goo blog サービス終了のお知らせ 

映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

矢沢永吉 ライブで「今、一番聴きたい曲」 発表

2013-12-11 06:05:25 | 矢沢永吉
昨日いよいよヤザワのライブで「今、一番聴きたい曲」の結果が発表になった。

少しびっくりかな?
1位 抱かれたい、もう一度(LOVE THAT WAS LOST)
2位 A DAY
3位 アイ・ラブ・ユーOK
4位 長い旅
5位 親友
6位 チャイナタウン
7位 東京
8位 トラベリン・バス
9位 YOU
10位 苦い雨

この上位には少しびっくり
1位はしばらく武道館ではやっていないんじゃないかな?
やってもらうと盛り上がるだろうなあ!
みんな合唱するでしょ。

2位3位6位9位10位は何年かおきにやっている。
A DAYは今年もやっているみたい。でもこの曲最高だよね。
武道館の天井をミラーボールがまわる中でムーディな矢沢のボーカルが冴えわたる。
これ以上ない至福な気分だなあ。

本当は「東京」もやってもらいたいんだけど、「スカイツリー」が出来上がった時にNHKでやったきりだな。
「東京」も武道館の天井のミラーボールがまわるよね。
矢沢のライブはバラードが冴える。ファンもよくわかっている。
4位の長い旅や5位の親友もバラードだ。

一般に矢沢永吉で一番知られているのは「時間よ止まれ」だと思うけど、シングルのB面が「チャイナタウン」
へそ曲がりなヤザワファンは素直には選ばない。オールドファンはむしろB面ばっかり聴いていたのかもしれない。横浜で青春を過ごしたヤザワのイメージにはよく合う曲だ。

10位の苦い雨も根強いファンがいる曲だ。
矢沢流ロック演歌という感じで思わずシャウトしてしまう。

8位のトラベリン・バスは当然といった感じだけど、HAHAが入っていないのにはビックリだ。
6~20位までが発表されて、5位以内かな?と思っていたら入っていない。
80%以上の観客はタオル持参で参戦するけど、どっちかやらなかったら絶対満足しないよね。
これってどう解釈すべきなんだろうか?


今日はいよいよ武道館初日
参戦します。何曲やってもらえるかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉の誕生日に

2013-09-15 04:27:22 | 矢沢永吉
コメントをいただいて気がついた。
そうだ昨日はエーチャンの誕生日だったんだ。しかも64歳

先日矢沢永吉がビートルズの「ヘイジュード」を心地良くプレミアムモルツのCMで歌っていたけど
今度来日するポールマッカートニーが歌う名曲がある。
「When I'm sixty-four」(64歳になる時に)

矢沢も当然知っているだろうから、一人でうたっているんじゃないかな

なんと素敵な歌詞なんだろう。
「僕が年をとって、髪の毛が薄くなるころ、それはずっと先のことだけど
君はその時でもバレンタインのプレゼントや誕生日にワインを贈ってくれるかい?」

本来はずっと先の64歳になっても自分のこと好いてくれるかい?というラブソングだけど
それを64歳の時に歌うのがいいのかもしれない。

When I get older losing my hair,
Many years from now,
Will you still be sending me a valentine
Birthday greetings bottle of wine?

If I'd been out till quarter to three
Would you lock the door,
Will you still need me, will you still feed me,
When I'm sixty-four?

oo oo oo oo oo oo oo oooo
You'll be older too, (ah ah ah ah ah)
And if you say the word,
I could stay with you.

I could be handy mending a fuse
When your lights have gone.
You can knit a sweater by the fireside
Sunday mornings go for a ride.

Doing the garden, digging the weeds,
Who could ask for more?
Will you still need me, will you still feed me,
When I'm sixty-four?

Every summer we can rent a cottage
In the Isle of Wight, if it's not too dear
We shall scrimp and save
Grandchildren on your knee
Vera, Chuck, and Dave

Send me a postcard, drop me a line,
Stating point of view.
Indicate precisely what you mean to say
Yours sincerely, Wasting Away.

Give me your answer, fill in a form
Mine for evermore
Will you still need me, will you still feed me,
When I'm sixty-four?

ポールが来日して仮に歌っても、この歌ではもるジョンレノンの声は聴こえない。
このアンサンブルがいいんだ。

自分も64歳の誕生日に歌いたいなあ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半沢直樹と矢沢永吉

2013-09-14 05:33:49 | 矢沢永吉
矢沢永吉のファン仲間からメールが来た。
次のテレビドラマ「半沢直樹」で矢沢エーチャンが特別CMヴァージョンをやるって!
これは見るしかない。

このドラマ30%を超える大ヒットだが、何かと忙しくて全部は見ていない。
いい場面でそのCMとなる。YOU TUBE画像にもアップしている。



意外なロングヴァージョンである。
曲の一番で終わらず、2番も歌う。おっと!
やるね矢沢!年末武道館が楽しみだ。

このCMが終わって、その回のクライマックスへと進む。
香川照之演じる常務の前で、半沢直樹が窮地に立たされる。今携わっている旅館の後継者についてである。コテンパンにやられそうになった後、逆襲である。その流れ自体はある意味「水戸黄門」のように決まりきった逆転劇である。
堺君なかなかやるじゃない。彼の出ている作品ずいぶん取り上げたけど、意外にもこれが代表作となるとは?

