ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

ダウンタウンの交通事故はやっぱり少なかった

2014年01月17日 | ミャンマーでの生活


2013年の交通事故数は過去最高



2013年の1年間で交通事故の件数は過去最高となったことがわかった。


2013年1月1日から12月31日までの統計によると、ヤンゴン市開発委員会の管理区域内で起きた交通事故は2098件で、死亡者316人、負傷者2870人であったことがわかった。


「交通事故の主な原因は交通規則を守らないことです。ヤンゴン市内で起きている事故の中で多いのは車と車の事故より車と人の事故のほうが多いです。運転手も歩行者も規則を守らないことから起きている事故が多いです。交通規則の教育を広く行なう必要があります。」と陸上運輸局のウーアウンミィン氏が述べた。


2013年の交通事故数によると、平均5日に4人が死亡していることになり、1日に6件の交通事故が起きている。


また、交通事故が多く起きている地区はラインターヤー郡区、ミンガラードン郡区、インセイン郡区であることがわかった。


「交通事故の件数はダウンタウンは少ないです。ラインターヤー郡区、ミンガラードン郡区、インセイン郡区などの郊外が多いです。昼間より夜間に事故が多いです。なぜかというと夜間は交通量が少ないので制限速度を超えて運転するからです。また、飲酒運転もあります。ですから、このような数字で現れています。」とミャンマー交通警察の担当者が述べた。



<ヤンゴン市内の年別の交通事故数>

年    交通事故数   死亡者数   負傷者数
2008年  668件     153人    1185人
2009年  864件     206人    1619人
2010年  795件     175人    1251人
2011年  1169件     208人    1830人
2012年  1242件     291人    1896人
2013年  2098件     316人    2870人


<交通事故が多い地区>

1.ラインターヤー郡区  217件
2.ミンガラードン郡区  195件
3.インセイン郡区    193件
4.マヤンゴン郡区    169件
5.ライン郡区      112件
6.北オカラッパ郡区   95件
7.ティンガンジュン郡区 93件
8.シュエピーター郡区  90件
9.バハン郡区      85件
10.カマユッ郡区     84件

<交通事故が少ない地区>

1.バズンダウン郡区   14件
2.サンチャウン郡区   16件
3.ラタ郡区       18件
4.東ダゴン郡区     22件
5.ランマドー郡区    25件
6.ボータタウン郡区   26件
6.バベーダン郡区    26件
6.ヤンギン郡区     26件
9.アローン郡区     28件
10.ドーボン郡区     33件


(1月10日発行/オートモービル週刊誌)




いつぞや、ダウンタウンは交通量が多く危険だから日本人学校のスクールバスは行かせないほうが良いと仰っていた人がいましたが、まったく逆であることが明らかにされました。


危険なのはゴールデンヒルやマリーナがあるガバエーパゴダ通り、それから、ピー通りであることは一目瞭然です。


データは真実を物語る。。。。 



携帯電話のまとめ

2011年02月19日 | ミャンマーでの生活

2月12日発行のVOICE誌より

ミャンマーの現在の携帯電話の状況についてまとめてあったので、要約してみた。
わかりやすくまとめたつもりであるが、まとめるほど何が何だかわからなくなります。
今後、ミャンマーで携帯電話を買おうと思っている人に役に立つ(かも)。

CDMA式携帯電話
50万チャットのものと150万チャットのものと2種類ある。

1.CDMA450MHZ式携帯電話(50万チャットのもの

●2010年から首都ネイピードーで発売開始。
●国内ならどこへ持って行っても(電波が届けば)通話できるので人気がある。
●番号は0949-で始まる。
●プリペイド式なので電話料金の支払いのために電話局で並ばないで済む。
●プリペイドカードには1万チャット、3万チャットの2種類があり、国際電話を使用する場合は20FEC、50FECの2種類がある。
●通話料金は国内一律で1分間50チャット。
●インターネットが利用できるEDVO DATA SERVICEもまもなく利用できる予定。

