映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

シェーン  アラン・ラッド

2010-10-03 10:03:25 | 映画(洋画 69年以前)
「シェーン」は映画ファンなら誰でも知っている作品。ラストで少年が「シェーン」と呼ぶシーンはあまりにも有名である。最近ジョージ・スチーヴンス監督の「陽のあたる場所」を観て無性にシェーンを観てみたくなった。今観ると、子供の演技がわざとらしいなあと感じるのと何でこんなに殴り合いのけんかをするのかが奇怪である。

ワイオミングの高原地帯、父母息子家族3人のスターレット一家に1人の流れ物のガンマンことアランラッドがやってきた。男はそこで水をもらい、家族の好意で泊めてもらうことになった。男は名をシェーンと名乗った。
一家はかねてから利害の反するライカーの一味に悩まされていた。そこで冬まで働いてくれないかとシェーンに頼み、スターレット一家に厄介となる。しかし、開拓移民と牧畜業者の間で騒動が飛び火し、シェーンは、彼らの間に割って入っていくことになる。ライカーは腕利きのガンマンを雇ったようだが。。。。



有名な主題の音楽は美しいが、バックの音楽がうるさすぎである。1950年代あたりの映画ではそう思うことが多々ある。
演歌でよく盗作騒動があり、そのたびごとにそもそも演歌の節回しはみな同じようなものだからとおさまることがよくある。西部劇のストーリーも同じようなものである。先日イーストウッドの「ペイルライダー」を観たが、意地の悪い人だったら、「シェーン」の盗作と言うであろう。西部劇のネタには限界があるかもしれない。



そんな中見せ場をいくつか作る。酒場での乱闘シーン、アランラッドの早打ち、そして有名なラストシーンとそこに至るまでのアランラッドのきざなセリフなど、好きな人は何度も繰り返し観ているだろう。なんとシェーンの死亡説まであるそうな!?確かに左腕がぶらんとしているのは気になる。でもビートルズの「アビーロード」のジャケットにおける死亡説と大差はないだろう。
映画っていろんな解釈ができるんだろうと思う。

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