東京財団フォーラム終了後、地下鉄丸ノ内線は国会議事堂前から新宿3丁目まで移動。紀伊國屋書店内の紀伊国屋ホールへ。1年ぶりの紀伊国屋寄席です。
お目当ては「立川志らく」でしたが、その他古今亭菊之丞の「明烏」にも笑う。志らくは「寝床」を披露。下手な義太夫を奉公人や店子に無理やり聞かせる旦那の噺ですが、旦那が義太夫を唄うところがかなりアレンジが効いておりました。
トリは「柳家さん喬」。八五郎出世(妾馬?)を噺ておられました。最初にドカーンと笑わせておいて、最後は涙に持っていく・・・。落語という芸能は人間の感情を声と仕草だけで描きます。八五郎が、殿様の御世継ぎを生んだ妹に滔々と話しかけるシーンは毎度毎度会場が静まり返ります。
こうしてまた寄席に行きたくなるのでした。
<写真:今日の根多表です。>
お目当ては「立川志らく」でしたが、その他古今亭菊之丞の「明烏」にも笑う。志らくは「寝床」を披露。下手な義太夫を奉公人や店子に無理やり聞かせる旦那の噺ですが、旦那が義太夫を唄うところがかなりアレンジが効いておりました。
トリは「柳家さん喬」。八五郎出世(妾馬?)を噺ておられました。最初にドカーンと笑わせておいて、最後は涙に持っていく・・・。落語という芸能は人間の感情を声と仕草だけで描きます。八五郎が、殿様の御世継ぎを生んだ妹に滔々と話しかけるシーンは毎度毎度会場が静まり返ります。
こうしてまた寄席に行きたくなるのでした。
<写真:今日の根多表です。>