永続のページ別館

愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

自己投資とは命の消費

2007年06月09日 | 沖縄教育出版
◆◆  計算です

毎日1時間研修します。

年間に240日働くとして240時間

1日8時間として30日

3年で一人前なので90日(720時間)

10年で一流なので300日(2400時間)

これは沖縄教育出版の社員さんが自己の学びとして毎朝自分で用意している学びの累積計算です。


TKC全国会が所長に課している年間の最低の研修が54時間
この数字がゴミに見えます。
(もちろん、これ以外に色々研修に参加しているのが当然ですが)

コツコツやることがどんなにすごいことか改めて感じます。


◆◆ 凄さに気づくのはこれから

その凄さが身にしみるのは、遅れをとった人が一気に挽回しようとするときです。
大学を卒業して入社して3年間、なんとなく来てしまった人が差に気づき追いつこうとすると90日をまとめて確保する必要があります。これはかなり不可能大変な数字です。

相手(ちゃーげんきの人々)は待っていてくれまんせんし、計算に入れてはいませんが、毎朝のコツコツ以外にももちろん研修をうけています。しかも、講師は日々いれかわり、豪華実力派講師が日常的に『タダ』で話をしに向こうから旅費を使って近寄ってきてくれます。

同じ質の講師を報酬と旅費を払って呼ぶとしたらいくらかかるでしょうか?
上記の計算はあくまで1人分です。30人いたら30倍の総量になります。
これは会社の総力にそのままつながります。
実力派講師の話を社長1人が聴いてきて社員に伝えようとする会社と社員全員がダイレクトに聴く会社。しかも後者はファシリテーショングラフィックなどの道具も装備しています。

学びの深さはどちらが上か、言うまでもありません。


『全員が』学べる『場』
『全員』が同じ場で学び、のちに話し合うので、共有度は大変なものがあります。
これを用意している会社はどんどん強くなります。



◆◆ 時間=命 を再び感じます。

私が税理士試験の勉強をしたとき、法人税で1000時間、相続税で700時間ほどトータルで使っています。暗記した理論を毎日最低一つ頭の中で回して(復唱)いましたが、慣れてくると歩きながらとかでもできるので毎日10個ぐらいは簡単にできるようになります。

細かい時間を集めると大変にものができあがります。
細かい時間もそれぞれが命の破片です。
命の破片にも有効な使い方があります。
大切に使いましょう。


◆◆ 今日の感謝

思いつきで書いた、学びをコツコツ積み上げる話。
自分も昔(10年以上前なので)は積み上げたことがあることを思い出しました。
一回り以上も年下の若い社員さんが生き生きと働き、グイグイ成長している素晴らしい会社を見て、自分の20代は何だったのか?比較ばっかりして変な自己嫌悪に陥っていましたが、試験勉強の間は少なくとも無駄な時間は使っていなかったと言い聞かすことができました。

思い出せたことに感謝します。
当時を支えてくれた家族・先生・まわりの方々にあらためて感謝します。

嵐の一日

2007年06月07日 | 仕事
◆◆ こんな日もある。

エッ!それって私の仕事なの?

そんなことが一日に五件も舞い降りてきました。

家内は「あてにされていると思えば」といいます。
確かにそうです。
あいつはあてにならないと思われるよりは有難い話です。

でも、でも、

契約外というか、守備範囲外というか、男に陣痛の痛みを聞くようなものというか、頭の中がごちゃごちゃになりました。
私は全知全能の神様ではないので・・・
親身になればなるほど、自分の首が絞まります。

夜、心の平静を保つの大変でした。
自分の仕事と思っていないことなので心の準備ができていません。
何でもそうですが、当事者意識が持てないとモチベーションはわきません。
大変でした。




Fishに学び「態度を選ぶ」ために、名刺大のカードに子どもに魚の絵を書いてもらい「落ち着く」「おだやかに」「前向きに」などのコメントを入れて持ち歩いています。事あるごとに取り出して眺めて自分に言い聞かせるのに使うのです。
五本目の難題の際にはこれが活躍しました。

ただ、心の平静を保つためにはカードが不足していることに気づきました。

「受け流す」

です。
子どもにムーディー勝山の絵を描いてくれて頼んだら「ムリッ!」といわれました。(^^;)


「断る」
そんなカードはできれば持ちたくないので...大変です。


◆◆  ツイているのは

午後から夜まで時間がふっとんだ感じです。
付加価値なし。
効率重視の製造業ならあり得ない話です。
でも、非効率なことがあとで効率のよいことにつながることもあるので。
よしとしましょう。



集中的に舞い降りてきてツイています。
一日一本五日間というのもイヤです。

今の時期でツイています。
先月だったら対応できません。
こっちがツブれてしまいます。



◆◆ 家内に感謝

水は答えを知っているから始まり、フイッシュもそうですが、正観さん、一人さんをはじめ「生き方」を学んだので、今とても冷静で前向きです。今回も私が泣きを入れて地獄言葉を吐こうとすると天国へ戻してくれます。
感謝します。

きほんの「き」 二日目

2007年06月05日 | TKC全国会
初級職員研修の二日目です。

◆◆ お客様に対する初期指導

ご縁をいただき、関与を始めるにあたり、初期指導の前の事前説明として下記のこ
とを説明することが大切です。

「会計事務所のできる業務とできない業務をきちんと話、理解してもらえたか」

これは、会計事務所が、誤伝票の再起票や、起票もれ取引を起票してあげるなど、決してリップサービスしてはいけません。起票代行すればするほど、自らの首を絞めることになることを肝に銘じてください。そして、会計事務所には起票権がないことを、再度確認してください。というものです。