半沢君は剣道部の設定だ。
自分の大学の同じクラスにも同じ剣道部はいた。今は関西方面の超有名企業のお偉いさんだ。
同期の息子は今現役で剣道部にいる。この間、同期の会で飲んだ時うちの娘をよろしくと言ってきた。
そう思ってしまうのも、ここで描かれる上戸綾の嫁さんぶりが素敵だからである。
会社の男性たちにムチャクチャ評判がいい。そんな風にうちの娘なれるかな??
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 オールタイムベスト発売

2013-05-12 14:03:58 | 矢沢永吉
矢沢永吉「ALL TIME BEST ALBUM」が遂に発売される。

本屋まわりに散策する神田駿河台下交差点にこんな看板があった。
こんなの見ていると気分がHIGH!になる。

「なぜ、矢沢永吉は錆びなかったのか」
すごい言葉だ。

リ・マスターリングとのこと。
聴いてからコメントを書きたい。

[ 収録楽曲 ]
DISC-1
01. チャイナタウン
02. ウイスキー・コーク
03. YES MY LOVE
04. アリよさらば
05. アイ・ラヴ・ユー,OK
06. 黒く塗りつぶせ
07. ROCKIN’ MY HEART
08. 東京
09. バイ・バイ・サンキューガール
10. スタイナー(Introduction)~逃亡者
11. YOU
12. あの夜・・・
13. 雨のハイウェイ

DISC-2
01. 棕櫚の影に
02. 苦い雨
03. もう一人の俺
04. ROCK ME TONIGHT
05. 心花よ
06. 長い黒髪
07. Loser
08. Risky Love
09. 時間よ止まれ
10. ロックンロールドラッグ
11. レイニー・ウェイ
12. 親友
13. ラスト・シーン
14. SOMEBODY’S NIGHT

DISC-3
01. 共犯者
02. コバルトの空
03. HEY YOU・・・
04. IT’S UP TO YOU!
05. Still
06. ONLY ONE
07. 背中ごしのI LOVE YOU
08. サブウェイ特急
09. バーボン人生
10. A DAY
11. サイコーなRock You!
12. 居場所
13. 鎖を引きちぎれ
14. PURE GOLD

好きな歌あげたらきりないけど
それぞれのDISCで自分の好きな曲2曲づつ選択
DISC-1では「チャイナタウン」と「東京」
DISC-2では「苦い雨」と「棕櫚の影に」
DISC-3では「A DAY」と「PURE GOLD」

最後が「 PURE GOLD」で終わるのがいいよね。
この歌旅に行くような感じが強くて好きなんだけど、彼のキャリアがまだ続くという意味を感じてうれしい。

昨年は40周年コンサート年末武道館よかったなあ。

今年はどうなるんだろう?


自宅のバラもきれいに花を咲かせた。
また今年もヤザワの季節が来たのだ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 2012年紅白歌合戦出場決定!!

2012-12-21 19:49:35 | 矢沢永吉
とんでもないビックニュースが来た。

横浜の40周年コンサートへ一緒に行った友人からメール。
「ご存知ですか?」 何だろう!メールを開くと
「友達が騒いでいます。 ヤザワが紅白にでるって!」

「うそ?!」ヤザワ大ファンの友人なので、間違いないと思うけどまだわからない。
「北島三郎ばりにこの間の武道館最終日のように雪の中歌ったらいいかも?」なんて返信する。
そういえば紅白総合司会はこの間インタビュー番組でお相手した有働由美子アナウンサーじゃなかったかな?
と思いだす。

ネットを見る。
ニュースに出ている。どうやら間違いなさそうだ。

ファンクラブサイト記事を引用すると

NHK総合「NHK紅白歌合戦」に出演いたします。

番組名:「NHK紅白歌合戦」
放送局:NHK総合
放送日:2012年12月31日(月)19:15〜23:45
※出演時間は未定です。
※放送日時等は予告無く変更される場合がございます。予めご了承下さい。

3年前突如紅白に登場した。本当にビックリした。
「時間よ止まれ」を最近歌っていないせいかとちる。
でもいかにもヤザワらしい貫禄のステージだった。
気にしているせいか翌年のコンサートでもあえて「時間よ止まれ」歌っていた。。

今年東京スカイツリーでのライブ40周年のインタビュー番組いずれもNHKに出演してずいぶんと貢献した。噂があったが、本当に実現してうれしい。有働さんもかなり説得したのであろうか?武道館コンサートの余韻がやまないままに、素晴らしいステージを見せてくれるだろう。

比較するのがいいか悪いかどうかを別として1990年末紅白の植木等のステージを連想する。いかりや長介がまだ存命だった時のドリフのステージもよかったが、90年の植木等は「スーダラ伝説」を歌い実に迫力があった。小林信彦の本によれば「これでいつ死んでもいい」と植木は言ったそうだ。偶然だが、あのときの植木等と今のヤザワは同じ年だ。大スターが紅白の中で自分自身の集大成として存在感を見せるパターンってある。ヤザワも同様かも?ぜひ長めにやらせてほしい!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 122回目の武道館(2012年)2

2012-12-19 14:40:19 | 矢沢永吉

MCだ。何度も引越しをこれまでしてきた。
一番印象的なのはオーストラリア事件の後、アメリカに家族で6年行ったときのことだ。
自分も荷造りを手伝った。疲れて家族中がボロボロになった。
アメリカの吉野家は気楽に食べられるのでいつも行っていた。
引越しのときも行った。いつもはいない日本人が入ってきた。先方はすぐヤザワだとわかった。
「矢沢さんですね」といわれてこちらも会釈した。ちょうどの事件のあとで、先方は何か話しかけたそうだったが、そのまま「がんばってください」ということで終わった。
何気ない話を面白おかしくヤザワが語る。

アコースティックギターの調べが美しい「ひき潮」だ。バックにはストリングスが入る。
ヤザワは夏の終わりの切なさを歌わせると天下一品だ。
バラードに身を任せながら、静かに目を閉じる。高校時代の思い出が浮かんでくる。
いまさらながら「こうすればよかったなあ」なんてことを思ってしまう。
この当時の歌を聞くと、いつも同じ展開になる。
ヤザワとともに歩んできた40年、あっという間だったなあ!

