映画「ジョジョ・ラビット」:時代の空気に抗うへんてこりんなダンス 2020年02月02日 11時42分28秒 | 映画(新作レヴュー) 気弱でヒトラー・ユーゲントのキャンプでも落ちこぼれてしまった少年が,心の友であるアドルフ・ヒトラーの囁きに勇気付けられて成長していく物語。プロットだけを聞いたら,ナチズムが復活し,反ユダヤ主義が勢力を増しつつある世の中の空気を反映した作品と勘違いしてしまいそうだが,監督はニュージーランド出身で少数民族であるマオリ族の血を引き,ユダヤ民族でもあるタイカ・ワイティティ。話題となった「マイティ・ソー:バ . . . 本文を読む