「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

桂文治 自分のための落語会

2013-12-26 19:00:00 | Weblog
神保町の「らくごカフェ」は、30名~40名もお客が入ればギュウギュウ詰めの会場です。黒門亭(落語協会事務局2階)と同じぐらい濃い落語マニアの方々が集う高座となっております。

今晩が年内最後の高座だったのですが、上がったのは11代目桂文治(かつら・ぶんじ)師匠。いかにも「江戸落語の人」という風貌の噺家さんであります。独身という点でも親近感を覚える師匠なのです。

私も早めに会場に行き、開場前の列に並んだのですが、私以外のお客さん同士が顔なじみという状況でした。

文治師匠が掛けたネタは、「長命」と「うどんや」の2本。いずれも女傑の女将さんがご飯をよそうシーンや、大店の奉公人がうどんを手繰るシーンといった、扇子1本で情景が浮かんでくるネタでありました。

うどんを手繰る仕草では、余りのリアルさに会場から拍手も。

文治師匠の長命は、以前も寄席で何度か聞いたことがあるのですが、今回はたっぷりと長講で聞けました。

2本とも、噺終った後に文治師匠の解説が聞けるのは、独演会ならではではでしょうか?それぞれのネタを教わった師匠や兄弟子の話や、ネタも演る師匠でアレンジが変わってくる話等々・・・。

ゲストは瀧川鯉八(たきかわ・こいはち)さん。落語にも、シュールという芸風があるんだ?と知ることができました。

これで今年は落語通い納め?でしょうか??


<写真:らくごカフェ入り口付近>