新曲が2曲続く。「イッツアップトゥユー」「ジャミンオールナイト」だ。
この2曲が良かった。リズムセクションが充実して、70年代のストーンズを思わせるギターの柳のノリもいい。
ヤザワには失礼だが、CDをきいているだけではこの2曲そんなに良くはきこえない。
この2曲ともCDの10倍いい。コンサートではえる歌なんだろう。重厚感のあるロックだ。
良質のフルボディワインを飲んでいるような感覚だ。
「YOKO」を歌う。
最近この歌やってくれないじゃないの~と娘に言われたらしい。

手を上げながら軽くタオルがあげられる「ワンダフルライフ」
誰が指示しているわけでもないのにみんなが同じ動きをする。不思議なもんだ。
この曲が出てくるとコンサートが終盤にかかってくる感じがしてくる。
「真夜中のロックンロール」は典型的なヤザワのロックンロール、曲に合わせて
ツイストでも踊りたくなる。キャロルのノリが残っている。
「BUDDY」は新曲でなじみが薄いが、悪くない。長く歌われる歌になるかもしれない。
そして「背中越しのI LOVE YOU」だ。この曲やるのは久しぶりじゃないかしら?
地方転勤から戻ってきて、仕事の取引先の人にヤザワの武道館に誘われた。
久々のコンサートは最高だった。そのころ新作CDで歌われていたのがこの曲だ。
最初聞いたときはそんなによく感じなかったが、何度も聞くうちに耳に焼き付いてきた。

アンコールになる。
後ろのダンサーはいないけど「最高のROCK YOU」はいつもながらノリノリだ。
ツインギターが2人ともギター交換するので「HAHA」だなと
ステージに噴射するスモークにあわせて、ギターのフレーズが流れると観客は準備してきたタオルをここぞとばかり真上に投げる。この時間のために1年間働いてきた人も多いだろう。
ロック演歌という感じがする。「離れない」と観客も一緒に歌う声が響く。
みんな酔いしれている。
そして「トラバス」若干じらしながら「ルイジアナ!」と言ってスタートする。
トラバステープが舞い上がるのを目で追う。今回は妙にきれいに飛んでいる気がした。
観客の上にテープが落ちるので、アタフタ拾おうとしている人がいない。
これで終わりかな?とみんなのっている。

そうしたらヤザワが水を飲む。あれもう一曲だな?
武道館の天井近くにミラーボールがあるのは入ってすぐ気がついた。
どのバラードでやるのかな?と思っていた。途中そのことをすっかり忘れていた。
最後でやってくれました。昨年は「ラストクリスマスイブ」で雪が舞い散ったが、今回は「回転扉」だ。
バックはアコースティックピアノでシンプルなアレンジだ。これが最高だ。
胸にジーンと来るバラードだ。武道館の天井を照らし続けるミラーボールの光が美しい。
今年一年これで終わるなあと感じつつ、コンサートが終盤を迎えた。
去り際にバンドの連中が観客に手を振っていたのが印象的だ。

反省会を新宿でやりながら、ヤザワのパワーに敬服した。
飲みだしたら止まらない。翌朝はお決まりの二日酔い。
いずれにせよ、一年間ご苦労様でした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 122回目の武道館(2012年)1

2012-12-19 14:29:55 | 矢沢永吉
年末恒例の矢沢永吉武道館コンサート最終日にいってきました。
イチョウの木が黄色く色づくころはいつもウキウキする。武道館にいかないと年が越せない心境だ。

横浜のときはチケット交換で大変な混乱だった。今回はあっさり通過、ただ手荷物検査がいつもより厳重だった。カメラとペットボトルのことを言っていたけど、中で飲酒するやついるんじゃないかな?
そういうための検査なんだろう。

外も寒いので6時過ぎに館内に入る。ステージ真正面のいい席だ。席の前が通路だし、全体が良く見渡せる。
6時20分過ぎからこれも恒例のエーチャンコールが始まる。白いスーツのお兄さんたちは学芸会に出演の児童たちのようだ。
開演の7時になる前は観客席でウェイブまで始まった。横浜を思い出す。すぐに開演を伝える館内放送が流れる。ロックのリズムが鳴り響き、幕が開くが誰もいない。え!と思ったらバンドが入ってくる。
ライティングがきらきら光る。裏は飛行機のプロペラが回っているようだ。
そしてヤザワ登場だ。
柳、柳沢のツインギターを従えながら、ロックのリズムが流れると観客の興奮は絶頂に達した。
「レイニーウェイ」だ。ヤザワものっている。そして「ロックンロールに感謝」といつもの台詞
イントロで迷彩を施すが「恋の列車はリバプール発」に続く。古いファンはみんな一緒に歌う。
横浜でも早いうちにこの曲をやった。次は新曲かな?なじみのない曲だ。

「122回目の武道館コンサートにようこそ」でMCがスタートする。
ついこの間100回を迎えたばかりなのにあっという間だ。
今年一年ジャニーズのように走り続けた。取材も120回受けたといっていた。
本当に本当にご苦労様

エレクトリックピアノのやさしい音にあわせたバラード「エイシャンシー」だ。
これはなかなかいい。ちょっと喉の調子がワルそうという情報があったが、このバラードの声なら大丈夫だ。
初期のロックでゴールドラッシュから「ガラスの街」「黒く塗りつぶせ」と続く。
横浜と似たような選曲の展開だ。
ヤザワファンおなじみの「GET UP」
観客が右手を上げながら、ノリノリの姿を上から眺める。気分がいい。

MCにはいると、キャロルの話になる。
その昔はそんなにキャロルの話はしなかった気がする。
解散寸前の話だ。末期に若干バンドが緩慢になってきて、気合を入れようかと
「解散しようか」とメンバーに持ち出した。本当はそんな気は全然なかった。
そうしたらメンバーが「そうだね」といって逆にヤザワがあわてたという。
男と女の関係でも「終わりにしたくない人」が終わりにしようというんじゃないとヤザワがのたまう。

「共犯者」だ。これもいい。今回はこういうブルース系のロックが良く聞こえた。
ライトが消えた後「MISTY」ステージの周りをグリーンが包む。素敵なバラードだ。
「YOU」ではツインギターがさえる。柳はいつも通りだが、柳沢が戻った。
ドラムスとベースが変わっていた。リズムセクションの充実でロックナンバーが重厚に聞こえる。
「ローリングナイト」で「雨降るシカゴじゃ。。。」とアメリカの地名が続く。
ブルース系の色彩が今回は強い印象だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 闘う63歳~カリスマ・40年目の夏NHK

