映画とライフデザイン

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映画「96時間 リベンジ」

2013-05-30 19:12:02 | 映画(洋画 2013年以降主演男性)
映画「96時間 リベンジ」は今年正月明け公開のアクション映画だ。

前作「96時間」では、リーアム・ニーソンがパリを舞台に強烈なアクションを見せてくれた。今回は犯罪組織から復讐を受ける。リュックベッソン製作らしさがにじみ出るスピード感がいい。
歴史あるイスタンブールの雑踏の中で見せるカーアクションはなかなかスリリングだ。


前作でコテンパンにされたアルバニアの犯罪組織が復讐計画をたてているシーンが映し出される。
パリで誘拐された娘を救った元CIA工作員のブライアン。娘のキムに車の運転を教えたりして、日常を過ごしていた。
どうも娘には新しい彼氏が出来たようだ。そわそわする父親の姿を映す。
ある日、元妻のレノーアが再婚相手との関係が悪くなっていることを知り、気晴らしとして仕事のために訪れるイスタンブールへキムと二人で来ないかと誘う。
その後、イスタンブールでの仕事を終えたブライアン。旅行を決めたレノーア達も合流し、家族との時間を楽しもうとする。
そんなある日、ホテルのロビーでキムと別れ、レノーアとバザールを見物しようとした際、ブライアンは誰かに狙われていることに気づく。そして、バザールに向かう途中、何者かに尾行される。一旦、レノーアと別れ追っ手を倒していくブライアン。

だが、レノーアが捕まり人質となってしまう。
レノーアの身を案じて抵抗をやめ、自らも捕まる直前、キムに部屋へ隠れるようにと連絡する。
連行された場所で、キムを誘拐した組織のボスが自らの息子と部下たちを殺された恨みから家族へリベンジすると告げられるブライアン。それを阻止すべく、レノーアの救出とキムの保護という同時ミッションに挑む。


データを見るとなんと3億ドルを超える大ヒットである。
これは凄い!オヤジアクションがこんなにアメリカで受けるなんて、日本との国民性の違いを感じる。

イスタンブールが舞台だ。
「007スカイフォール」の舞台にもなっていたが、あの細い道を追跡しあう姿にはハラハラさせられる。この街とアクション映画との相性は抜群にいい。
歴史上ビザンティウム→コンスタンティノープル→イスタンブールとまさに世界史の中核都市である。
オリンピックで東京のライバルになっているが、大陸諸国からするとどっちがなじみがあるかというと
向こうの方が圧倒的に親しみがあるだろう。ちょっと心配だ。

アルバニアはヨーロッパの移民が絡む映画ではいつも悪の窟扱いを受ける。
今回もアルバニアの犯罪組織という話で、印象悪くするとクレームが来てもいいものだが
何せ滅茶苦茶な国なんだろう。
欧州の最貧国といわれているだけあって、政治も不安定、経済も詐欺師が暴れまわる。
でも文句言わないのかなあ。人がいいのかな?

いずれにせよリーアムニーソンよく頑張るよ。

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