428段の急勾配な石段から更に先へ進むと、本格的な登山道が現れる。
登山道には小さな岩が無数に点在しており、小規模な山ながらも結構登り甲斐が有る。
木挽きの善六伝説の善六が斬った大岩が、この山中に残っているらしいが定かでは無い。
巨大な岩盤の隅を通過した先に、再び階段が見える。この階段の上に有るのが雲見浅間神社の本殿。
烏帽子山の頂上へと到着だ。2つ目の拝殿から山頂までは、10分とかからなかった。
この本殿は1657年(明暦3年)に再建された物で、以前の物は台風で吹き飛ばされ海中に沈んだとの事。
本殿の向かって左側に、烏帽子山の一番高い位置に有る展望台へと続く階段が有る。
33段の階段を上って展望台から見下ろす本殿。この日は天気が良く風も弱かったので、絶好の展望日和。
北側を眺めると富士山も顔を覗かせていた。烏帽子山に磐長姫が祀られているのに対し
富士山にはその妹である木花開耶姫が祀られているとされ、その二人の仲の悪さ故に
『烏帽子山で富士山を誉め賛えると振り落とされる』という云われも残っている。
この雲見では、永い間その信仰心から富士山を退けてきた歴史が有るようだ。
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登山道には小さな岩が無数に点在しており、小規模な山ながらも結構登り甲斐が有る。
木挽きの善六伝説の善六が斬った大岩が、この山中に残っているらしいが定かでは無い。
巨大な岩盤の隅を通過した先に、再び階段が見える。この階段の上に有るのが雲見浅間神社の本殿。
烏帽子山の頂上へと到着だ。2つ目の拝殿から山頂までは、10分とかからなかった。
この本殿は1657年(明暦3年)に再建された物で、以前の物は台風で吹き飛ばされ海中に沈んだとの事。
本殿の向かって左側に、烏帽子山の一番高い位置に有る展望台へと続く階段が有る。
33段の階段を上って展望台から見下ろす本殿。この日は天気が良く風も弱かったので、絶好の展望日和。
北側を眺めると富士山も顔を覗かせていた。烏帽子山に磐長姫が祀られているのに対し
富士山にはその妹である木花開耶姫が祀られているとされ、その二人の仲の悪さ故に
『烏帽子山で富士山を誉め賛えると振り落とされる』という云われも残っている。
この雲見では、永い間その信仰心から富士山を退けてきた歴史が有るようだ。
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