2012-09-30 08:01:42 | 矢沢永吉
NHKテレビで「矢沢永吉 闘う63歳~カリスマ・40年目の夏」を放送した。


9月1日に一緒にコンサートへ行った友人から「土曜の夜出るよ」と聞き楽しみにしていた。たぶん9月1日のコンサートのシーンもやるだろうと思っていたしね。

NHKからはベテランアナウンサーの有働由美子さんが出てきた。気がつくと彼女も43歳になっていた。別に男性でもいいんだろうけど、女性の方からが多少厳しい質問でも柔らかく受け止める部分があると思う。人選もよかったのではないか。有働由美子さんは、真っ赤な洋服で登場する。これも珍しい。9月1日のコンサートへ行き、よくあるパターンだけど、ヤザワ教信者になったみたいだ。子宮の底からかっこいいと感じるなんてNHKらしからぬセリフも出ていた。

キャロルが結成されてしばらくした時NHKで「キャロル」というドキュメンタリーをやった。かれこれ40年近く前である。当時NHKディレクター龍村 仁が話題になった。番組の内容に上層部からチェックが入り思いどおりの放送でないと反発したのだ。彼はNHKを飛び出してしまう。


それでもなぜかヤザワはNHKとご縁がある。トーク番組にもたくさん出てきた。3年前には紅白まで出てしまった。85年のNHKトーク番組での映像が出てきた。インタビューは今や東京芸大教授になった日比野克彦だ。その対決で、若いヤザワは心の底から「熱い!」というより、まさに世間に対して突っ張っている怖い姿を見せる。あの攻撃的なヤザワと比較すると今は丸くなったんだなあと思った。

映像は9月1日のコンサートのシーン、観客として見ている有働由美子さんの姿を映し出す。有働さんのまわりに座るオヤジたちがいかにもヤザワファンぽいというのが笑えた。それに重ねるようにコンサート4日後に有働由美子さんが横浜市内でインタビューをしている映像が重ね合わせられる。まずは山下公園前の「ホテルニューグランド」、そして本牧のライブハウス「ゴールデンカップ」、最後にコンサートのMCにも出てきた横浜の街を見渡せる野毛山公園だ。


今年は「ラストソング」のCD発表に合わせて、なんとインタビューやラジオ出演をなんと120本もやったという。驚いた。普通であれば、ベテラン歌手になったらここまではやらない。
ヤザワは「これがプロモーションというものなんだ」と言っていた。凄いパワーだ!
この努力には敬服するしかない。
自分ももっと仕事でアクティブに動かねばならないと痛感した。

映像からいくつかピックアップしてみたい。
まずはライブハウス「ゴールデンカップ」の話だ。

キャロルから40年だけど、その前に不遇のバンド時代がある。ライブハウス特有の煙草の匂いが充満する匂いの中で初めて1000円のチップをもらってうれしかったこと。そのチップでジンライムを飲んだけど、単なるシロップ入りだったけどそれでもおいしかったという話だ。実はこの話2009年の107回目武道館でMCで話していたので印象深い。あのときは本物のライムを飲んだときにこれはジンライムじゃないと言い張ったという話をしていた気がする。

広島に7月に行った時の映像が出ていた。故郷である。
ヤザワは「ヤザワになれなかったら、帰ってこれなかった」そう言った。

「やるならとことんやる」「欲がない奴はダメ」「億万長者になりたいとバットを素振りする人間がホームランをうてるんだ」といういかにもヤザワらしい強気のトークが炸裂する一方で
「お酒飲んだらベロベロになってしまう」「かっこ悪い所見せる」というセリフと弱いところを見せる。
有働女史から「何でぶれないの?」と聞かれて「これしかないと進む。自分は不器用だ」
「何で40年間№1でいられるの?」と聞かれて「自分は臆病だからチェックを重ねつつ前に進んでこれた。」


30代くらいまでのヤザワだったらこんなセリフ言っていたであろうか?かっこ悪いところを見せないでいると無理が出るのを身体で覚えられたのだと思う。若い時と違う弱い所を見せる部分がまた魅力的じゃないかなと感じた。コンサートの準備のシーンも映し出していた。ヤザワの準備は単純でない。聴く側にとってどういう曲の長さで構成するのがベストなのか、じっくり準備しているのがよくわかった。

最後に
「今年のコンサートでやりたいことがあるんだ。ただそれってものすごく体力がいることなんだけど」
そう言っていた。何なんだろう??
年末の武道館が楽しみになってきた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 40周年コンサート BLUE SKY3

2012-09-02 17:25:43 | 矢沢永吉
自分の40年の音楽活動の歴史には2年半のキャロル時代を含むという。

そして「涙のテディボーイ」を歌い始める。
オールドファンにはたまらない。
ここで自分は一つ勘違いをした。この曲のメロディーラインがいかにもジョニー大倉のタッチなので、ジョニーの歌だったような気がした。家に戻って確認したら、歌っているのは矢沢永吉だった。
「矢沢さん作詞しないの?」といわれるけど、「自分は涙のテディボーイで懲りた」なんて話をしていた。作詞矢沢永吉の最後の曲だそうだ。

そしてそのあとヤザワが革ジャンに着替える。そして琵琶型のベースに持ち替える。そしていう。
「キャロルから一人メンバーを呼んでいる。」
ほんの一瞬の沈黙であったが、「涙のテディボーイ」での自分の錯覚で、もしかしてジョニー大倉とも思ったら呼ばれたのはリードギターウッチャンこと内海利勝だった
3度目の背筋ぞくぞくだった。思わずウッチャンと自分は叫んでいた。最高の感動だ。

