ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

180419 夜中の咳からやっと解放されそう!いつき組夏井組長俳句教室仕上げ!わかりやすい俳句ダメ?

2018年04月19日 | 俳句

 布団に入った途端、咳が出はじめる、寝不足の10日あまりからやっと解放されそうな気配。この2~3日、明け方少々の咳が残る程度でやっと解放されそうな気配。ちょうど昨夜で薬もきれた。結局、何が原因の咳やら風邪でもなしアレルギーでもなし特定できないまま、喉の炎症抑えと咳止め、抗生物質と対症療法でやってきたが結局、日にち薬みたいなものか。念のためO内科にいき、炎症抑えと咳抑制の薬をもらう。

 帰り、給油にゆき、セブンで昼の弁当を買う。そこでTさんと会う。Tさんは福岡の著名議員の秘書で選挙参謀でならした人。今は悠遊自適、陶芸の腕はプロはだし。日傘をさしておられたのでお聞きすると顔にいぼみたいなのができて皮膚科でとってもらったらしいが調べてみるとガンだったとか。紫外線がいけないということでずっと日傘をだして外出しているとのこと。まったく年をとってくるといろいろ出るものだね、いやはや。

 

 

 さて俳句。超辛口先生の赤ペン俳句教室。夏井先生のご指導、第五章。「発想を活かす」ための小さなコツとはなにか?

1、まずは最重要技法「切れ」について。川柳との違いは季語の有無もあるが一番重要なのは「切れ」があるかどうかであると過日聞いたことがある。

元句:日常を忘るる旅は滝の音。旅は非日常の楽しみ。これをより強く詠嘆するには切れ字をつかう。 添削:日常を忘るる旅滝の音。旅はいいものだなと詠嘆して、やで切ることによって画面をチェンジしてああ、滝の音が聞こえると続ける。ただし、や、かな、けりなどの切れ字は1句で2つ使ってはダメ。焦点がぼけてしまう。

2、説明の言葉は使わない。元句:群青の下町彩る大花火。わかりやすくていいと思うが「彩る」が説明になっている。俳句では説明の言葉は嫌われるとか。添削:群青の下町大花火ひらく。句またがりにして、群青の下町でいったん切って大花火ひらくと続けると全体が映像化されるとのこと。

3、動詞をうまく使って情景を鮮明に。元句:花霞遠きに臨む富士の山。添削:花霞遠きに青む富士の山。青みがかっているのを「青む」というらしいが素人じゃあまり使わないと思うがこの動詞を使うことで霞のピンクと富士の青を対比させる効果。

4、助詞のつかいわけ。元句:風にのる火薬の香りも夏の色。中七がもを使うことにより8字で字余りになっている。中七の字余りは調べをとどこおらせるので避ける。添削:風にのる火薬の香り星涼し。星涼しという季語はなかなか出てこないがね

5、リフレインで調べの効果をだす。元句:富士の下押し寄せる波芝桜。芝桜を押し寄せる波と表現した感覚はいい。が上五をあえて字余りにして複合動詞の勢いを印象付ける。添削:富士へ富士へ押し寄せる波芝桜。

いかがでしたか夏井先生の毒舌添削。まあ、畳の上の水練はいくらしてもダメなようなので駄作をどんどん作る。投稿する。できれば句会に入るなど実行できればいいのじゃないですか・・・

コメント
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