ササめがね~NPO法人あそびそだちiLabo【運動あそび塾しらさん家】ササのブログ~

しらさんちでの外遊び・運動遊び・自然体験活動
親子ふれあい運動『キズナビクス』
子ども達を取り巻く社会へのメッセージ

完全予定不調和が織りなす没頭時間

2015-01-01 15:47:50 | 感じたコト・メッセージ
年末大掃除の後に、栃木県日光市まで行ってきました。

高速が事故渋滞で、途中から下道のヘアピンカーブへ。
市内に入っても、華厳の滝や日光東照宮には脇目も振れず、
5時間かけて霧降高原にある国際自然大学校日光霧降校へ。

年内の仕事を終えた安堵から疲れが出たのか、前日からの頭痛を抱えながら、
長時間運転による腰痛を発症しながら、それでも一路目指したのには訳があります。

私が10年前に実習生としてお世話になったNPO法人国際自然大学校[通称NOTS(ノッツ)]。
そのときの大先輩が中心となって日光の施設で活動しており、
その空気感を感じるために行ってきたのです。

当日行われていたのは、「いつ来てもいつ帰ってもいいキャンプ(通称いついつ)」。
自分たちで決めたやりたいことを、とことんやりたいだけやるキャンプ。

完全予定不調和なキャンプ。
そんな活動の一部をどうぞ。

朝練。うっすら積雪のある斜面をすべ~る。そして降り落ちてくる雪をよける。


ツリーハウスで飛ぶ。こたつを持ち込んでトランプ大会。


おにごっ部からの防衛ばっちりな料理部のチーズケーキづくり。


焼きいも、焼きリンゴ、焼きねぎ、焼き干し芋、焼きミカン…食べられるものはなんでも焼く。


焚き火、火遊び、くぎナイフ作り、ドーナツづくり。


気温一桁。水遊び。というか水のかけ合い。




よふかしナイト。男気ジェンガ、トランプ、マンガ、ミーティング。


この活動で起こりやすいのは、何かへの「没頭」です。すなわち夢中になっている状態。
何をしたかではなく、どういう状態だったか。

これはフローと呼ばれたり、スポーツなどではよくゾーンという言葉を使ったりします。
幼少期に、没頭する時間、フローな時間をどれだけ経験できたかが、
将来、自分のやりたいことをみつけ、それに向かって進んでいく大きな力となると言われています。

運動あそび塾しらさん家の子どもの活動で現在目指しているのも、こういうことです。
繰り返しになりますが、何をするかではなく、どういう状態でいられるか。

言い忘れましたが、いついつでは、子どもだけでなくスタッフも一緒になって遊びまくります。
そう、そのほうがお互いにフローになれるから。

お子さんに「何かに夢中になってもらいたい」と思うなら、大人が、自分自身が、夢中になってみませんか?
今年はおうちの方が参加できる活動をもっと充実させていきたいと考えています。



元旦なのに、ご挨拶が遅くなりました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します!
コメント
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