中学時代、一緒にキャロルを追いかけていた数人の少年が自分のまわりにいた。エレキでなく普通のアコースティックギターを懸命に練習した。でも不器用な自分には悲しいかな無理だった。その時ウッチャンによく似た同級生がいた。彼は器用にウッチャンのコピーをした。それを聞きながらウッチャンのギターソロがいつの日か弾けるようになりたいと思ったものだった。ウッチャンは憧れだった。そして、テレビ番組ギンザナウのレギュラーだったキャロルを聞きに銀座三越の屋上を並んだものだ。

そういう記憶が激震のように甦り、2人の共演
「ファンキーモンキーベイビー」と「ルイジアナ」を一緒に懸命に歌った。
確かにウッチャンのソロだ。このメロデイラインは耳にこびりついている。
500回いや1000回くらいは聞いている。
年齢層が比較的高い会場だっただけに、自分と同じような感動にしびれた人が多いようだった。

余韻もさめやまないときに
「逃亡者」に移る。ランナウェイという歌詞でヤザワ節を歌う時、ようやく平常心に戻る。
続く「アイラブユーok」はソロ最初のシングルだった。

MCで最初の想い出の続きを語る。
広島から出てきて、横浜に行き伊勢佐木町から日ノ出町を歩いていき、山を登り、横浜を見渡せる展望台に行った。そこで自分がやれるのかなあと思いにふけった話をした。もう一度同じ展望台に行ったが、最近行ったらその展望台はなくなったという話であった。
その話を聞いて、とっさに黒澤明監督の映画「天国と地獄」を連想した。ロケは横浜を中心にされた。主人公の自宅がある場所は横浜一帯が見渡せる高台にある。映画では天国なのだ。あの映像にある横浜と同じような風景を見てヤザワは「自分がこのままやれるのかなあ」と思ったのかと想像した。


そして「サムバディナイト」カラオケの定番だ。
軽くタオルが上げられるノリのいい「Wonderful Life」以前武道館でヤザワがバイクを走らせたなあ。
旅をしている時に聞くと快適な「PURE GOLD」と続きいったん幕を閉じる。
最後は花火が舞い上がり、素晴らしい演出だ。

アンコールは
比較的最近のロックンロール「最高なROCK YOU」からスタート
昨年はこの一曲のためにジャンプスーツのお姉さんたちが踊りに来ていたけど今回はなし。

そして遠目にギターリストがギターを替えるのを見て「HAHA」だなあって
いつものパターンでタオルが飛ぶ
6万を超える観衆のタオル投げはさすがに凄いなあ!と思っていたら突然中断
「バンバン」という銃声の音で中断して、オープンカーに乗っているヤザワが懸命に逃げる。
そして気球に乗ってコンサートの舞台に戻る。
さすがに気球の上は怖いのか、どことなくヤザワの歌声もぎこちない。

そして「トラバス」でもう一度タオル投げ
気が付かなかったが、隣の友人によると、トラバステープは今回飛んでいない模様だ。
これで終了と思った時、まだもう一曲
最後にバラード「SO LONG」で終了した。じっくり盛り上げてくれた。

代表曲でやっていないのは「苦い雨」くらいじゃないかな。このライブをそのままベストアルバムにしてもいいくらいだ。最後だけが盛り上がるのではなく、中盤戦の充実がレベルを引き上げている。40年の集大成という意味では素晴らしいコンサートだった。たぶんツアーコンサートはいつも通り新曲中心なんだろう。年末の武道館最終日はみっちり予習していこうと思う。

友人と反省会をやりながらも矢沢の歌の余韻に浸りぱなしだった。汗をかいているせいかビールのうまさは最高だった。ヤザワコンサートは何度見ても面白い。何度見ても新鮮な発見がある。いつ見ても同じような所でうならせられる。本当にすばらしい。

70歳までは少なくてもやってよ!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 40周年コンサート BLUE SKY2

2012-09-02 16:18:52 | 矢沢永吉
「チャイナタウン」でしびれさせてくれた後も、昔の歌が続く。

 やはり「ゴールドラッシュ」に入っている「ガラスの街」に引き続いて「黒く塗りつぶせ」だ。
これは最近でもよくやるし、次の「GET UP」も矢沢ファンおなじみでノリノリになれる。

ここしばらくコンサートというと、ニューアルバムの歌中心で昔の歌をちりばめ、タオル投げで終了という定番だった。であるから予習をしていかないと、知らない曲も多いので楽しめないパターンもあった。
今回は予習不要であった。

28曲中3,4曲ほど曲名が浮かばない曲もあったが、隣の友人も教えてくれたので、たいていは分かった。「ベストアルバム」をつくっているみたいな感覚だ。ここまで知っている曲ばかりやるのは何か意味あることなんじゃないだろうか?
そんなことを感じさせた。


MCがはじまる。
世間ではヤザワ伝説がずいぶんと多い。5くらいのことが300になる。「ドルでラーメンを食べたいとかね。」なんて話だ。

確かに銀座、六本木界隈ではヤザワ伝説話がたくさんある。自分が聞いた限りでも
銀座の高級クラブでヤザワが仲間を連れてさっそうと現れて「400万で今夜貸し切りよろしく!」といったとか、西麻布の飲み屋の前でヤクザもどきの男たちがずっと待機していたところ、ヤザワが出てきた。その場をヤバイと周囲が心配したところ、「お疲れさんです」とヤクザもどきが頭を下げて、逆にヤザワに説教されたなどなど。。
伝説にはヤザワがビッグすぎてまわりが圧倒されるたぐいの話が多々ある。


そして「YES MY LOVE」コカコーラのCMソング、いつもカラオケで歌えと言われて歌うときに自分が選ぶ歌だ。歌いやすいイイ歌だ。
そしてアレンジが70年代から80年代にかけてフュージョン系のアレンジに変わる。
なんだろうこの曲と思うと「時間を止まれ」だ。2度目の背筋ゾクゾクだ。
最近歌いなれていないせいか数年前紅白でとちってしまった。それはそれで貫禄だった。
今回BLUE SKYというコンサートの題名だが、演奏が夏のテイストをずいぶんと感じさせる。サックス、エレクトリックピアノ、アコースティックギター、パーカッションの響きが「カリフォルニアシャワー」のころのナベサダを彷彿させる。さすがに練習万全か、矢沢はとちらない。

