オリンピックと大福帳?別に相関関係はありませんがあとのテーマと関係があります。暑い日が続き、体を持て余していますが皆さん大丈夫ですか。6時ごろ目が覚めたときテレビをつけるとロンドン五輪開会式のセレモニーやってました。聖火到着前のやつ。眠気まなこで起き上がりトイレに行き、勢いは今一つ。顔を暑い湯で洗い、タオルで体をごしごし、ストレッチをかねてやる。ひげをそり、ローションをつけ顔をバチバチ、目をさまし、新聞をとり、スズメの餌を補充し、金魚に餌をやり、コーヒーを煎れる。食パンにチーズをおいてトースターにかける。バナナをむいてさらにおき焼けたトーストにブルべりジャムをつけコーヒーをカップにいれて食卓につき、新聞に目をやりながらまずはコーヒの苦みで頭に刺激。新聞は見出しをざっと流す程度。最近はスポーツ欄が増えている。いまやナデシコより男子サッカーへの注目度が高い。
五輪中継、聖火がやってくる。テムズ川にベッカムの姿。次代に引き継ぐ!が今回のテーマらしい。若手数人が最終点火者に。204の国が参加、聖火が204の点火口につぎつぎとうつってゆき最終的に一つに燃え盛る聖火となる仕掛け、世界は一つにというメッセージの具現化だろう。ハイテク&ハイタッチ。いい演出だ。そしてフィナーレにビートルズのポールマッカートニーがでてきて「ヘイジュードウ」をやりはじめ会場がいったいとなって大合唱。ビートルズ世代の小生、大いに感動。8時40分になっていた。今日は二日市町歩き撮影会が10時からある。バスでいこうと思っていたが時刻をしらべてみると9時台に適当なのがない。妻に送ってもらう。二日市中央通り商店街のT呉服店が集合場所。途中なぜか車がこみ時間ぎりぎりにかけこむ。二十数名がすでに着席待機していた。筑紫野市歴史博物館のY氏の「二日市宿」についてのレクチャー。筑紫野界隈は九州交通の要諦で薩摩街道、長崎街道、日田街道の合流するところでは原田宿、山家宿、そして二日市宿の3つの宿場町があったということ。仕事の関係で九州に長くいることになったがたまたま西鉄沿線に住居をもとめたのが因縁、二日市は特急の停る駅というレベルの認識で駅周辺の開発の遅さに辟易していたというのが正直な感想だったが話をきいて歴史的になかなか面白い街であることが再認識できた。
最初の撮影スポットがこのT呉服店、明治10年創業だから140年ちかい歴史がある老舗。集合場所がギャラリー米蔵となっており昔の庄屋さん。店の表部分だけ見ていると建物の裏の日本庭園や二階の太い柱の梁がめぐらされた住宅構造などからかいまみれる。中はみれなかったが茶色く変色した大福帳などが展示されていた。
呉服店をあとにして「二日市まち歩きマップ」をみながら町歩き開始。つぎの撮影地であるO酒造に行く前に普段とおらない路地裏にまわると古めかしい歴史を感じさせる建屋が残っている。
O酒造では社長直々に案内いただく。酒蔵の天井には慶応元年に建築されたむね書き残されている。社長が懐中電灯で照らしていただいた天井にその字が確認できる。二階に上がると酒の神様がまつられていたが女性の神さんとか。耐震補強が施されたてものの維持に努めておられる。予定になかった試飲も社長の計らいでできる。純米吟醸酒は結構な味でした。ここは最後の撮影ポイントにすべきだったかもね。つぎはこれまた老舗のE醤油さん。高い天井に醤油製造としての工夫のあとがうかがえる。
かんかん照りでなかったのが幸いしたが暑いのにかわりはない。御前湯にむけて一同歩をすすめ、町屋カフェ「T」で昼食。ほっと一息の数十分。食事も結構な味でした。
そのあとD別荘東門、二日市温泉街の撮影をして二日市八幡宮へ、そして最初のT呉服店ギャラリー米蔵で9月初めの生涯学習センターでの写真展の打ち合わせ、記念を撮影をして撮影会を終了。暑かったが結構な体験でした。
17時半、バスで帰宅。お疲れさんでした。