあったので、後で家族や親戚と一緒に見たのだがミャンマー人たちに大受けしていた。
(本人は部屋に引きこもってしまった。)

ビデオを何度も巻き戻しスロー再生しながら、「母親が後ろから押したのが原因で転倒した」のだとか、本人は「絶対に押していない」と反論したりで、大議論になった。


ところで、ミャンマーではこのような日本式の運動会を行なうことはない。

だから、沿道の住民、運転手たち、そして警備の治安部隊の人まで、珍しげに見物しながら大笑いしていた。

うちの日本語学校でも運動会をやったら皆、喜ぶかもしれない。

↓運動会の様子





ミャンマーとイスラエルの関係

2009年01月24日 | ミャンマーでの生活

ミャンマーとイスラエルという2国間の関係は何も接点がないように思える。

仏教国のミャンマーに対して、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教のイスラエル。

平和でのどかなミャンマーに対して、戦争、テロ、虐殺、対立の歴史で血塗られたイスラエル。

地理的にも文化的にも、宗教的にも何も接点がない。

しかし、最近のミャンマーのジャーナル誌、雑誌類にはイスラエルのことが頻繁に出ている。

これは今、問題になっているパレスチナとの戦争のことではない。

●FLOWER NEWS (1月13日付)
農業技術研修生5人をイスラエルに派遣

●YANGON TIMES (1月15日付)
水産業研修生5人をイスラエルに派遣

●7 DAYS NEWS JOURNAL
イスラエルから専門家をミャンマーへ派遣し、講演会を行なう


など、イスラエル側からの技術協力、経済協力のアプローチが盛んにある。


農業関係のミャンマー人研修生受入数では世界の中でイスラエルが一番多いそうである。
(日本が一番多いと思っていたがそうではないらしい。)


イスラエルといえば、キブツ(集団的自給自足生活)が有名であるが、キブツで働きながら研修をするのであろうか。


ヤンゴン市内にはイスラエル大使館もあり、イスラエルの薬品会社、コンピューター関連企業の製品を扱う代理店もできており、ミャンマーとは良好な関係を築いている。

ミャンマーに対して厳しい態度をとり経済制裁を行なっているアメリカ。
その親友、イスラエルがミャンマーと仲が良いというのは不思議な感じがするが、FLOWER NEWSの記事を読んで納得した。

ミャンマーとイスラエルは共に1948年に独立したという理由で、それ以来良い友好関係が続いているそうである。

国連の分類ではイスラエルは先進国だそうだが、今回のパレスチナ爆撃は残虐極まりないものであり、国際社会から非難されて当然である。

ハマスと全然関係のない一般人、女性、子どもを無差別に殺戮している。

その結果、残された家族、親戚、友人たちのイスラエルに対する恨み、憎しみは想像を絶するものがある。

イスラエルはテロを撲滅するためだと言っているが、かえってテロリスト予備軍をどんどん生み出しているのではないか。

イスラエルの後ろ盾になっているアメリカの罪は重い。

オバマが中東問題を解決してくれるかどうか.....


日食が見られる(かも?)