CMといえば、最近CMに出るせいか、子供からも大人からもいい人に見られるようになったとMCで言ってたなあ。

一緒に行った友人によればヤザワは雨男だという。「レイニー・ウェイ」は拍手しながら観客もノリノリになるいい曲だが、コンサート寸前まで雨何回かふってヤバかったけど、なんとかもった。帰りまた降ったけど
「Rolling Night」のあとは再度スローに
「ひき潮」のイントロを聴くとジーンとくる。さらば夏よという声の響きが9月1日というまさに夏の終わりにぴったりの曲だ。いずれもフュージョン系アレンジが素敵だ。
90年代ヤザワ節ぽい「YOU」で一段落して「棕櫚の影に」ではバックの映像がサンセットになる。

友人がウキウキしている。パーカッションのリズムが軽快でカリブ海の匂いを感じさせる夏らしいリズムだ。今回は夏向きの歌がいい出来、ヤザワは夏の終わりのせつなさを歌わせたら天下一品だ。9月1日に設定したのもその得意技を生かすという意味もあるかもしれない。

そのあとに「ラストシーン」だったが、割と乗れる曲なのに妙に短く終わった。
今回は曲が短く終わる傾向が少しあったと思う。以前だと、ダブルのギターソロを執拗にやって、ヤザワがステージを盛んに走り回ったが今回はそうでもなかった。さすがに疲れてきたのか、体力的な問題もあると思う。曲の簡潔性は今日のコンサートパターンの方が優れる。
「マリア」が終わるとMCに移る。

昨年に引き続き引退話だ。メシを食べに行ったときにおばさんに「おれ引退するよ」
「え!」
「うそだけど」でも引退を意識するようなセリフは気になった。70まではと言っていたけど大丈夫だと思うだけどなあ
一緒に行った友人は「ヤザワは次から次へと借金つくっているんだから、そう簡単にやめられないでしょう。」そして、今日のコンサート一人1万円でいくら収入があったんだろうと計算をした。
やはりビッグだ。

そのあとあっと驚く出来事が起きる。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 40周年コンサート BLUE SKY1

2012-09-02 15:22:47 | 矢沢永吉
9月1日 矢沢永吉40周年コンサートへ行ってきました。

日産スタジアムは初めてだ。
新横浜駅に近づくにつれ、いかにも矢沢ファンらしき連中が大量にいる。今回割と年齢層高くない?なんて思いながらトコトコ歩く。
着くとすぐさま、一緒に行ったファンクラブの友人のお付き合いでグッズ買いに行く。大行列を歩いて売り場に着いたが、結局BLUESKYのフェイスタオルは売り切れで友人はがっかりだ。
それにしても今回はトコトン歩く。


そしてファンクラブ専用のチケット交換所に行く。これが最悪だった。
全員そろっていないと入れないということで、みんなが集まる。しかも猛暑だ。圧迫されながらようやく交換場所につくが、交換してもそのエリア内からは出られない。暴動が起こってもおかしくない状態だ。写真入りの会員証に加えて、免許証の提示を求めるというところだったが、身分証明書は提示しなくても手続きできた。
チケットレスにしているのは、一般にチケットが出回ってダフ屋あたりを儲けさせないためという主旨は理解できるが、いくらなんでも予約しているのに、入場までに約一時間かかるというのは異常だ。ファンクラブじゃない人がチケットを普通に入手できた場合、逆に楽に入れるのでファンクラブはむしろ損だとなってしまう。
普通のコンサートでは今まで経験がないだけに、いずれ同じようなイベントがあった時、運営側は注意してほしいなあ。

あとは飲酒の検問がなかった。これにも驚いた。
新横浜の駅を降りると、飲み屋の店員たちが入るように勧誘していた。オープンエアの店では飲んでいる連中もいた。(中身はわからないが)いつも飲酒運転の検問以上に厳しい検問をやっているので、大丈夫かと思ったけど、結果何もやっていなかった。
でもコンサート中不快に思うことはなかった。矢沢ファンのマナーはいい。イカツイお兄さんもいつものコンサートでの厳しいマナーになれているのであろう。

ようやく入場できた。西ゲート東ゲートに振られて大変だ。
スタンドの前にはシートが張ってあった。これは音漏れ防止だと思う。途中前座がやっていたはずだが、全く聞こえないのがその証拠だ。巧みな対処だと思う。
中はさすがに広い!観客も多い。

いつもだったら定刻少し過ぎにはじまるのだが、チケット交換で大混乱になっていたので全く始まらない。6時近くになっても空席が目立つ。入れないからだ。
そうするとスタンドで観客がウェイブを始めた。これには大拍手
運営側の大失態に腹をたてながらも、少しばかり気持ちがほぐれた。
矢沢登場まで20分強を要した。

そして会場が暗くなり、観客の歓声が絶好調になった時に矢沢が登場だ。
友人の「一曲目何歌うかな?」との質問に「新曲じゃないんじゃない」と答えたけど

結局は「イッツ アップ トゥ ユー」でスタート
今回新しいCDの予習はあまりしてこなかった。そういえば、東京スカイツリーのライブの時も矢沢はこの歌を「東京」とともに歌っていた。いかにも矢沢節というべきロックのリズムで会場はエーチャンコールであふれかえる。
2曲目は「ゴールドラッシュ」の中の「鎖を引きちぎれ」
3曲目に「恋の列車はリバプール発」おっと!昔ならともかく、最近この曲を前半戦からやったことなんてなかったんじゃないかな?武道館よりも明らかにオールドファンが多いと思われる客層なので、矢沢の歌に合わせて観客みんなが歌いまくる。歌詞知っているしのっちゃうよな!


