今年は、4月に入っても、寒い日が多く、桜が咲くのも遅いなと思っていたら、咲くとなれば一気だったね。先週の週末がピークだった。日本人は、桜が好き。花見が大好き。残念ながら、カッチイは、新学期なんで、何かとバタバタと忙しく花見のお誘いもパスしてしまった。
通り過ぎてしまう桜の季節に、俳優の吉岡秀隆さんの「あなたなしでも生きてゆける。それひとつ知った時、散りゆく桜の美しさに何故だか僕はひとり泣いている」と歌う「桜」のメロディが脳裏を流れる。ただ今マイ・アイドルのNo1に輝く吉岡さんだが、ここのところ、この人の繊細さには、しびれっぱなしだ。(周りにあきれられてるのだが)
もうすぐ彼の主演作「四日間の奇蹟」の公開が待たれるが、映画の公式サイトhttp://4kiseki.biglobe.ne.jp/ では、予告編が動画で見ることができ、主題歌を歌う平原綾香さんが歌う主題歌「Eternally」が4日だけ配信されるとあっては、いやがおうにも、映画への期待が高まる。
逐一ヨシさま情報は、ファンサイト「Drふ~ふの随想録」http://kitafan.3.pro.tok2.com/でいち早く教えてもらえる。原作本も読んだ。読者を引き込んでいく筆力は、さすが「このミステリーがすごい」の大賞作だと思うのだが、映像化するって、どうなるんだろう?と思う原作なのだ。(ネタバレです!)
海辺の診療所で働く真理子(石田ゆり子)と物語の要になる少女・千織(尾高杏奈が、落雷事故にまきこまれる。しかし、真理子は、4日と言う期限で、千織の体を借りてよみがえり、初恋の人である敬輔の前に現れる。敬輔は、吉岡さんが演じるわけだが、事故で指を痛め、夢を断念したピアニストという役である。佐々部監督は、CGIは多用せず、役者の演技を全面に見せる監督だけど、奇蹟期間は、どうやって表現してくのだろうか?
真理子と千織と敬輔が、3人が、手をつないで歩く後ろ姿が、公式ページにあったが、このスリーショットって興味深い。子供を持つことを切望していた真理子だが、千織ちゃんは、敬輔とのふたりの子供をイメージさせるには、大きすぎる。敬輔と千織との場面は、多く出てくるあろうが親子のようには見えない微妙さなのだ。しかし3人は、絆で結ばれている。
散る桜が、来年も花をつけるように、再生の希望がもてる映画を見たい。奇蹟を信じることは、ファンタジーであろうが、それこそが映画的世界の実現だろうから。
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