夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

京への想い

2024年04月12日 22時26分55秒 | 誌編
令和6年4月12日(金)

雨の散華

見上げては麗しき喜びの讃歌を詠い

はかなくも身を大地に捨てては慈しみを

清らかな生命を無限に生きるあなた。






京への想い

神祭り しんなりと弾く 三味線や


帝の移り香が薫る鴨川に光る燈篭。

清水で清められた坪庭にカラカラと格子戸が開き、

『おいでやす』 としんなり(神成り)と

快い舞妓さんの声

艶かに座る佇まいに煌めくかんざし、

振袖をたぐる白い指先がしなやかにしなり、

『ほなおおきに』 と優しく、

円やかではんなりとした振る舞い、

和み、淡い旋律となり心の奥底に響く、

長閑な平和と、温かい

はんなりとした文化が祇園の石畳みにひろがる。

八坂神社を仰ぐ門前町、いにしえよりの文化が色濃く残る

祇園に倭姫の『神よび』の火打石がひかり、

連綿とした伝えて来た祇園祭り、生活文化、

優しくも、尊さに溢れた上品な京ことば。