そこで最初のMCだ。
6万3千を超えるファンに感謝すると同時に、「広島から列車に乗ってケツの痛い思いをして横浜へきたんだ」という話をする。そうしたらどこからともなく「うちもじゃけぇ」と声が聞こえる。

昔の歌を歌うと言って矢沢が歌い始めたのが
「チャイナタウン」だ。メロディを聞き始めると同時に背筋がぞくっとした。その後何回かぞくっとするのであるのだが、それが最初だった。目をつぶりながら大学時代の自分の記憶につなげる。
何てすばらしい選曲なんだと思いながら矢沢の歌に身を任せる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 IN 東京スカイツリー 

2012-05-13 06:50:35 | 矢沢永吉
昨日の朝矢沢永吉ファンの友人が今日の夜矢沢がテレビにでるよと教えてくれた。
なんと東京スカイツリーからのライブ放送である。
しかも、自分の大好きな「東京」をやってくれるという。これは見るしかない。

昨日も何かと仕事が忙しく、一瞬忘れかかっていた。6時過ぎに「そうだ」とあわてて帰宅、でもどう考えても7時半には間に合わない。結局テレビ前に座ったのが7時40分過ぎだった。
家の人はいきなり「東京スカイツリー」の番組を見るもんだから何で?という感じだ。

まあすぐには出ないだろう。そう思っていたら、一瞬だけ画面に映る。ミスのようだ。
東京スカイツリーの施工の難しさを示すような話が続いた後、いよいよ登場だ。


350Mの展望台からの映像、MCはなくバックの伴奏が流れる。
スローで始める匂いだが、「東京」のイントロとは若干違う。
あれ?と思ったら歌い始めるとやっぱり「東京」だ。

アコースティックギターとサックスがバックにいて、ストリングスを奏でる女性たちがいる。
そしてもっと凄いバックが、まさしく東京の夜景だ。
作り物の夜景ではない。東京タワーの高さより高い展望台からの凄い夜景をバックにしみじみ歌う。
暗い東京の街を星屑のようにキラキラひかる灯りが美しい。

矢沢永吉というとノリノリのイメージが強い人も多いが、個人的にはバラードが素晴らしいと思う。
コンサートでもそれまで立ちながらノリノリの観客たちも、バラードがはじまると静かに着座して聴いている。そのコントラストがいい。飲酒入場禁止にしているのもバラードをじっくり聴かせるためだろうと勝手に思っている。

武道館で「東京」をやる時の感動はなんともいえない。ここ数年コンサートではやっていない。
その感動がテレビで味わえるのだ。


スタイリッシュな東京の夜にぴったりである。
途中サックスのソロも流れる。ストリングスも優雅に奏でられ、心のときめきは最高潮に達した。

もう一曲オーソドックスなヤザワ節的ロックンロールを、ブラスのお兄さんと3人女性ボーカルをバックで
やった。新曲らしい。「it's up to you」お前次第だと訳すのであろう。
最後にMCのお姉さんが入ってきた。
ヤザワも東京スカイツリーでライブするときめきを率直に語っていた。そして技術に敬意を表していた。
いよいよ40周年今年も頑張ってください!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 2011武道館コンサート参戦 3

2011-12-21 13:13:04 | 矢沢永吉
MCにはいり
いやなことたくさんあった。酒で飛ばすことが多いけど。それを超越してもう俺もだめだ。と思うこともあったという。そういったとき映画にたとえてみたら、気持ちが晴れたことがあるという。その中にオーストラリアの件で自分をだました奴が出てきたなんて話もしていた。
ヤザワがいう。「自分なりの勝手な理屈でいやなことは乗り切るしかない。」名言だ。


スローな曲だ。イントロで一瞬わからない。
仲間が「ラストクリスマスイブ」だという。そうか。歌いながらステージの花道に進む。英語の歌がハートに響く。弦楽のバックも加わる。
北島三郎のステージばりに上から雪が降ってくる。水蒸気のような雪だ。ステージの画面で見ると粒が大きい。その中を素敵な調べが流れる。今日一番の見せ場だ。
矢沢がMCでこの曲を作ったときの話をする。
20歳になったころ本当に金がなかった。蒲田のキャバレーで少ない観客に向かって演奏していた。帰り道終電ぎりぎりに改札をくぐろうとした。そのとき「ラストクリスマスイブ」のフレーズが頭に浮かんだ。歌詞ではない。メロディだ。今と違って携帯電話とかでそのフレーズを録音することができない。だから電車に乗りながら、同じフレーズをずっと口ずさみ続けた。忘れないように。そして家について、ようやくカセットに吹き込めたという。そんな笑い話だ。

娘がきているのであろうか?マリアを歌う。でもこれはあんまりのれない。
「最高なROCK YOU」でなんと後ろにプロモーションビデオばりに黒いジャンプスーツを着ているお姉さんたちが現れる。これも曲の最後だけだ。30秒も出ていたであろうか?たったこれだけのために彼女たちが現れる。贅沢としかいいようにない。さすが矢沢
「SHAKE YOU」「見つめ合うだけで」最近のロックが続きいったん終了

アンコールだ。「ONLY ONE」はなかなかいい。評判が賛否両論だが悪くないと思う。でも割とあっさり終了する。ギター交換が目にうつるので次は「HA HA」だなって
独特のギターの音色が聞こえる。「ウォー」という雰囲気はいつ見てもいい。
恒例のタオル投げが始まる。会場の一体感はピークになる。花道が上がっていく。そこで歌う矢沢
「止まらない!離れない!」観客がみんな歌いだす。カラオケで歌う演歌とさして変わらない。これで終わりか?いやそうではなさそうだ。
「トラベリンバス」の雰囲気だ。明るいままだったが、一瞬暗くなる。
「ルイジアナ~」いつものように舞うテープ!大好きなすばらしい瞬間だ。
でも今回は注意して観客を見た。前列の面々が矢沢を見ずに必死にテープをかき集めようとする姿が滑稽だ。テープを家に飾っておくのか?貴重な代物だけど。。
これで最後かとばかりに観客も大フィーバー
エーチャンものっているなあ。カラフルなタオルを買ってとばかりに一度退いた後も走り回る。