2.CDMA450MHZ式携帯電話(150万チャットのもの)

●「カンヨーダン・フォン」(=沿岸地域でよく通じる電話)と呼ばれている。
●番号は0986-または0985-で始まる。
●プリペイド式ではなく、通話料は電話局で支払う。
●正規の価格は150万チャットであるが、市場価格は100万チャット以下になっている。
●2008年の大型サイクロン「ナルギス」上陸の年に販売開始したので「ナルギス電話」とも呼ばれている。

3.CDMA800MHZ式携帯電話

●プリペイドカード式で2010年から発売開始され、人気となっている。
●販売価格は50万チャット。
●ヤンゴン市とマンダレー市を中心に発売され、25万台が普及している。
●ミャンマー通信公社とトゥートレーディング会社の関連企業であるE-LITE TECH会社が運営している。
●ヤンゴン市では01-73で、マンダレー市では02-91で番号が始まる。
 ただし、2月15日から09-で始まる番号に変更する予定(だったが延期された。)
 ヤンゴンは09-73、マンダレーは09-91に変わるらしい。(いつになるかわからない)
●インターネット接続が可能なミャンマーで初めての携帯電話となった。
 インターネット利用料金も1分4チャットと格安なので人気がある。
●ミャンマー国内ならどこでも持ち運び(電波が届けば)通話できるが、ヤンゴン市やマンダレー市以外の場所で通話する場合はCDMA450MHZの携帯電話にカードを入れ替えなければ通話できない。
●インターネットの接続スピードは遅いが、利用者からは満足の声が上がっている。

4.CDMA式固定電話

●ヤンゴン市で主に利用されており、番号は01-70, 01-71, 01-72で始まる。
●この電話は「チンホン(=かご電話)」と呼ばれており、かごに通常の固定電話機を入れて持ち運んでいる。
●ヤンゴン市内しか利用できず、市場で売買されていない。
●ミャンマー通信公社がCDMA800MHZと交換を勧めている。
●ヤンゴン市内で20,038台が普及している。

5.使い捨てタイプのCDMA450MHZ(50FEC)とGSM(50FEC)

●2008年末に2種類のプリペイドカード使い捨てタイプの携帯電話が発売された。
●CDMA450MHZ(50FEC)とGSM(20FEC)の2種類である。(当初は10FECと20FECだけだったと記憶している。10FECはすぐに発売中止となった。)
●GSM(20FEC)のカードは2010年11月に突然販売を中止してしまった。
(これでかなりの人たちが困った)
●CDMA450MHZ(50FEC)のプリペイドカードはまだ発行されている。
●この携帯電話もミャンマー国内のどこでも持ち運びができ(電波が届けば)通話できる。

6.GSM式携帯電話(150万チャットのもの

●一時は300万、400万、500万と市場価格にプレミアムがつくほどの人気があったが、今では70万チャットに暴落している。
●暴落の原因は50万チャットのプリペイド式携帯電話が発売されたからである。
 (2011年2月中旬から)
●ミャンマー国内の限られた都市でしか通話ができない。
●利用者が多いため、かかりにくいことがある。会話の途中で切れることもある。
●国際ローミング協定を中国企業と結んでいるので、海外でも使用可能となりそうである。(いつ実現するか不明)
●485,100台が普及している。
●0950-、0951-で番号が始まる。
●プリペイド式ではなく、通話料は電話局で支払う。
●150万チャットと高いのに、インターネットが利用できる見込みはない。

7.GSM式携帯電話(50万チャットのもの)

●2月中旬から発売が開始されたばかり。
●プリペイド式である。
●0941-、0942-で番号が始まる。
●インターネットはまだ利用できないが、近い将来利用できる見込みである。

8.WCDMA式携帯電話

この電話はGSM方式を一段と機能をアップしたタイプである。
●世界的にWCDMA式の携帯電話が普及しているが、ミャンマーではまだまだである。
●インターネットのサービスが利用できず、利用者は少ない。
●0955-で番号が始まる。
●ミャンマー国内どこでも(電波が届けば)通話できる。
●販売価格は150万チャット。
●普及台数は28000台。