2009年01月23日 | イベント・行事

1月26日にヤンゴンで日食が見られるかもしれない。

7 DAYS NEWS JOURNAL誌によると、1月26日(月)の午後3時半頃から午後5時25分までの間に見られるという。

午後3時半から日食が始まり、最大の食は4時半頃になり太陽の3分の1が隠れるそうだ。

マンダレー以北では太陽の5分の1が欠ける。

皆既日食のように日中、急に暗くなって、カラスが騒ぎ出し不気味な雰囲気になるということはないが、なかなか見られない天体ショーに期待したいと思う。

なお、第2回目の日食は今年の7月22日に見られる予定である。

2回目は皆既日食となり、天気が良ければミャンマーでも皆既日食が見られるそうだ。

7月はミャンマーでは雨季になるので、ヤンゴン市内から見るのは難しいが、バガンやマンダレーなど乾燥地域では見られる可能性が高い。

中国とミャンマー国境ではさらによく見えるそうである。

中国春節が間近

2009年01月23日 | イベント・行事

ミャンマーでも中国の旧正月(春節)が近づいてチャイナタウンを中心に活気が出てきている。

今年の春節は1月26日ということで、昨日の授業も中国系の生徒たちは早くも休みに入って、急に学生数が少なくなった。

マンダレー、ラショー、タチレクなど中国人の多い町に帰省する学生が多い。

こんな遠い所から日本語を勉強するために出てきてくれていることに驚くとともに本当に有難いと思う。

スーパーでは中国正月を祝う飾り物や食べ物、お菓子類がたくさん並べられている。

中国正月を祝うイベントとして、1月23日から25日まで、ヤンゴン市郊外(タケタ地区)にあるCAPITAL HYPER MARTにおいて、ドラゴン踊り(獅子舞?竜舞?)のコンテストが開かれる。

優勝したチームには100万チャットが贈られるという。

イベントは3日間、午後3時から午後9時まで開かれ、屋台など出店が45軒出店し、モデルショーなども開かれる予定である。

ミャンマーで中国の雰囲気を味わいたい方はどうぞお出かけください。

大学入学資格試験まであと少し

2009年01月22日 | ミャンマーでの生活
ミャンマー人の人生を決めてしまうと言っても過言ではない大学入学資格試験まで2ヶ月を切った。

各ジャーナル誌には試験に向けてアドバイスやら勉強の仕方やらが特集されている。

試験日程も発表されている。

3月11日 午前9時~12時 ミャンマー語
3月12日 午前9時~12時 英語
3月13日 午前9時~12時 数学
3月14日 午前9時~12時 化学
3月16日 午前9時~12時 物理学
3月17日 午前9時~12時 生物学/歴史学(選択)
3月18日 午前9時~12時 地理学
3月19日 午前9時~12時 経済学
3月20日 午前9時~12時 ミャンマー文学(選択)

受験生はこれらの科目のうちから6科目を受験する。

ミャンマー語、英語、数学は必修科目である。

試験は日本のようなマークシート方式ではなく、すべて記述式である。

日本では「現代国語」にあたる「ミャンマー語」では長文読解の問題は出題されない。

例えば、「○○という詩の形式について述べよ」という風な出題の仕方である。

英語の試験では作文も書かせる。

例えば
「あなたは外国の○○に住んでいる叔父のところへ夏休みに遊びに行くことを計画します。
叔父に書く手紙を英語で書きなさい。」
というような問題である。

1日1科目ずつ行なわれるのが特徴で、各科目3時間という十分な時間を与えている。
日本のセンター試験のように時間との戦いではない。


受験生のために試験会場であがらないためのアドバイスが書いてあった。

1.仏教の五戒を唱えなさい。
2.これまで教わってきた先生方の顔を思い浮かべて礼拝しなさい。

なんともミャンマーらしいです。


追記:

受験生が一番苦手としている科目はどれでしょうか?

実は「ミャンマー語」なのです。

この科目だけは採点が特に厳しく、少しのスペルを間違っただけで減点されるそうです。

優秀な学生でも、ミャンマー語だけは高得点が取れません。

ハローキティの店がオープン

2009年01月21日 | ミャンマーでの生活

ミャンマーにもハローキティの店がオープンした。

娘たちはハローキティのキャラクターが大好きなので、大喜びだ。

ミャンマーにもハローキティがだんだんと浸透してきている。

早速、娘たちのために弁当箱、フォークセット、弁当を入れるバッグなどを買った。

日本の値段ほど高くないのが嬉しい。

店の経営者は中国系のミャンマー人女性(すごい美人!)でお姉さんが中国にハローキティの店を開いているという。

その関係で製品は中国にあるサンリオの工場で作られたものを輸入しているそうだ。

だから、ニセ物を買わされる心配はない。

中国製だから品質に少し不安があるが、使ってみて問題なければまたここで買い物しようと思う。

BRAVO
NO.5, NAWADDY STREET, DAGON TOWNSHIP, YANGON
PHONE:722890
(パークロイヤルホテルのすぐ近くです。)

