経営品質のセルフアセッサーの認定更新研修へ行ってきました。
昨年より二年に一回の更新でよくなっていますが、今回も勉強のために参加しました。行ってよかったです。
今年度の更新研修の大きなテーマは、「経営課題を考える能力を高める」
そして「成果をどのように判断していくのか」
ということでした。
ケース演習では、あるスポーツジムのケースを読んで、下記の問いに答えます。
1.このスポーツジムの経営課題はどんなことが考えられるか。書かれている
情報から仮説を立ててください。
2.同社の事業目的の実現から考えたときに、どのような成果指標を用いるこ
とが良いと考えられるか。考えをまとめてください。
まず、個人として事実に基づく仮説をたて、その後にグループで話し合いをします。どの次元の話か?どの軸の話か?それを意識して対話しないと議論がかみ合わないので、それを意識しつつ進めるのが大切です。
◆◆ 推論のはしご
「推論のはしご」(提唱者はクリス・アージリス)を学びました。
はしごをのぼるようにして事実から推論して結論を出し行動に結びつけます。
あちこちで知っていて当たり前のような感じで使われていましたが、今回の研修で取り上げて説明をしてくれたので助かりました。
1.観察可能な事実や経験
2.ある特定の事実を選ぶ
3.事実に意味を加える
4.意味を解釈し推測する
5.推測から結論を引き出す
6.結論を裏付ける情報を持つ
7.確信に基づき行動する
→ 7の確信は2の次にどの事実を選ぶかに影響を与える
個人的な思考論理のみで推論のはしごを上がっていくと、しばしば誤った飛躍や思い込みに陥ってしまうので、5の段階で推論を内省をします。
内省に基づきチームで対話をします。
1.推論の根拠を他社に説明する
2.他社の推論を傾聴し理解する
3.本質は何かを探究する
個人の考えだけでなく立場の違う人々の多様な視点から対話を進めると、途中でとなりのはしごに飛び移っている自分や別の頑強なはしごの存在に気づきます。
◆◆ 経営課題とはなにか
「経営課題」ということばを安易に使っているが、その本質は何か?
それを深く考えることを学びました。
○○をしたい
↓
できない、もどかしい
↓
もどかしい理由は何か?
↓
理由1、理由2、理由3
↓
なんで理由1なの?
↓
理由1の理由は理由11
↓
なんで理由11なの?
↓
理由11の理由は理由111
理由1の系列と理由2の系列は別であったり、途中で一緒になったり、途中で相互に絡んでいたりということになります。
こんな感じで表面上の課題から根本的課題へ掘り下げていきます。
そうすると、より具体的であったものが、だんだん抽象的になっていって、最終的にトップの心構えが問題では?となったりもします。
この掘り下げに推論のはしごを使うと有効のようです。
◆◆ アウトカム
大変お世話になった先生に野崎通さんという方がいて、数年前から指標にはアウトプットとアウトカムがあって、そのどちらも意識することが必要であると教えてくださっていました。その内容が今回のテキストで取り上げられていました。
アウトプット → 何が生み出されたか
アウトカム → それがどういう価値になるのか
◆◆ 今日の感謝
いろいろ丁寧にお世話をしていただいて、社会経済生産性本部のスタッフさんに感謝します。
休憩時間にもかかわらず丁寧に説明をしてくださった森岡亮一先生に感謝します。
昨年より二年に一回の更新でよくなっていますが、今回も勉強のために参加しました。行ってよかったです。
今年度の更新研修の大きなテーマは、「経営課題を考える能力を高める」
そして「成果をどのように判断していくのか」
ということでした。
ケース演習では、あるスポーツジムのケースを読んで、下記の問いに答えます。
1.このスポーツジムの経営課題はどんなことが考えられるか。書かれている
情報から仮説を立ててください。
2.同社の事業目的の実現から考えたときに、どのような成果指標を用いるこ
とが良いと考えられるか。考えをまとめてください。
まず、個人として事実に基づく仮説をたて、その後にグループで話し合いをします。どの次元の話か?どの軸の話か?それを意識して対話しないと議論がかみ合わないので、それを意識しつつ進めるのが大切です。
◆◆ 推論のはしご
「推論のはしご」(提唱者はクリス・アージリス)を学びました。
はしごをのぼるようにして事実から推論して結論を出し行動に結びつけます。
あちこちで知っていて当たり前のような感じで使われていましたが、今回の研修で取り上げて説明をしてくれたので助かりました。
1.観察可能な事実や経験
2.ある特定の事実を選ぶ
3.事実に意味を加える
4.意味を解釈し推測する
5.推測から結論を引き出す
6.結論を裏付ける情報を持つ
7.確信に基づき行動する
→ 7の確信は2の次にどの事実を選ぶかに影響を与える
個人的な思考論理のみで推論のはしごを上がっていくと、しばしば誤った飛躍や思い込みに陥ってしまうので、5の段階で推論を内省をします。
内省に基づきチームで対話をします。
1.推論の根拠を他社に説明する
2.他社の推論を傾聴し理解する
3.本質は何かを探究する
個人の考えだけでなく立場の違う人々の多様な視点から対話を進めると、途中でとなりのはしごに飛び移っている自分や別の頑強なはしごの存在に気づきます。
◆◆ 経営課題とはなにか
「経営課題」ということばを安易に使っているが、その本質は何か?
それを深く考えることを学びました。
○○をしたい
↓
できない、もどかしい
↓
もどかしい理由は何か?
↓
理由1、理由2、理由3
↓
なんで理由1なの?
↓
理由1の理由は理由11
↓
なんで理由11なの?
↓
理由11の理由は理由111
理由1の系列と理由2の系列は別であったり、途中で一緒になったり、途中で相互に絡んでいたりということになります。
こんな感じで表面上の課題から根本的課題へ掘り下げていきます。
そうすると、より具体的であったものが、だんだん抽象的になっていって、最終的にトップの心構えが問題では?となったりもします。
この掘り下げに推論のはしごを使うと有効のようです。
◆◆ アウトカム
大変お世話になった先生に野崎通さんという方がいて、数年前から指標にはアウトプットとアウトカムがあって、そのどちらも意識することが必要であると教えてくださっていました。その内容が今回のテキストで取り上げられていました。
アウトプット → 何が生み出されたか
アウトカム → それがどういう価値になるのか
◆◆ 今日の感謝
いろいろ丁寧にお世話をしていただいて、社会経済生産性本部のスタッフさんに感謝します。
休憩時間にもかかわらず丁寧に説明をしてくださった森岡亮一先生に感謝します。