9.McWILL式の携帯電話
●ザガイン管区の7都市で試験運用を開始した。
●当初は携帯電話も使えるということだったが、インターネットのブロードバンド・無線接続方式としてのみ利用することになった。
●ネットの利用はプリペイドカード方式で1万チャットと3万チャットの2種類がある。

10.その他の携帯電話
●ARTSラジオ電話、DECTラジオ電話などがあるが、利用者はほとんどいない。
●0999-で始まるセルラーフォン、0980-で始まるモバイルフォンもあるが、市場価格は30万チャットに暴落しており、買い手もいない。

(参考)各携帯電話の略語解説

1.GSM = GLOBAL SYSTEM FOR MOBILE TELECOMMUNICATION

2. CDMA = CODE DIVISION MULTIPLE ACCESS

3. MC WILL = MULTI CARRIER WIRELESS INFORMATION LOCAL LOOP

さて、日本はどの方式なのでしょうか。
日本にもこんなにたくさんの通信方式があるのでしょうか。

ますます複雑化するミャンマー携帯電話事情でした。




また投稿テスト

2010年08月08日 | ミャンマーでの生活
gooブログにはほとんど投稿していないが、なぜか毎日のアクセス数は140を超えている。昨日のアクセス数は146だったが、なんでこんなことになるのだろう。

多分、この数字は本当のものではないと思われる。

gooブログとあろうものが、正確でないデータ、作り物のデータを見せているとは、情けない。

yahooのデータのほうが正確であると思われる。

コメントすべて削除しました

2009年04月26日 | ミャンマーでの生活
ある方からの指摘により、コメント欄のコメントをすべて削除しました。

コメントの中に不適当な記述があるとのことで、このまま放っておくと、管理人または管理人の家族に危害が及ぶおそれがあるそうです。

どのコメントがそれに該当するのか、いちいち探してチェックするのは不可能なので、機械的な処理としてすべてを削除させていただきました。

指摘した方の話によると、管理人は記事だけでなく、コメント欄の内容にも責任を持たなければならないそうです。

しかし、自分にはコメント欄の記述、リンク先までたどってチェックし、適当かどうかを判断し、責任を持つまでの能力を持っておりませんので、やむなくコメントを削除することになりました。