万一、お客様企業が裁判問題に巻き込まれたときに、お客様企業の社員以外の筆跡でないとわかったときに、その帳簿の証拠能力を失うことがあるためです。



「脱税の協力と脱税相談はできないことをきちんと話したか」

脱税は犯罪ですが、その意識が欠落している方がありにも多いのが事実です。
見つかったら運が悪いぐらいの感覚の人がたくさんいます。

例えば、売上を100万円除外していて、あとで発覚すると本税・加算税をふくめて100万円を超える徴税もあり得ます。また、刑事罰に発展することもありますす。

知らないふりをするだけでも犯罪です。
税理士は資格剥奪の可能性があります。職員が勝手に加担したとしてもです。
監督義務というやつです。

事の重大性を、新入社員さんたちに理解していただく必要があります。


◆◆ ヒデオ鑑賞

巡回監査入門ビデオを上映しました。昭和の時代にできたビデオですが、システムが今と違う以外、考え方そのものは今でも大切なことを語っています。色あせしていません。

毎月の巡回監査を実行し月次決算をすることが、対税務署としても、業績管理としても大切であることを説明してくれています。

事前の問題解決、事後の問題対処。
やるなら、絶対、事前の問題解決です。
対処はやり続ける必要があります。
対策は一度実施すれば効果は続きます。


◆◆ 教育こそすべて

昨日の事務局の風土もそうですが、最初にどんな教育をするかによって大きく違ってきます。

教育とは・・・

所長・先輩が見せる背中です。
何を言っても、それと違うことを先輩がやっていては意味はありません。



◆◆ フレッシュです。

参加している方は、やはりフレッシュな方が多く、これまでの初級研修で知り合った人同士が休憩時間に和気あいあいと会話をしています。卒業旅行の話などがもれ聞こえてきます。

会計事務所自体は大きくても限度があるので、事務所の職員同士のネットワークは実はあなどれないものがあります。この楽しい雰囲気のまま、みんなが切磋琢磨しあって仕事を続けられることを願います。



◆◆ 今日の感謝

昨日に続き、基本の戻ることができたことに感謝します。

きほんの「き」

2007年06月04日 | TKC全国会
◆◆ 初心に帰る

TKC全国会の初級職員研修に来ています。
受講生としてです。

TKC全国会とは㈱TKCの会計ソフトを利用する会計事務所の集まりである任意団体です。TKC全国会の下には私のいるTKC中部会があります。TKC全国会では各地で、所長を対象とした生涯研修(文字通り卒業はなく)を毎月、職員を対象とした初級・中級・上級職員研修が用意されています。

中級に合格すると、一人で担当を持って巡回監査にいけるというのが目安です。
状況は幹部向けです。
私が参加している初級研修は文字通りきほんの「き」を教えます。

この職員向け研修は各所属事務所の会員(所長)が持ち回りで講師を務めます。この仕組み(組織)は、本来零細企業である会計事務所に成長の場を与える大切なものとなっています。税法、会計、システム、経営分析、時には人間力。教わる方も・教える方も学びが一杯です。

TKC会計人としての理念・行動指針があり、使用するシステムの共通のものであるため、対話が成立し、この講座を可能にしています。
で、来年の講師をするために、今年の該当講座(会計伝票の起票、証憑書類の整理)を本日と明日、受講しているのです。

実は私、中途採用で会計事務所に就職したので、この講座に出席したことがないのです。内容は知っていることばかりですが、ところどころ新しい発見があります。

知ってるつもりであった基本が我流であることに気づいた瞬間です。

◆◆

基本にかえる場を与えてくれた中部会の皆様に感謝いたします。


しかし...
中部会で働く女性人は本当に丁寧で礼儀正しいです。
今回一人が出産に伴い入れ替わりましたが、元からいる先輩がそうなので、当然、新しく入った方もそのように振舞います。これが(親切・丁寧・礼儀が)当然であることが風土として根付いていて、いつも感心します。



フォーラム幹事会

2007年06月01日 | 愛知中小企業家同友会
同友会のあいち経営フォーラムの幹事会がありました。
今回の議題は
1.各分科会のテーマの最終確認と担当の決定
2.基調講演(報告)の候補者の選定
3.懇親会の運営について
でした。

分科会は会員への課題アンケート→幹事会で討議→実行委員会で討議→各地区からの意見の吸い上げ→幹事会で討議→実行委員会討議
という形で選定されていきます。

今回は分科会のテーマを決めたので、これを実行委員会に諮り、具体的にどんな内容のものにしたいかをグループ討論により煮詰めていただきます。

一見すると回りくどいように見えますが、このプロセスが大変大切であり、このプロセスを経ることにより、実行委員さんは考えるので、理解が深まると当時に企画の当事者意識を醸成することになります。

「そんな面倒なことしなくても...」という意見があったのですが、中京高周波の宇佐美さんが、上記のような効果を示し、必要性を説いてくれました。
トップダウンで決めてしまえば早いのですが、それではみんなは納得しません。
わが幹事会も回りくどいこのやり方の意義を認識し選択するに至りました。

この回りくどい会議を会社で実践し成果をあげているのが、今回私が基調講演に推薦した横田会長(になりました)のおられるネッツトヨタ南国さんです。幹事会に来る途中の車中でCDを聞いていて、そのことを語っており、幹事会に来て宇佐美さんが同様の発言をしたので、その偶然に思わず笑ってしまいました。

と同時に、同友会はこの必要性を認識し実践していると確認できました。


基調報告の候補者は副会長の鶴の一声で順番がきまりました。私の推薦は二番手です。一番手の方も申し分のない方ですが、私のとある野望の都合で、私個人は横田さんで決まって欲しいと思っています。
さて、どうなるでしょうか?


◆◆

宇佐美さんの発言に感謝します。