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映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

1Q84 3巻

2010-04-21 21:37:47 | 
アマゾンに予約していたら発売当日届いた。通勤を利用して読んだ。
なんせ600ページにおよぶ長さである。全2巻もそうだったが、厚みのある村上春樹の文章なるゆえ読み応えがある。結局千葉への電車2往復で読み終えた。

2巻が終わったとき、女性主人公青豆がピストル自殺をしたように思えた。それなので続作が出来るという話で、どうしたのか?と思った。結局ピストルを撃たずにそのまま生きる設定になっている。ストーリーの詳細はここでは書かないが、基本的には身を潜める青豆とそれを追う男そして男性主人公の3人を中心として語られる。それに絡むのが数人である。いずれもディテイルに細かい村上春樹特有の文面でじっくり語られる。
実に深みのある文章だ。

これを映像にしたらどうなるんであろうと思う。でも村上春樹のあの文章のタッチを映像にしたら、誰が脚本を作っても陳腐になってしまう気がする。日本人監督でなく、外国人監督に思いっきり予算をかけてつくってももらいたい。でも映像化は困難ではないか?

「1Q84」は村上春樹得意の純愛物語である。それが根底にあるから奇怪ないくつかの話やサスペンスタッチの展開もより引き立つ気がする。これで終わるのであろうか?まだ続くような気もするし、謎が解けていないことも多い。ただ12月が過ぎ1Q84年が終わってしまうので続くとなるとどうするのであろうか?気になる。
もう一度1巻目から読み直してみようか?
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