「言論の自由」という立場から言えば大変残念なことですが、家族の安全、安心を優先させていただきました。

皆様にご理解していただきたいと思います。


水掛け祭りまでもうすぐ

2009年04月11日 | ミャンマーでの生活

ヤンゴンの街を歩いていると、あちこちで水掛け祭り用のマンダ(仮設舞台)の設置が行なわれている。

もう街は水掛け祭りのムードが一杯で、職場などでは長い連休前の最終日ということで、すでに水を掛け合って、同僚同士がしばしの別れの挨拶をしている。


↑鮮やかな黄色い花はグーワーといい、今、満開になっている。

グーワーの花はタイ国の国花になっている。

英語ではゴールデンシャワー(金色のシャワー)と呼ばれ、本当に花のシャワーのように綺麗だ。

自分はこの花が一番のお気に入りです。

ミャンマーの国花は「バダウ」であるが、こちらも黄色の花が一斉に咲いて、見事である。

今年はまだ本格的には咲いていない。

祭り中に咲けば、水掛けとバダウの組み合わせは最高の絵になる。
なんとか写真に収めたい。

グーワーの花は4月中ずっと見られるが、バダウは一斉に咲いて、わずか1日で散ってしまう豪快であり、儚い花なので、ミャンマーの人たちはバダウが大好きだ。


↑街には早くもミャンマー産ドリアン、マンゴーが出回っている。

ドリアンは1個6000チャット。去年のこの時期は1個3000チャットだったから、まだまだかなり高い。

マンゴーは3個で1000チャット。

5,6月にはこの値段が3分の1まで下落するが、今の時期のマンゴーが甘酸っぱくて一番おいしいと思う。

5,6月は甘すぎて、自分はあまり好きではない。


またまた延期

2009年04月11日 | ミャンマーでの生活


インターネット回線の修理の完了日がまたまた延期になった。

最初は3月21日から25日までだった。

それが、4月1まで延期され、そして4月3日まで再延期、そして今度こそ「4月7日の夜に終わります」と宣言していた。

そして今日の表示は
「一応修理は完了したが、まだ問題が残っているので4月17日まで延長します。」

昨日、ネットカフェの様子を見て回ったが、どこもガラガラだった。

7歳の誕生日

2009年04月10日 | ミャンマーでの生活


上の娘は7歳の誕生日を迎えた。

というわけで家族揃ってTホテルでディナーを楽しんだ。

外はムシムシと蒸し暑く(夜でも32度です!)、おまけに自宅は停電だったので、ひんやり涼しいホテルの中はもう別世界。

西洋スタイルのバイキングを皆、お腹いっぱい食べて大満足でした。

ところで、日本の教育制度では6歳で小学校に入学するのだが、娘は7歳になってもまだ小学校に上がっていないというおかしな状態になっている。

というのは、4月8日生まれ(遅生まれ)のため去年の入学ができなかったからだ。

それに、ヤンゴン日本人学校の入学式が4月23日と日本より遅いため、7歳になったけれど、まだ小学校に上がっていないという状態になっている。

ミャンマーの教育制度では6月1日時点で5歳になっていれば小学校(幼少課程)に入学できるシステムになっている。
しかし、実際は満5歳でなくても、例えば4歳8ヶ月でも入学しているケースも多い。
この点はミャンマーではかなり柔軟に対応している。

ミャンマーは4歳で小学校入学、一方で娘は7歳で入学。
ミャンマーが早すぎるのか、それとも日本が遅すぎるのか......

早く入学するかどうかで学力や成績の上でどちらが有利かと言えば、やはり遅く入学するほうが有利なことは確かなようだ。

慶応大学小学部の入試では早生まれの子と遅生まれの子を分けて成績評価している。

長~い水掛け祭り明けの入学式を娘は楽しみにしている。

ミャンマーからの海上輸送料金

2009年04月06日 | ミャンマーでの生活

WEEKLY ELEVEN NEWS(3月31日発行)より

これも興味ある数字が発表されていた。

ミャンマー(ヤンゴン港)からEU向けのコンテナー海上輸送料金(20フィートコンテナ)の比較が示されていた。

ヤンゴン→EU 1700ドル
ヤンゴン→シンガポール500ドル
ジャカルタ→EU 700ドル
シンガポール→EU 350ドル
タイ(バンコク)→EU700ドル

アセアン地域の中でミャンマーの料金が突出して高いことがわかっている。

数少ない船会社が市場を独占していることと、シンガポールで積み替えがあることなどが高い理由であると思われる

この輸送コストの高さは、海外で新たな顧客を探して価格を提示するときに大きな障害となっている。

「アセアン家具展」に出展したミャンマーのある家具屋は、「EUなど海外のバイヤーはミャンマーの製品を気に入っている。しかし、注文はインドやベトナムに行く。それは輸送コストが高いので、製品価格に反映されるからだ」と述べている。

この話とは関係ないが、ミャンマーの最南端にタイと国境を接しているが、大変細長く、運河が掘れるような場所がある。

もし、ここに運河を掘って開通すれば、日本方面への海上輸送時間が大幅に短縮される。

今のルートはマレー半島が長く伸びているために、マラッカ海峡、シンガポールを通って大回りしている。

中東からの石油など大きな物流の動脈であるから、ミャンマー政府にとっても通行料収入がかなりのものになると思われる。

ここに運河を掘るという計画はまだないのだろうか。

日本の大商社さんにぜひ、提案してほしいと思うのだが。

しかし、そんなことが実現すれば、シンガポールという国の存在価値がなくなってしまい、国が崩壊するかもしれない。

メータータクシーはどうなった?(3)

