ちょっと蘇州へ・・・

中国と日本の文化の違いに奮闘?しながら
日々感じた事、大好きな中国ドラマなどを綴る蘇州ブログです。

蘇州お散歩 『也崎日式西点』園区にある日式ケーキを作る中国人パティシエさんと知り合う

2017年11月08日 | 蘇州 お散歩
 先日中国の食べログアプリ『大众点评』で
 なんだか気になるおケーキのお店を見つけまして

 新区からはるばる園区(というほどの距離でもないけど)に
 そのケーキ屋さんを訪ねに行ってきました。

 地下鉄星湖街から徒歩1分の金匙望大厦2号楼の10階にあるという
 『也崎日式西点』

 
 (このお店のイチゴショート。日本なら普通にあるイチゴショートが蘇州には少ないのです)

 こういう日本式のケーキのお店があるはずなのに 
 オフィスビルの10階、探せど探せど見つけられない

 偶然エレベーターで一緒になった女性に訊ねたところ
 なんと彼女がそのお店のパティシエさんでした!


 
 (パティシエの「cha(車)」さんです、日本語がとっても上手です)

 
 パティシエの「cha(車)」さんは2009年に名古屋のNCA料理専門学校でお菓子作りを学び
 その後名古屋のマリオットホテルやヒルトンホテルなどで働きながら勉強を続けて
 お子さんを出産の為、中国に戻り今年の8月に『也崎日式西点』をオープンされたそうです。
 
 現在は注文販売でホールケーキを販売している段階だそうです
 なので、店舗の住所は

 
 (大きな窓のある見晴らしよく落ち着くこのお部屋が工房です)

 このケーキ工房の住所なのでした
 (だからお店が見つけられなかったんですね~、だって普通のオフィスのドアばかりだったので)

 ただ前もって(3,4時間前でよし)電話をすれば
 この工房の二つ三つ手前にあるお花屋さんに小さなカフェコーナーがあり
 そこでこちらのケーキを食べることもできます。

 
 (バラのお花の種類がたくさんのセンスのいいお花屋さん、chaさんのご主人のお姉さんが経営されているとの事)
 

 もちろん私は電話などせずいきなり訪問したので
 ケーキは無理かーと思いきや

 「30分まって頂ければイチゴケーキなら用意できます」

 親切にそう言っていただいて
 申し訳ないなと思いながらもちゃっかり待って
 ケーキをいただきました

 
 (シンプルに美しいイチゴショート、この普通~のが食べたいの、一つ28元)

 ケーキの切り口が乱れているのは
 突然伺ったので生クリームを冷やす時間が足りなかったせいだと思われます
(パティシエさんも誤っておられました)

 味はしっとりしてフワフワであっさりとした上品な甘さの
 私の好きなイチゴショート、あっという間に食べてしまいました

 
 (窓際に小さなテーブルがありまして、紅茶をいただきました)

 chaさんは
 「中国には日本のように美味しいイチゴがありません。
 日々美味しいイチゴを作る人を探しています」
 との事でした。
 (色々お話してケーキを愛する情熱が熱い彼女です)

 中国人は生の果物をケーキに使うという日式ケーキにあまり馴染みがないそうで
 「この果物にジャムを塗った方がいい」
 などとアドバイスを受けたりするそうです
 (甘い方が好きなんでしょうかね)
 
 けれど、chaさんはこの日本式ケーキを広めていきたいとの事です
 
 現在ホールケーキはイチゴ、マンゴー、ブルーベリー、チーズケーキ、イチジク(今は無し)があり
 今後色々と増やしていくそうですよ

 また、イベントなどでのケーキ無料試食や
 工房でのケーキ教室も考えているとの事でした
 ご興味ある方は一度お電話を
 (電話はもちろん日本語で問題なし!だってペラペラです)

 
 
 
 
 ケーキももちろん配達してくださいます
 新区からの注文もあるとの事でした

 小さなお子さんの子育てとお仕事の両立は大変だと思うけど
 明るく話すchaさん、がんばってくださ~い


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