永続のページ別館

愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

会社と社員のベクトルあわせ

2007年06月26日 | 愛知中小企業家同友会
◆◆ 

同友会の6月例会に参加してきました。


次代を担う若手経営者の底力
~会社と社員のベクトルあわせ~

というタイトルでメーナントーヨー住器の神谷文崇さんの報告(体験の報告なので講演とはいいません)でした。人間として成長し、充実した人生をおくるため社員さんと対話を重ね実現にむけてベクトルをあわせていく話です。

愛知同友会では労使見解を基礎とした三位一体の経営を推奨しています。

労使見解とは、1.経営者の経営姿勢の確立、2.経営指針の成分化、3.社員をもっとも信頼できるパートナーと考えるというということを説いており『人を活かす経営』をするための大切な考え方を教えてくれるものです。

この人を大切にする経営をしたいという思いのもと、指針・採用・共育を実践するのが三位一体の経営です。
まず、思いを文書にまとめる指針の成文化
次に、指針に基づき明確化された、必要な人材像の計画的採用
そして、指針(理念・方針)に基づき、経営者と社員が共に学び共に育つ

これを、静かに実践しているのが文崇さん(会には神谷が三人おり下の名前で区別しているのでこの表記を使います。ちなみに杉浦は7人...)です。

何を思い、何を実践してきたのか?
今後は何をしていきたいのか?
そんな話になりました。

◆◆ 印象的だったのは、

『ベクトルを出す』
『社長が社員を分からないというが、社員は社長のことをもっとわからない』
相手を変えようとする前に、まず自分が動くことが大切だと感じました。


わかってくれ!

ではなく

わかっていただくために動いていますか?

また、この行動を相手から起こす余裕がないほど社員さんを追い込んでいませんか?


いじめの話でよく取り上げられますが、一人でも本当に理解してくれる人がいたら自殺はしないそうです。理解してくれていないと思うから信頼もできないのです。

人生は辞められないから死を選ぶのです。
会社は辞められるので、社員さんに見捨てられて終わります。

理解しあうって大切ですね。



◆◆ 理解といえば


理解しあうってこんなに素晴らしいことなの!
理解しあえるとこんな力がでるの!

これを教えてくれる素晴らしいDVDがDOIT!さんから発売になりました。私が号泣してきた4月の『日本を元気にするセミナー第五弾』の映像です。何に泣いたか知りたい方は是非買ってください。

現場で私の思考がどう変化して、どう感動の琴線に触れたか...
あのときを振り返ると泣きそうです。
(興味のある人は考えてみてください。)

感動が生まれるワクワク楽しい職場の作り方


悪いけど、これは人に貸さないかも?しれません。


◆◆ 今日の感謝

『日本を元気にするセミナー』今回からDVDにて販売です。
ビデオをかさばるし、劣化するし感動の保存にはやはりDVDです。
感謝します。

あの感動を思い出しました。
西川さんに、DOIT!のみなさんに改めて感謝します。
DVDの到着が待ち遠しいです。


◆◆ 最後に余談

名古屋第一青年同友会より7月例会の告知もかねて例会に参加してくれた方々がいます。
もってきたチラシの完成度に驚きました。
ビジュアル的にもすばらしいものでした。

もっと興味を引いたのは、なぜこの内容をとりあげたのか?その説明文です。
PJLの米品の糸井さんの個人体験とそれをみんなにも感じて欲しいという思いが理解できました。我が村松グループも例会企画に入りますので良い参考になります。ヒントをいただき感謝します。

米品さん。
ホームページを見たら、『モノ』でなく、『体験』『生活』を売っていました。
これを理念としてベクトルあわせが進めばもっともっと伸びるかもしれません。