私の2つ目の母校上智大学は2013年に創立百周年を迎えます。1908年に3人のイエズス会士が上智大学設立準備のために来日をし、その5年後開学となったそうです。
今年はそのイエズス会士たちが来日してから100年目にあたり、5年後の「設立」百周年に向けたイベントがこれから5年間行われる模様。
今日は、その第一弾として「ALL SOPHIANS FESTIVAL 2008」が開催されました。
私は、そのイベントの一つとして開催された「環境×情報座談会。それってホントに豊かなの?“エコ”なソフィアン流ライフスタイル」という講演会に参加しました。
講演に立ったのは「エビと日本人」等の著作で有名な村井吉敬先生(早稲田大学教授)。東南アジアの社会経済研究者として、そして市民活動家としても著名な方です。私も先生が上智大学にいらした頃、1年間だけゼミを受講させていただきました。
村井先生からは、高度経済成長期以降の我が国は、「大量生産、大量消費」というライフスタイルから抜け出すことができず、近年「地産地消」「循環型社会」といったことが叫ばれながらも、「輸入で豊かな生活を成り立たせる」という指向は全く変化していないといった指摘がなされました。
もう一方講演に立たれた、白本千香子氏(上智大学経済学部卒。かしこいモノ選び情報サイト「モノガイド」代表)からは、企業活動の根幹である利潤の追求と環境保全等を含むCSR(企業の社会的責任)は両立が困難な現状が提起されました。
その後の2名のパネルディスカッションでは、「資本主義」「グローバル化」というものの本質と言ったことにまで議論が及びました。
私も国際協力NGOにボランティアとして微力ながら参加していた大学院時代を思い出しました。
<写真:講演に立つ村井吉敬先生>
今年はそのイエズス会士たちが来日してから100年目にあたり、5年後の「設立」百周年に向けたイベントがこれから5年間行われる模様。
今日は、その第一弾として「ALL SOPHIANS FESTIVAL 2008」が開催されました。
私は、そのイベントの一つとして開催された「環境×情報座談会。それってホントに豊かなの?“エコ”なソフィアン流ライフスタイル」という講演会に参加しました。
講演に立ったのは「エビと日本人」等の著作で有名な村井吉敬先生(早稲田大学教授)。東南アジアの社会経済研究者として、そして市民活動家としても著名な方です。私も先生が上智大学にいらした頃、1年間だけゼミを受講させていただきました。
村井先生からは、高度経済成長期以降の我が国は、「大量生産、大量消費」というライフスタイルから抜け出すことができず、近年「地産地消」「循環型社会」といったことが叫ばれながらも、「輸入で豊かな生活を成り立たせる」という指向は全く変化していないといった指摘がなされました。
もう一方講演に立たれた、白本千香子氏(上智大学経済学部卒。かしこいモノ選び情報サイト「モノガイド」代表)からは、企業活動の根幹である利潤の追求と環境保全等を含むCSR(企業の社会的責任)は両立が困難な現状が提起されました。
その後の2名のパネルディスカッションでは、「資本主義」「グローバル化」というものの本質と言ったことにまで議論が及びました。
私も国際協力NGOにボランティアとして微力ながら参加していた大学院時代を思い出しました。
<写真:講演に立つ村井吉敬先生>