政治経済界の著名人による基調講演を中心とする企画があり、六本木ヒルズまで出かけてまいりました。
私がお聞きしたのは田勢康弘氏(早稲田大学大学院教授、日経新聞客員コラムニスト)の講演で、テーマは「政治展望-激動の世界でどう生きる日本」というものでした。
政治記者として活躍をされた経歴のある氏は、秘書経験者の私でも中々知りえない情報を披歴され、大変面白いお話をされていました。特に、首相を取り巻く職務環境。生活環境は世界の首脳たちと比べても劣悪なものであるということは、意外と知られていない事実だと思います。アメリカでは大統領が代われば政府内で3千人規模の人員入れ換えがあるとのことで、自分たちが選んだ大統領を支える風潮が極めて強いとのことでした。
また、氏からは、日本の小選挙区制の弊害として、外交・安全保障、国際金融といった分野が「票にならない」という理由で真摯に取り組まれていないという指摘もなされました。
民主党への苦言等私にとっては耳の痛い話もありましたが、全体的に日常なされている政治経済情勢に対する理解に多くの盲点があることに気づくいいかいだったと思います。
しかし、講演時間が1時間では少し短いという印象も持ちました。講演のテーマである「どう生きる日本」の部分のお話には到達できなかったからです。
こうした外部の講演会、学習会にも積極的に参加していきたいと思います。
<写真:久々の六本木ヒルズでした>
私がお聞きしたのは田勢康弘氏(早稲田大学大学院教授、日経新聞客員コラムニスト)の講演で、テーマは「政治展望-激動の世界でどう生きる日本」というものでした。
政治記者として活躍をされた経歴のある氏は、秘書経験者の私でも中々知りえない情報を披歴され、大変面白いお話をされていました。特に、首相を取り巻く職務環境。生活環境は世界の首脳たちと比べても劣悪なものであるということは、意外と知られていない事実だと思います。アメリカでは大統領が代われば政府内で3千人規模の人員入れ換えがあるとのことで、自分たちが選んだ大統領を支える風潮が極めて強いとのことでした。
また、氏からは、日本の小選挙区制の弊害として、外交・安全保障、国際金融といった分野が「票にならない」という理由で真摯に取り組まれていないという指摘もなされました。
民主党への苦言等私にとっては耳の痛い話もありましたが、全体的に日常なされている政治経済情勢に対する理解に多くの盲点があることに気づくいいかいだったと思います。
しかし、講演時間が1時間では少し短いという印象も持ちました。講演のテーマである「どう生きる日本」の部分のお話には到達できなかったからです。
こうした外部の講演会、学習会にも積極的に参加していきたいと思います。
<写真:久々の六本木ヒルズでした>