映画「レスラー」:「やらずにはいられない」天職を見つけた幸福 2009年07月04日 20時59分58秒 | 映画(新作レヴュー) 「脳内妄想派」というイメージが強かったダーレン・アロノフスキーが,こんな「普通のフォーマット」に則った,しかも「身体」に根ざした映画を撮るとは思わなかった。身体の大きさだけでなく,顔のつくりまで変わってしまったように見えるミッキー・ロークが,衒いのないストレートな演技で生み出した捨て身の必殺技「ラム・ジャム」は実に強力で,私はいとも簡単にフォールされてしまったのだった。 前半は,TBSの密着取材 . . . 本文を読む