夢から慈しみの世界へ

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恐怖の感染・・・『恐怖心』はどんなウイルス、細菌、病気などよりも、もっと感染しやすのです。

2020年03月28日 11時39分44秒 | 健康・病気・精神分析・心理学・先祖供養・霊的実在・心霊の諸相
私共の病院にもついに、新型コロナウイルスの疑いで診察に訪れる人があらわれて来ました。

しかし皆、陰性であるようです。

感染の終息を祈るばかりです。



『恐怖心』はどんなウイルス、細菌、病気などよりも、もっと感染しやすのです。

家庭で、赤ん坊や幼児が感染症に罹患したらうつらない様に近寄らないようにし、

他の人に迷惑にならないように外出を控え自分の部屋に閉じこもるのである。

しかし心の中に巣くう恐怖や動揺、心配や憤慨等の悪感情を起こした時

それが感染しないように自己を隔離したことがあるであろうか!

これらの感情は言葉や行動で表現しないでも

周囲に感染するのであることを考えたことがあるであろうか。

恐怖より開放されるための道はただ自己の真実の自我を知ることである。

この自我を知るためにはイエスがマタ傳第5章で述べた如く

『然らば汝らの父が全きが如く、汝らも全かれ』

・・・・『あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい』

若し吾々が、神を呼ぶにせよ、神は呼ばないでも、

神は常にましまして我らを護ってい給うということを信ずるならば、

この世の中に何一つ恐怖すべきものは存在しないのである。



ある校内第一の優れた女性教師がある日生徒たちの両親から

苦情がきて生徒も勉強に興味を失い、

教室にもいる事を嫌がるようになっていました。

今や辞職を勧告されるようになったのです。

それは彼女の内に秘められていた怒りと反抗と失望と不信と未来の生活に対する

陰気な想念感情の恐怖が知らず知らずのうちに生徒たちに感染したからです。

しかし彼女は自分自身が自分に与えている害、

そして愛する生徒達に与えている害に気がついていなかったのです。

彼女はカウンセラーの助言をうけたのですが

彼女の人を排斥する感情は中々消えなかったのですが

心の訓練を継続していく中で

やがて排斥の心が素直な心に置代わり、

赦しと理解の心が憎しみの心と置き代わり、

神の愛に対する信仰が彼女の恐怖を克服したのです。





決断とは何かを捨てると云う事である。



才智ばかりで小細工する者はついにその才智に翻弄されて自己が崩れさるであろう。