なくてはならないもの

市内のとあるプロテスタント教会主催による講演会があり、参加いたしました。

講演者は元女子プロレスラーで現在はキリスト教の伝道師として活躍をされている「里美和」さん。

私はプロレスファンであり、里さんが大仁田厚率いるプロレス団体ＦＭＷのヒールレスラーとして活躍したあと引退をしたところまでは知っていました。しかし、まさか宗教者になっていたとは・・・。登場の時に現役時代のコスチュームとメイクで現れた時はさすがに闘う者の雰囲気が漂っていました。

講演のテーマは「なくてはならないもの」。里さんのお話は笑いも交えた大変わかりやすい内容で、自身がプロレスラーになって引退、伝統師となるまでのいきさつを語りながら、イエスの事を知ることで自分にとって「なくてはならないもの」が何かリアルになってくる　ということをお話しされていました。（という風に理解をしたのですが、間違っていたら主催者の方訂正を。もしこのブログを見てらしたらですが）

私自身はプロテスタントではなく宗教を問われた時は迷わず「仏教徒」と答えている人間です。しかし、イエスあるいは神という存在を通じて自分が自分一人だけのものではなく、いろんな人たちと繋がっているという教えは、殺伐とした現代社会に心の平穏を保つには必要な理念だと実感しました。

伝道師「里美和」さんのお話で何だか心体が洗われた気分にもなりました。

最後に里さんは祈りをささげると、試合を終えたレスラーよろしく会場を後にされました。実は、質疑応答の時間があれば「現役復帰してください」とお願いしてみようと思っていました。色々な事情はあるにせよ、イエスに導かれた後の里さんのレスリングを見たくなりました。

そして、話に引き込まれてしまった私は写真を撮るのを忘れてしまっていました。