ソフトウエアーとネットワークの講座

2009年01月21日 | ミャンマーでの生活

1月20日発売のインターネットジャーナル誌より引用。

ヤンゴンコンピューター大学と日本のJICA(国際協力機構)の共同主催により、ソフトウエアー開発とネットワーク開発に関する講座が開講される。

講座はヤンゴンコンピューター大学(ラインキャンパス)内のICT TRAINING INSTITUTEにおいて行なわれ、期間は22週間である。

講座を受講するための選抜試験はオンライン方式で3月23日、24日の二日間行なわれる予定である。

受講料は30万チャットで講座を修了した場合、国際的に認定されたソフトウエアー開発とネットワーク開発技術者としての認定証が交付される。

詳細はヤンゴンコンピューター大学(電話:661715)に問い合わせること。

(引用終わり)


JICAがミャンマーのIT分野でこのような講座を有料で開くというのは聞いたことがなく、今回が初めてではないだろうか。

コンピューターには無縁で反応の鈍いうちのカミさんまでこの記事に敏感に反応していたから、IT関係に興味のある若者たちに大きな反響を与えることは間違いない。


しかし、この種の講座ならヤンゴンコンピューター大学やヤンゴン市内にある私営のコンピューター学校(KMD, MIC, WINNERなど)がすでにやっている分野であり、成果もあげている。

なぜわざわざJICAがこのような講座を開くのかよくわからない。

私営のコンピューター学校ではまだレベルが低いということなのか。

私営の学校にとっては明らかに競合になるであろう。

ミャンマーにおいて、JICAのネームバリューは絶大であるから、受講希望者が殺到することはまず確実であると思われる。

何人規模の講座なのかわからないが、私営の学校の経営者にとっては何人か生徒を取られてしまうことになるので、良い気持ちにはならないだろう。

もう一つの問題として、22週間(約5ヶ月)の講座で30万チャットというのはかなり高い料金であると思う。

この記事を読んだ人は「JICAは金儲けする機関だったのか....」という印象を与える可能性がある。

JICAは国際協力、技術協力、人道支援を目的とする日本政府の団体であり、商業主義とは結びつかない。

今回の講座は一般向けのものであるが、むしろ民間のコンピューター学校で教えている教師を対象にして、より高度なIT教育を無償で行なうとか、民間学校に通う優秀な学生で家庭が豊かでない人を対象に奨学金を出すとか、そのような支援をしたほうが良かったのではないかと思った。


人魚姫コンテスト

2009年01月20日 | イベント・行事


1月18日発行のVOICEジャーナル誌などから引用。

来たる2月7日、ミャンマー水産業協会の発足10周年記念大会と同時に、「第1回人魚姫コンテスト」が開催される。

賞金は以下の通り

優勝、60万チャット
2位、40万チャット
3位、20万チャット

16歳以上の独身女性なら、誰でも応募できる。

KOSE、 FASIO化粧品売り場カウンター、またはミャンマー水産業協会で申し込むことができる。

申し込み期限は1月31日まで。(応募費用は無料)

(引用終わり)

ミャンマー水産業協会は発足後まだ間もない協会ではあるが、本部は立派な建物を持っているし、毎週、著名人を呼んで講演会を行なっているし、なかなか活動が活発なのである。


人魚姫コンテストの参加資格で国籍については何も書いていなかったので、ヤンゴン在住の日本人も応募できるかもしれない。

人魚姫って、まさか水着になるのでは?と期待している男性たちが大勢いるが、ミャンマーで女性の水着(それも大衆の目の前で)はまず考えられない国なので、期待しないほうが良い。

ある人は、シンクロのようにプールに入って水に潜ったり踊ったりするんじゃないかと思い込んでいる人もいるが、それも考えられない。

ミャンマーでシンクロを教えられるコーチなどいるわけないし....

では、どんなスタイルで登場するのか?

それは当日のお楽しみ!