やっぱりヤザワに会わないと年が越せないなあ。
一緒に行った仲間と帰りに反省会をしたが、来年で辞めちゃうんじゃないか心配していた。
そう感じさせるMCの言葉が多かったのは事実
でもここでやめてもらうと困るのは日本全国のエーチャンファンだ。
来年もまた頑張って!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 2011武道館コンサート参戦 2

2011-12-21 13:09:39 | 矢沢永吉
「トレジャーハンター」
このロックンロールビートはここ最近の2作品の特徴だ。なじみやすい。
「ヘイユー」も優しい曲だ。比較的最近のバラードも悪くない。



年末が近づき、今日でコンサートが終わると思うと、なんか違う何かを感じてしまう。矢沢がいっていた。今回のMCでは、来年のプロデビュー40周年の話を繰り返し話していた。キャロルのラストコンサートの話もしていたり、燃え尽きるなんて言葉が聞こえたりして、マニアックなファンからは矢沢は来年やめてしまうのではないかと心配している声も聞こえる。でも大丈夫でしょう。まだまだやるよ。そう信じるしかない。

観客と掛け合いが楽しい「レイニーウェイ」
毎年欠かさずにやる「コバルトの空」紅白でもやったけど、矢沢この曲歌いやすいのかな?
バラードというべきなのであろうか「未来に重ねて」を今回やってくれた。これも大好きな曲だ。いかにも矢沢らしいメロディラインの中、会場が星空のように輝く。素敵な瞬間だ。

そしてアコースティックギターを弾きながら「二人だけ」を歌う。キャロル時代だ。キーが違ったのか?もう一度やり直す。今回は珍しい。
何よりも驚いたのが「この詩つくったのはジョニー大倉だけど、いい詩だよね」とのたまうところ。最近は不仲の話が伝えられるが、大人のエーチャンがさらっと話すと実にしびれる。

懐かしい曲ということで始まった「SHE BELONGS TO HIM(彼女は彼のもの)」
これもとちった。本当に珍しい。とちった2曲が2つともキャロルの曲というのは皮肉だ。
途中で歌が止まったとき、観客が歌い始める。古いファンはみんな歌詞まで知っている。会場の中で歌声が聞こえ始めたときに、エーチャンの声が復活する。ちょっと疲れが見える。
この曲はキャロルではジョニー大倉が歌っていた。甘いジョニーの声が素敵だ。むしろ彼の代表作というべき曲であろう。もしかして何らかの和解があったのであろうか?それともまさかコンサート会場に???ありえないか。でも「ジョニー大倉の詩いいよね」の言葉は何かを暗示しているのかもしれない。


急に脳裏にテレビ「ギンザナウ」の光景が目に浮かんできた。
銀座三越の屋上で毎日生放送をやっていた。キャッシー中島とせんだみつおの司会でレギュラーが毎日変わった。中学の授業が終わると、駅にすっとんで友達と行き、銀座三越の屋上で並ぶ。何曜日だったかは記憶にない。キャロルのレギュラー日を狙っていった。仲間にはギター好きで、ウッチャンのギターをコピーしている奴や矢沢のベースを意識していて、リーゼントまで真似ていたやつもいた。
そのとき「SHE BELONGS TO HIM(彼女は彼のもの)」をやっていた。
であるからBELONG TOという英語は習う前から頭にしみつく。BELONG( )なんて英文法の穴埋め問題は絶対に間違えようがない。助かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢沢永吉 2011武道館コンサート参戦 1

2011-12-21 13:09:23 | 矢沢永吉
2011年矢沢コンサート最終日に参戦してきました。
大満足でした。


それまでのセットリストをネットで見た。だいたい様子はつかむ。
全体の流れはほぼ同じだけど、序盤戦や終盤はその時々で変えている。先入観がないほうがかえっていいのでは?と思っていた。
金正日が死んだことが判明するという歴史的な日、お世話になった人への年末のあいさつまわりを朝から千葉でしていた。その最後をあえて水道橋にした。武道館に近いからだ。時間があまり、水道橋から歩いて大好きな神保町界隈を散策した。時間ぎりぎりになってから武道館の待ち合わせ場所に歩いていく。武道館が近づくにつれて、白いスーツがちらほら見える。いつもどおりの矢沢コンサートの様相だ。年齢層は50プラスマイナス10が中心だ。
席は2階の後ろのほう、去年より後ろだ。後ろのほうが全体の雰囲気はわかりやすい。

6時10分すぎにもう会場に入る。まだ空席がめだつ。
それがあれよあれよという間に満員になる。6時40分ごろから恒例の「エーチャン」コールが始まる。異様な光景だが、この日を晴れ舞台にしようとしている矢沢フリークが大勢いるのだ。てっぺんから見下ろすと、いつもより白いスーツ姿の数が多い気がする。
気のせいだろうか?
開始時間が近づき、観客のコールはピークに。そして7時5分に矢沢が登場する。今年はギターの2人が元のメンバーに戻る。それはそれでよかったのではないか?
「ジェラシー」ではじまり、待っていたとばかり観客の声が絶頂になる。
となりの自分と同年代のお姉さんも日ごろのうっぷんを晴らすように「エーチャン」と叫び続ける。最初のMCは静かに「今夜はゆっくりお楽しみください。」と
4曲目にスローな曲が流れる。観客も着座する。
「SORRY」だ。これが実にいい。個人的にはコンサートのたびに楽しみなのは、スローで何をやるかである。
5曲目は「苦い雨」
いつもはアンコールか、その寸前にやっていた曲だ。矢沢の定番ともいうべきこの曲が流れると、曲にあわせて観客の歌う声が聞こえる。みんなこの曲好きなんじゃないかな?ドラマティックな感じがする。コンサートから帰って一番耳にフレーズが残ったのはこの曲である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする