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ちょっと蘇州へ・・・

中国と日本の文化の違いに奮闘?しながら
日々感じた事、大好きな中国ドラマなどを綴る蘇州ブログです。

中国語 『日劇跑(日本ドラマ走る)』という言葉を知る

2018年02月25日 | 蘇州 中国語
 先日、中国人とお互いの国のドラマの話をしていて
 新しい言葉を知りました
 
 それは

 『日剧跑(日劇跑)』 → 直訳で「日本ドラマ走る」
 
(『日剧跑(日劇跑)』りーじゅーぱお と読みます)


 なんじゃそれという感じですが、中国の皆さんは
 日頃、日本のドラマを見る時に
 

 どうしていつも走るシーンが多いのか
 なぜそんなに走るのか
 青春ドラマとかよく走るね
 タクシー使えばいいのに

 などなど


 とにかくドラマの中で俳優さんたちがよく走り出すのが
 不思議でならないらしいです

 そんなに走るシーン多いかな?と思いましたが
 走るシーンに重ねて、自分の心の動きを表現するシーンは
 確かに普通にあるかなと思いました


 そういえば中国ドラマでそのようなシーンって
 見た事ないかも、いや見た事ないわ
 そう中国人に言ったら


 「中国で普段走ってる人見かけたら

  1.何か悪い事をして逃げてる
  2.危ない目にあって逃げてる
  
  私達はまずそう思うよ」

そう言われてしまいました


 そうだったんですか、マジにびっくりΣ(゚Д゚)
 (中国語で「跑」は「走る」の意味、そういえば「逃げる」の意味もあったな、なるほど)


 だから走る事に何かしらの感情を表現するなんて
 ありえないんやね
 日中の違いをこんなところからも発見、おもしろい。
 (急いでるから走ってるとか思わないらしいです)

 なので日本のドラマで走るシーンが出ると、特別なシーンと感じて
 『日剧跑(日劇跑りーじゅーぱお)』と名前をつけて
 楽しんでくれているんですね(たぶん)

 
 
 (中国ドラマは初めて出会ったときこんな風に見つめあうシーンがあると、この2人は好き合うのが定番と私は思ってる)

 
 友達の中国人なんて
 『日剧跑(日劇跑りーじゅーぱお)』のないドラマは
 日本ドラマとは言えない!

 とまで言ってました
 (彼女は『日剧跑(日劇跑)』が好きみたいです)
 


 
 (宮廷の諍い目の続編ドラマ「如懿传」)

 さてさて『日剧跑(日劇跑)』の話はさておき
 私の楽しみにしている宮廷の諍い目の続編ドラマ「如懿传」
 なかなか放送日が決まりません
 (2月中にスタートすると思ってたのに・・・)

 3月にもスタートできるかあやしい雲行き
 むちゃくちゃ面白そうなんだけどなー、放送日心配してます



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中国テレビ 中国の年末番組といえばこれ 『春晩2018』を見ました

2018年02月16日 | 中国ドラマ
 2018年は2月15日が中国の大晦日(中国は旧暦を使っているため)
 毎年大晦日には日本の紅白歌合戦のような恒例番組
 『春节联欢晚会』(略して「春晩」と呼ばれてる)が放送されます

 
 
 (スタートの歌のメンバーに今年は「陈晓(チェン・シャオ )」と「佟丽娅」が入ってました)

 この番組は中国ではめずらしい生放送
 (中国語で「直播」、画像右上にこの文字がある番組は生放送です)

 紅白歌合戦のようなといっても紅白に分かれて歌を競うのではなく
 歌、コント、舞踊などの演目が交互に披露される番組

 特に歌は人気の俳優が歌を披露する場合が多く
 普段ドラマでは見られない姿とあって
 私は毎年楽しみにしています

 今年の歌はどれもみな良かったです
 その姿を簡単に紹介すると

 
 (中国のお祝い事と言えば赤、真っ赤な衣装で「賛賛新時代」を歌う三人)

 写真右から若手の人気女優「景甜」
 そして、久々に姿を見ました「李易峰」カッコいい~
 一番左、去年はたくさんのドラマに出演して人気出てきた女優「江疏影」


 
 (周杰伦も出演しました)

 「周杰伦」が「告白气球」をマジシャンの演出で歌いました、すごーい
 (でも、歌の部分が短かった気がする。アジアNO.1歌手「周杰伦」なのにちょっと不満)


 そして

 
 (久しぶりに見た「王凯(ワン・カイ)」ちょっと痩せたね)

 『琅琊榜』の靖王役でお馴染みの「王凯(ワン・カイ)」と


 
 (こちらも久しぶりに見た「杨洋(ヤンヤン)」、美しい)

 映画の『三生三世十里桃花』でお馴染みの「杨洋(ヤンヤン)」のデュエット



 

 ジャッキーチェンも歌ってた!


 

 ホアン・シャオミンも!


 

 ウォレス・チョンも!


 そして今回ものすごく良かったと思った歌がこれ↓

 
 (写真が上手く撮れなかった)

 左から元EXOの「レイ」
 真ん中のベテラン俳優「黄渤」
 右が久しぶりの「ウィリアム・チャン」

 この三人の踊りがキレキレでカッコよかった~ホンマに。
 歌も上手いしね。

 
 
 (「ウィリアム・チャン」と「レイ」、やっぱり後ろの一般人とはオーラが違うわ)

 踊ってるところうまく写真とれなかったので
 コントを見て笑ってる2人の図
 (翌朝の再放送なので右上の字が「重播」になってます)

 
 俳優さん達の役を演じていない姿を生で見ることができるのが
 この『春晩』の醍醐味だと思います

 私は生放送を見ることにこだわってますが
 何度も何度も再放送しますので
 見逃した方はぜひ一度。
 (中国テレビ放送契約必要)


 そうだ、久しぶりに生の姿を見た「ウィリアム・チャン」ですが
 来月3月25日より始まるはずの新ドラマ『南方有乔木』に出演しています

 現代ドラマの彼を早く見たーい



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中国ドラマ 『談判官』ヤン・ミーと元EXOタオ主演の恋愛ドラマ始まりましたけれども・・・

2018年02月08日 | 中国ドラマ
 『谈判官(談判官)』先週2月4日より湖南テレビで始まったドラマです

 
 (なんだか並ぶと姉弟のようにみえる主演のヤン・ミーとタオ)

 ヤン・ミー演じる「童薇(トン・ウェイ)」は
 美人で敏腕の谈判官

 一方タオ演じる「谢晓飞(シエ・シャオフェイ)」は
 アメリカに住む富二代(お金持ちの家の子供)の長男
 父親の後妻の連れ子である弟がいる

 弟は真面目だが「谢晓飞(シエ・シャオフェイ)」は会社社長である父親に
 強く反発している
 「自分は一族のような金の亡者になりたくない!」的な感じ。

 そんな2人がたまたま出会って恋愛に・・・的なお話です

 人気スター2人の共演とあって楽しみに見てみたのですが
 1話目を見てこれは昔の昔見たことある韓国ドラマのような設定

 それはそれでいいけれど、今の中国ドラマの流れに合わないような・・・
 (最近は等身大の中国の姿を描くドラマが求められてる気がするのです)

 その他、色んなことにチグハグを感じてしまうのは私だけ・・?
 そう思って中国人の評価も見たところ
 例えば辛口サイト豆瓣では3.1ポイントの恐ろしいほどの低いポイント
 (やっぱりそうか・・・)


 
 (男気があって生意気でお金持ちの長男、でもちょっと生い立ちに影あって寂しいというよくある役所)

 タオさんも真剣に役を演じていますが
 やっぱりまだ出演作が少ないためか演技力は開発途中
 (役を演じてるというよりタオさんそのものがそのままドラマにいる感じ)


 そしてヤン・ミーは

 
 (相変わらず美しい~)


 
 (やっぱり美しい~)

 今回高級谈判官役だからなのか
 衣装の着替えが半端ないです。
 その服がオシャレだとかダサイとか中国人には色々言われていますが・・・


 私的にですが、並べてみて似合う、似合わないって恋愛ドラマで大切だと思います
 雰囲気合っていないカップルはあんまり人気が出ない事が多い気がする
 (今回の2人は姉弟にしか見えない、私的に思う事ですが)

 ただこのドラマ評価は低いものの、視聴率は高いです
 これってやはり人気のスターを組み合わせてあるからなのでしょうか
 
 面白くないと言いながらみんな見てる・・という事は人気があるのかな
 それなら良かった


 しかしとりあえず私はこのドラマより
 やっと放送が始まった『一路繁花相送』(ウォレス・チョン主演)に集中することにします
 こちらはチグハグな雰囲気がありませんように・・・


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中国ドラマ 『瑯琊榜之風起長林』残りあと8話となりました

2018年02月02日 | 中国ドラマ
 『琅琊榜之风起长林(瑯琊榜之風起長林)』を現在42話まで見ています
 全50話なので、残すところあと8話となってしまいました

 『琅琊榜之风起长林(瑯琊榜之風起長林)』を見始めた時に改めて思った事は
 このドラマは梅長蘇の『瑯琊榜1』の続編で世界観は引き継がれているものの
 まったく違うお話なんだという事
 (あたりまえなんですけど)

