「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

与党からの余計なお世話~対案病の罹患者へのメッセージ~

2008-02-10 15:37:55 | Weblog
本日とある報道番組を見ていたら、与野党の議員で道路特定財源について議論がなされていた。

与党議員「対案を示しましょうよ。政局にしようとしているから対案出さないんじゃないですか?」

概ね、出演していた与党議員は以上のようなことを言っていた。わが党の道路特定財源に対する考え方はHP上でもUPされている。国の直轄事業をやめれば地方に「紐なし」のお金を渡すこともできる。このことは再三述べられている。租税特別措置法に対する修正案を出していないことを与党は「対案を出していない」と言っているのであろう。全くもって余計なお世話である。自分たちの法案をいつ出そうと基本的にはその党の自由である。そもそも暫定税率は年度末で期限が切れるものである。期限が切れるものを議論もせずに「つなぎ法案」なるものを、財政法への抵触も無視して提出したのはどこの党か?この「つなぎ法案」騒ぎこそ政局を作り出してしまったのではないか?民主党は特別会計の見直しと併せて道路特定財源の一般財源化、暫定税率の廃止は常に主張してきた政策である。衆院での圧倒的多数、強行採決に慣れてしまった与党は今回の暫定税率期限切れも余裕で延長できると思っていたのだろう。それが、参院選でのまさかの敗北でもう強行採決でさっさと法案を通すといったことができなくなって焦ったのであろう。暫定税率の期限が切れるのは前回の延長時から分かっていたことで、今頃になって我々に「対案を出せ」と言ってくるのはお角違いもはなはだしい。「前からまじめに議論しとけ」とTVに出ていた与党議員と一緒になって民主党の出演者を煽っていたT原S一郎氏に言いたい(どこの番組か分かってしまった?)

この国の税金の使い方をどうするか?これが今回の「ガソリン値下げキャンペーン」「道路利権根絶キャンペーン」の趣旨である。「対案病」に侵された与党にもはや政権運営を無理である。

そう言えば蕨にも道路特定税源が何かも分からないのに、民主党のことが嫌いというだけで「民主党もまとまってねぇだろう!」と管を巻いていた2代目のボンボンもいたっけな・・・。