2009年04月05日 | ミャンマーでの生活

同じタイトルの記事を2008年11月14日に書いたが、それから5ヶ月が過ぎようとしているが依然としてメーターは使われていない。

使用率はゼロパーセントと言っても良いだろう。

これなら、まだ2年前のほうがメーターが使われていて良かった。

なぜ、メーター制が根付かないのか、WEEKLY ELEVEN NEWS誌にその理由として2点が挙げられている。

1.メーター制にすると交渉制よりずっと高い料金になるのではないかという利用客の不安がある。

2.メーター制にすると交差点が多い地域、信号待ちが多い地域、渋滞している地域を走るタクシーに乗ると待ち時間料金が加算されるので利用客にとっては損をすることになる。


とあったが、実際はそうではないと思う。

メーター制のほうがずっと安くなるので、タクシー運転手がメーターを使うのを嫌がるからだ。

例えば、自宅からシュエゴンダイン交差点までは交渉制ではいつも2000チャット(安いときは1500チャット)だがメーターでは1000チャットだった。

自宅から学校までは交渉では1000チャット、メーターでは半分の500チャットなのである。)

ところで、記事によると「タクシー料金の目安」という大変ありがたい数字が示されていた。

それによると、
1.ミンガラードン国際空港→パンソーダン港 3100チャット
2.ティリーミンガラー市場→タームエー市場 2000チャット
3.タームエー市場→タケタ 1900チャット
4.スーレーパゴダ→ティリーミンガラー市場 1300チャット
5.スーレーパゴダ→レーダン  1750チャット
6.スーレーパゴダ→インセイン 3500チャット
7.スーレーパゴダ→8マイル  2350チャット
8.スーレーパゴダ→ガバーエーパゴダ  2100チャット
9.スーレーパゴダ→ミンガラードン国際空港 3100チャット
10.スーレーパゴダ→タームエー市場 1450チャット
11.スーレーパゴダ→ヤンギンセンター 1900チャット
12.スーレーパゴダ→北オカラッパ  2550チャット
13.スーレーパゴダ→ミンガラードン町 3100チャット
14.スーレーパゴダ→北ダゴン  2550チャット
15.スーレーパゴダ→バインナウン 2750チャット
16.スーレーパゴダ→ダゴンエーヤーバスターミナル 4450チャット
17.スーレーパゴダ→アウンミンガラーバスターミナル 3700チャット

↑これらの数字はヤンゴン市内の主な場所に看板を立てて掲示されるとのこと。 

ちなみに、おととい空港(空港エリア外の流しのタクシー)からスーレーパゴダまではタクシーで4000チャットでした。(交渉制)

空港内のカウンターでタクシーを頼むと7000チャットです。

また延期.....

2009年04月04日 | ミャンマーでの生活


インターネット回線の修理の完了日がまた延期になった。

最初は3月21日から25日までだった。

それが、4月1まで延期され、そして4月3日まで再延期、そして今度は、

「いつ終了するかわかりません。」

になってしまった。

ミャンマーでよくある「ラーメー、チャーメー(来るよ、でもいつになるかわからないよ)」状態になってしまった。

この言い回しはミャンマーの国民性をよく表していて面白い。

若者たちは日中にG-メールやG-トーク、チャットが使えなくてイライラの極地に達しているようです。

自分のネット環境は高いお金を出して自宅にブロードバンドを入れているので、早朝3時に起きてカタカタすれば、スイスイと動きます!^^

街の薬屋さん

2009年04月04日 | ミャンマーでの生活



目薬を買いに街の薬屋さんへ行った。

ダウンタウンに住んでいて一番ありがたいと感じるのは、どんなものでも近くで5分以内に(しかも安く!)買えることだ。

薬屋と言っても、日本の薬屋の雰囲気とはかなり違って、写真のようなほとんど屋台のような店のスタイル。

ここで日本製のV-ロート目薬を買った。(自分にとって目薬は生活必需品です。)

3100チャット(約300円)だった。

写真の右側は同じものを同じ日にシティマートで買ったもので、3350チャットだった。

やっぱり街の薬屋のほうが安い!

この薬屋は安いということが評判で、→お客さんがたくさん買いに来る→薬が大量にさばける→大量に仕入れる→価格が安くなる→さらに評判がよくなる......
と良い循環を繰り返している。

ただし、店には薬剤師のような専門の人はいないので、薬を買うときは自己責任ということになる。


場所はマハーバンドゥーラ通りとセィッカンター通りの角にあります。
店の名前は「3 STAR」です。

携帯電話市場が暴落

2009年04月04日 | ミャンマーでの生活

3月29日発行のVOICE誌より。

GSM携帯電話の使用権(SIMカード)の市場価格は長い間230万チャット(約23万円)だったが、現在は170万チャットに暴落している。

その理由は
1.政府から大量の携帯電話を販売していること。
2.使い捨てプリペイドSIMカードが普及していること。
があげられる。

携帯電話のレンタル市場も変化している。

以前は保証金20万チャット、毎月の使用料金が45000チャット、1年契約、6ヶ月契約が多かったが、今は3ヶ月契約が多くなった。
そしてレンタル市場も小さくなった。
それは使い捨てプリペイドのSIMカードが販売されるようになり、高いレンタル料を払うのを避けるようになったから。
1ヶ月有効のカードが20ドル(約20000チャット)であるから、レンタルより安い場合がある。

動画が送受信できるという新方式のWCDMAは人気がない。理由は携帯の機械によっては動作しないから。
市場価格は160万チャット。

政府から一般に売り出される価格が155万チャットだから、ほとんど市場価格との差はない。

<参考>
CDMA方式の携帯電話の販売数
1999/2000年度  2,867台
2000/2001年度 4,930台
2001/2002年度  111,183台
2002/2003年度  11,790台
2003/2004年度  11,964台
2004/2005年度  12,041台
2005/2006年度  12,083台
2006/2007年度  30,390台
2007/2008年度  223,771台

GSM方式の携帯電話の販売数
2001/2002年度  2,929台
2002/2003年度  27,107台
2003/2004年度  28,336台
2004/2005年度  58,442台
2005/2006年度  93,852台
2006/2007年度  211,812台
2007/2008年度  375,800台

近年、急激なペースで増えている。

ヤンゴン市の人口

2009年04月03日 | ミャンマーでの生活
12年間、ヤンゴン市に住んでいるが、「ヤンゴン市」というのが本当にあるのかないのか、正直よくわからない。

というのは、正式な行政区分には「ヤンゴン市」というのがないからだ。

たとえば、今住んでいる場所は正式な行政区分から言えば「ヤンゴン管区○○県○○郡区○○地区○○通り○○番」であり、「ヤンゴン市」というのは存在しない。

しかし、スーレーパゴダ前にある市庁舎は「ヤンゴン市開発委員会」となっているので、「ヤンゴン市」というのがあるようにも考えられる。

では「ヤンゴン市」があるとして、「ヤンゴン市」は一体、どこからどこまでを言うのか、その定義もよくわからない。

工業団地があるラインターヤーやシュエピーターはヤンゴン市に含まれるのか、南部のタンリン、チャウタン(水中パゴダがある所)はヤンゴン市の一部なのかそうではないのか、よくわからないのである。

ところで、WEEKLY ELEVEN NEWSに注目すべきデータがあった。

それは「ヤンゴン市」の人口の推移で、2008年には何と660万人になっているそうだ。

2003年は520万人だったそうだから、5年間で140万人も人口増加になっている。

これは地方から人が流入しているのが主な原因であるとのこと。

<参考:ヤンゴン市の人口推移>
1940年  45万人
1980年  230万人 
2003年  520万人
2008年  660万人

かなりのペースで人口が増えているので、10年後には1千万人を超えるかもしれない。