 当初はやはり梅長蘇がいない事で何かさみしいような、ものたりないような・・・

 
 しかし、しかしですね
 そこはやはり『瑯琊榜1』と同じ脚本家と監督が手掛けた作品だけあって
 どんどん物語に引き込まれまして

 「見て良かったー」と心から思っています
 

 続編というのは失敗する率高いと思うんですが
 この続編は中国人の評価も高く

 
 (中国の辛口評価サイト「豆瓣」、7.0ポイントを取れるドラマは少ないです)

 「豆瓣」でも8.6ポイントの高評価です
 (ちなみに梅長蘇の『瑯琊榜1』の「豆瓣」評価はさらに高い9.0ポイントです、当然)


 3月に日本でも放送されるそうなので詳しいあらすじは控えますが
 とにかくですね、長林王府の人達がいい!
 
 とくに立派な長林王になった「萧庭生」がものすごくカッコいい!
 (顔がいいとかそういうカッコよさじゃなくて、人としてステキ)

 もう私が何回も再生してしまうワンシーンを少しだけ簡単に簡単に紹介すると


 
 (病でもうすぐ亡くなりそうな父親「萧庭生」を見て悲しむ息子「萧平旌(ピンジン)」の図)

 病に倒れ死が近づいた「萧庭生」
 息子「萧平旌(ピンジン)」は少し外の風にあたりたいという父親を連れて外へ・・
 
 
 
 (父親の傍らに正座して話を聴く「萧平旌(ピンジン)」、『瑯琊榜』らしい静かな雰囲気がいい)

 父親「萧庭生」は後に一人残ることになってしまう「萧平旌(ピンジン)」に言葉を残します
 (この時のセリフと演技が素晴らしい)


 
 (歳を重ねても頼りになるカッコいいお父さん「萧庭生」)

 「萧庭生」はまず自分は生まれてから三つの幸福に出会えた事を
 息子「萧平旌(ピンジン)」に話します

 まず、自分は素晴らしい師匠に出会えたこと (これは梅長蘇のことですね)
 さらに、素晴らしい君主2代に仕えたこと (これは靖王と息子の梁帝のこと)
 最後に仲の良い家庭に恵まれ素晴らしい息子2人がいたこと
 

 そしてここまで本当に色んな事がありまして
 長林王府は大変なんですが「萧庭生」は言います

 「お前はやらねばならない事は全てやった、私の死後、長林のこの家に束縛されてはいけない」

 
 
 (自分を理解してくれている父親の気持ちを感じ、思わず泣き崩れる「萧平旌(ピンジン)」)

 そして自分の衣服は墓に、骨は梅峰に埋葬するよう言います


 
 (初めて「萧庭生」が梅長蘇と出会ったシーンが回想されて・・・)

 
 梅長蘇との出来事などを想い起しながら
 「萧庭生」は亡くなります

 
 亡くなって寂しいシーンではあるけれど悲しくない
 息子を包む大きな愛と自分の人生に満足して死んでいく気持ちが演技から伝わって
 なんだろうなー、「良い死」であったと感じてしまう名シーンです

 「萧庭生」を演じた俳優「孙淳(スン・チュン)」さん
 中国人はみんな素晴らしい俳優だよと言いますが、確かに。



 
 素晴らしい俳優で思い出しましたが


 
 (「萧平旌(ピンジン)」の兄「萧平章(ピンジャン)」と
 奥さんの「蒙浅雪」←彼女は蒙大統領の兄弟の孫という設定)


 「萧平旌(ピンジン)」の兄「萧平章(ピンジャン)」を演じた有名二枚目俳優「黄晓明(ホアン・シャオミン)」

 彼は今まであまり演技力が高くないという評価でしたが
 この『琅琊榜之风起长林(瑯琊榜之風起長林)』に出演以降
 彼は素晴らしい俳優になったと中国人は評価を上げています


 とにかく『琅琊榜之风起长林(瑯琊榜之風起長林)』も素晴らしい作品です
 『琅琊榜1』にハマりすぎて続編は見る気がしない・・という気持ちの方もいるかもですが
 見る価値は絶対にあるドラマです

 そして「梅長蘇」が大事に守り育てた「萧庭生」とその子のお話です
 だから「梅長蘇」ファンとして見届けてあげねばと思うのです・・・


 
 ※ 日本では『琅琊榜2』3月26日より「衛星劇場」で放送開始
 ※ 『琅琊榜之风起长林(瑯琊榜之風起長林)』の記事はこちら→


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