ザッケローニに監督が替わってからこなしてきた数多くの試合の中でも,出来としてはおそらく最悪の試合と言っても良いゲームが,よりによってW杯の初戦に来てしまった,という感じだ。
4年近くの歳月をかけて育ててきた連動した動きとボールを動かす術を,世界に対してまったく見せられなかった悔しさによって流されたであろう涙は,レシフェのピッチに降った雨のように強く激しいものだったに違いない。
本当に何も出来なか . . . 本文を読む
完全に中盤を支配され,細かいパスでサイドを切り裂かれていた前半,特に半ばまでの出来からして,後半こんなゴールラッシュを生み出すとは想像できなかった。
やはりサッカーは難しくも,面白いゲームだということを再認識した試合だった。
前半からハイボールの競り合いでは負けていなかった札幌は後半,都倉が落としたり,パウロンが跳ね返したセカンドボールの支配率において,前半とは見違えるような改善を示した。
一人 . . . 本文を読む
一体何をやりたいのか,そのための選手起用になっているのか。
試合終了後に沸き起こったブーイングは,勝敗や点数以上にサッカーの質の低さに対するものに他ならなかった。
前半は愛媛の速いプレスに押しまくられ,多彩な縦パスへの対応が追い付かずに,一方的な展開となったが,愛媛の足が止まって長い時間5バックで引きこもられた後半も,点を取りに行くチャレンジはほとんど見られなかった。唯一の決定機と言える後半終了 . . . 本文を読む
前節アウェーの栃木戦に敗れ,とうとう13位にまで順位を下げてホームに戻ってきた札幌は1万2千人を超えるサポーターに,GWの締め括りに相応しい歓喜の瞬間を届けることは出来なかった。
内村の抜けた穴の大きさは既に織り込み済みのはずだが,それ以上に気になるのは若手で構成するDF陣の綻び。この試合でも露呈した,集中力を欠いた不安定さが改善されない限り,昨年よりも遥かに早い段階で,昇格争いから脱落する可能性 . . . 本文を読む
前節,岡山に完敗した後のホーム戦。相手は下位に沈んだままで,連休の連戦の流れを変えるにはもってこいと思われた(ヴェルディ・サポーターの皆さん,申し訳ございません)東京ヴェルディ。
徐々に昨年と同様の指定席=最下位が近付きつつあるファイターズのファンも取り込んだかどうかは分からないが,復調への期待に胸を膨らませ,久しぶりに1万人を超えた観衆の前で,残念ながら札幌のイレヴンは入場料に見合ったサッカーを . . . 本文を読む
コンサドーレは前半と後半で全く違うチームのようだった。試合開始早々から驚異的な運動量で札幌を圧倒した松本が,後半に入って極端なペースダウンをしたことに加えて,前半終了間際にエースの内村が負傷退場したことも影響したのかもしれない。チームとしてまとまった時に見せた,特に守備の粘り強さは,今年は充分に昇格争いへの参加資格があるチームだという印象を,惜しくも1万人に届かなかった観客全員に与えたはずだ。
. . . 本文を読む
昨年の最終節,もしも1点を取れていればプレーオフに進出できていた,あの因縁の試合の対戦相手に対して,札幌は鬱憤を晴らすようなゴールラッシュを見せて快勝した,ように見える。スコアだけを見ればの話。
だが,前後半をピッチで見守ったサポーターの,今の胸中は穏やかではないに違いない。
攻撃陣が沈黙し,ひたすら耐えるだけだった後半の戦い振りは,まさに昨季を通して明らかになった「一度躓いたら簡単には戻れない」 . . . 本文を読む
昨年同様に開幕戦をアウェーでものにし,意気の上がった状態で迎えたホームでの開幕戦だったが,コンサドーレ札幌は1万6千人を超えるサポーターの前でふがいない試合を繰り広げ,珍しくゴール裏に陣取ったサポーターから強烈なブーイングを浴びることとなった。
菊岡と前田の華麗な個人技で先制した札幌だったが,試合の実質は終始山形の支配下に置かれていた。山形の前線陣は札幌の両サイドバックが穴だらけとみるや,的確な . . . 本文を読む
残り4試合のうち一つでも負けた時点でプレーオフ進出の望みを絶たれる札幌にとって,上位にいる千葉と神戸と続くホーム2連戦は,文字通りの天王山となったが,勝利を求める選手の執念が1:0という痺れるようなスコアでの勝利に結びついたことは,ドームに集結した1万2千人のサポーターに対する何よりのプレゼントとなった。
京都戦で2失点したショックを,DFだけでなくチーム全体の守備意識によって払拭した姿には,「ひ . . . 本文を読む
点数だけを見れば楽な試合展開だったと思われるが,走力,チェックの速さ,攻撃時のパースペクティブ(見通し)などの点では,特に前半は山形が札幌を凌駕していた。
砂川が左サイドから,珍しく(失礼)精度の高いキックを2本続けて放り込んだおかげで,先制点と勝ち越し点が札幌に入ったが,前田と内村を中心とする前線のパス廻しは,指揮官の目論見通りではなかったはずだ。
試合の空気を引き寄せたのは,3点目をむしり取 . . . 本文を読む