16時、いつもの原鶴温泉のPホテルにチェックイン。浮羽稲荷神社の300階段で汗ばんだ身体をすっきりさせるべくとりあえずはお風呂へ。キーが一つしかないのは不便だね。孫息子と汗を流しに行く。このホテルは洗い場が畳敷き。緑の畳が足裏に心地よい。源泉かけ流しの豊富なお湯が心身をいやしてくれる。女性陣が待っているのでさっさと孫の体と頭をあらってやる。あとでわかったが孫は一人で風呂にはいってなんでもできるらしい。
女性陣と交代。夕食までの時間、孫はゲームに夢中。私はホテル周辺、筑後川沿いの散歩。去年の大雨の爪痕がまだ残っている。大雨災害の影響でいつもなら賑わう鵜飼いが中止された。その船が陸揚げされたままになっている。
推移による避難警戒ラインの表示板がなまなましい。
夕食、18時スタート。個室で家族5人ゆっくり。孫が小さい頃は大広間での夕食だったが今回は個室。季節の懐石。飲み物は私はとりあえず生、女性陣はロゼワイン。ツアー後は孫娘は小学6年、息子は小学2年、元気に頑張れるよう乾杯。
メニューリストを見ながら食事を楽しむ。先付け、前菜、造り、蒸し物、焼き物と続く。
ヤマメの化粧焼きはうまかった。日本酒熱燗を頼む。
(筍饅頭:若芽飴、水辛子、五色ぶぶあられ?)
替わり鉢で筍饅頭と称するもの。中身の正体よくわからなかったが微妙な味わい。鹿児島産豚バラ、水菜、榎などの小鍋、蛤、あおさ海苔の吸い物、釜飯、三種盛りの香の物、デザートと続いた夕食会。楽しい会話とともに心腹みたされ部屋にもどる。こういう年中行事が続けられる、あり難きかなである。豊かな時代に生きる孫たちはこのあり難きことをどの程度感じているのかね。つい思ってしまう。
しばし休憩ののち孫息子と露天風呂にいく。ここの露天はきわめて心地よい。先客がでていき貸し切りで孫と楽しむ。満天の星空とはいかないが一番星を孫がみつける。心身ともにリラックス。息子の姿が見えない。どこにいる?と声をかける。水風呂だよ! なんと熱い湯につかった体を水風呂で冷やしている。こんな入り方をどこで覚えた?ちょうどその前にサウナのドア。息子とサウナに入る。90度。一緒に出て水をかぶる。いかにも楽しそうな孫の顔、成長したものだ。部屋にもどり女性陣にバトンタッチ。敷かれてある夜具に寝転がる。ああ、幸せって感じですね!
親、子、孫、三世代の女性陣が上気した顔つきで帰ってくる。恒例の親亀、子亀、孫亀、4人、4段重ねの記念写真撮影、皆の顔つきが実に愉快、楽しい。22時、心地よい疲れの中で眠りにつく。おつかれさんでした、おやすみ!