「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

第3回「学校における柔道事故に関する勉強会」

2012-03-15 18:00:00 | Weblog
標題の勉強会に参加すべく、衆院会館に行ってまいりました。

4月から、中学校1・2年生の保健体育で武道が必修化となります。多くの学校が「柔道」を選択する中、競技の性質上重篤な負傷事故(場合によっては死亡事故)に至るケースが多くあり、現行の指導体制のまま必修化となることに不安の声が上がっています。

勉強会は冒頭、発起人(中根康浩衆院議員、初鹿明博衆院議員)からの挨拶がなされたのち、内田良氏(名古屋大学大学院准教授。教育社会学専攻)と二村雄次氏(全柔連医科学委員会副委員長。愛知県がんセンター総長)より講演がありました。

内田氏からは、東海・北陸地区の中学校における柔道事故につき調査した結果、「必修化により授業中の安全性確保に焦点が向かいがちだが、死亡事故は部活動中の方が多く、経験者の教師であっても“だから大丈夫”という傾向には無い」との指摘がなされました。

二村氏からは、名古屋大学における医療事故の検証作業に従事した経験から、柔道事故においても同様の検証プロセスが有効との提起がなされました。氏は自身も柔道6段の腕前を持つ柔道家でもあります。

その後は、全国柔道事故被害者の会より、3名の方から部活動及び授業中の柔道事故でご子息を亡くされた経験から、安全性確保に向けた訴えがなされました。

初鹿衆院議員からは「全国的に必要な研修を義務付けていくというのは、地域主権の流れの中では難しい部分がある」という発言もありました。政府で必修化を位置付けながら、実施は「地域主権」という理屈に疑問が残りますが、何でもかんでも「国でやってくれ」という自治体側の姿勢も改めることが必要です。市町村の教育委でもできる対応は実施していくべきでしょう。政府には市町村が対応を取る際のリソースを支えてほしいと思う次第です。

更に、名古屋市教育委員会及び「新井ともはる」都議会議員より報告がありました。最後には出席国会議員からも各々発言があり、谷亮子参院議員からは海外の事例も示しながら、本件に関する見解が述べられました。

私も昨日の一般質問で本件を取り上げましたが、他の質問事項もある中十分に時間をかけきれなかった面があります。機会を見て取り上げていきたいと思います。


蕨市立第一中学校 平成23年度第65回卒業証書授与式

2012-03-15 09:30:00 | Weblog
本日は、市内3校の市立中学校で卒業式が執り行われました。私は、第一中学校の式に参加させていただきました。

総勢200名の3年生に無事卒業証書が校長先生より授与されました。校長先生から生徒に証書を渡すシーンをプロジェクターに写し、保護者の皆様に見えやすくする等の配慮もなされていました。

在校生送辞の後、在校生による「旅立ちの日に」の合唱がありました。かつてオリコンの「卒業式に唄う歌と言えば?(国歌、校歌は除く)」の調査で1位にもランクインしたことのある名曲です。1991年に埼玉県秩父市立影森中学校校長であったの小嶋登氏の作詞、同校音楽教諭であった坂本浩美氏の作曲により作られた名曲であります。

そして卒業生からは答辞の後、恒例となった「河口」の合唱が。いつもこの場面で目頭が熱くなります。合唱中にも卒業生のすすり泣く姿見受けられました。

卒業生の皆様の、今後のご活躍を心より期待しております!