みやぎ野菜ソムリエの会

会員同士の相互交流と情報発信を目指し、各種勉強会、産地の視察研修等を自主的に行っていく野菜ソムリエ会員のコミュニティです

第三回「気仙沼ベジフルさんま祭り」開催レポート

2013-10-28 01:17:29 | 野菜ソムリエ支援活動

料理研究部会・食素材研究部会のコラボで今年もいってきました

「気仙沼ベジフルさんま祭り」。なんと、第三回目を迎え,ますますパワーアップした様子をレポートします。

 

昨年に引き続き,気仙沼の阿部長商店さんの御協力のもと

気仙沼おさかな市場を会場に「野菜縁日」「ベジフル体験カフェ」コーナーを開催。

当日は天気に恵まれましたが,めずらしく強風の一日でした。

あまりの風で,屋外の野菜縁日に設置していた,めかたでドンのコーナーは急遽屋内のベジフルカフェへ移動というハプニングもありましたが,ベジフルカフェには200人近くの人が来場いただき,ベジフルさんま祭りでは,およそ800人くらいの皆さんに来場いただきました。

会場では,さんまの炭火焼きが無料で振る舞われていいます。

なんと、一番手前で焼いているのは,佐藤さんの旦那様。急遽さんま焼きをお手伝いいだたきました。

まずは,野菜縁日コーナーの様子はというと・・・・・・・・・・

◆恒例「ベジフル輪投げ」コーナー


私は、ベジフル輪投げコーナーを担当しました。最初は子供向けの遊びだとしか思ってませんでした。大人の方に声を掛けても”私はよいから”と遠慮されてしまう方もいらっしゃいました。ところが,そこでもう一声『無料ですよ』っと声をかけると、”無料なら..ね♪”とチャレンジする方が意外に多かったのです。いざ始めてみると子供より大人の方が力が入り、夢中になっている姿が多かったようです。子供は無邪気に輪を投げる。大人は考えて考えて狙って輪を放つ。同じ遊びでも大人の方が真剣だったように見受けられました。そしていつしか,輪投げコーナーには順番待ちをする列ができるほどの反響も!
「野菜」を中心に,大人も子供も、知らない人たちも,みんなが笑顔になっていた事がとてもよかったと思います。(料理研究部会 三上さん)

◆新企画「ベジフルフッシング」コーナー


今年の新企画「ベジフルフッシング」!釣り上げた野菜をお持ち帰りいただりコーナーは、 強風で釣糸がなかなか定まらない中、大盛況でした!おじいちゃんもおばあちゃんも、パパもママも、お子さん達も、真剣です!釣り上げるとみんなで拍手~!さすが漁師の町?大変盛り上がりました!(料理研究部会 大坪さん)

 

◆JA南三陸産の新鮮野菜と果物の直売コーナー

新鮮や野菜,旬のりんごやなし,そして新米などを直売していただきました。

ほとんど完売にて,お買いもとめいただきました。

そしてなんと、ことしは,「ずんだ餅」のお振る舞いや,「餅巻き」まで。

JA南三陸様,ありがとうございました。

つづいて「ベジフル体験カフェ」コーナー

 2階のベジフルカフェは、外の強風もなんのその、子どもからお年寄りまでたくさんの方々が立ち寄ってくださいました。子供騙しのような穴埋めの「気仙沼 茶豆クイズ」に笑っていただき、選べる試食に喜んでいただき、さんまご飯やチョコベジやアヒージョなどを味わっていただき、箸つかみオリンピックや目方で ドンコーナーを楽しんでいただき、気仙沼茶豆に関する講話に頷いていただき…もう盛り沢山すぎて,テーブルとイスが全く足りませんでした!ヒッチハイクで 日本を回っているという青年に出会えたのも素敵なご縁でした。たくさんの笑顔に出会えて、本当に素晴らしい経験となりました。

◆気仙沼茶豆を使ったレシピの試食コーナー

今年は,気仙沼茶豆とさんまのケークサレ,気仙沼茶豆スイーツ,気仙沼茶豆もちもちポンデの

三種類の試食を行いました。

 和菓子のレシピをとの指令を受けてメインで作ったのはがんづきでした。間にずんだ餡を挟み茶色と黄緑色のコントラスト、スクエアカットもショートケーキの様で、ミニマドレーヌや塩クッキーとの相性も良かったと思います。若い方だけではなく、年配の方にも「こんなにたくさんありがとうね」と言っていただき、ゆっくり味わってもらう様子をじかに見られたのは、とても幸せなことでした。

(料理研究部会 八巻さん)

◆めたかでドン!コーナー

 食素材研究部会のブースでは「めかたでドン!」で参加者の皆さんと楽しみました。
今年はおなじみの野菜350gを当てるクイズと、サンマ1匹何gかを当てるクイズの2本立てでした。見事2問正解の方への賞品は阿部長さん提供の生サンマ1ケースですから、参加者の皆さんは真剣そのもの。
見た目では野菜350gはたいした量ではありませんが、普段の生活を考えると毎日続けて摂るのは難しいものです。これからの季節、風邪など引かないためにも野菜を積極的に摂りましょうとお話ししながら、楽しい一日を過ごしました。(食素材研究部会 成田さん)

◆気仙沼茶豆とさんまご飯の試食コーナー

 今回私は、秋刀魚ご飯を担当することになり、試作会で2種類の秋刀魚ご飯を作りました。どちらも、焼いた秋刀魚を使うのですが、炊き込むご飯とキノコだけを炊き込み後からほぐした秋刀魚を混ぜるご飯を作り、試食した結果キノコ炊き込み後混ぜご飯に決定しました。
 前泊隊で行った私ですが、キノコを買うことを忘れるというハプニングもありましたが、当日に用意でき無事に作ることができました。
一番奥のブースで秋刀魚ご飯を配っていたのですが、地元の皆さまは秋刀魚ご飯をあまり食べないのか、「珍しいわ~」、「作ったことないのよね」、と言って頂きました。トッピングに気仙沼茶豆と大島の柚で風味付けしたので、「秋刀魚の生臭みがなく、キノコの香りと合って美味しいです」、と言って頂きました。
レシピのリーフレットも沢山の皆さまに持ちかえって頂き、一安心。家族連れも多く子供達の楽しそうな笑顔に、私達ソムリエも楽しい1日が過ごせました。(料理研究部会 千葉さん)

◆新企画!気仙沼茶豆箸つかみオリンピックコーナー

気仙沼茶豆つまみオリンピックは、予想以上に大人の方々が楽しんでくれました。
30粒の茶豆を何秒で箸を使ってとなりの器に移せるかが勝負。簡単なようで、集中力が必要です。手に汗をかきながら、気合いがはいってました。
老若男女を問わないゲームを担当し、楽しかったです。喜びを参加者とシェアできたことが、なによりよがったですね。
参加していただいた皆様の声は、面白かった、難しかった、ハシの持ち方悪いから直す、また来年挑戦したい。とおっしゃってました。
最高新記録は21秒です。これにはコツがありますよ(産地交流部会 佐藤さん)

 

そして,おなじみ

◆笑顔のチョコベジコーナー

全農みやぎさんから協賛頂きましたサツマイモ、ナス、キュウリ、ミニトマト、リンゴは全て新
鮮でチョコベジのし甲斐がありあした。常陸さんの発案でゆずの皮をすりおろして、香りつけにチョコレートガナッシュに加えました。
次々にいらっしゃるお客様にチョコベジを提供して,気が付いたら予定の100食が終了しそうでした。
しかし、阿部長さんのご厚意でお皿を譲っていただき,残った野菜で更に20食準備し,最後のお客様にも楽しんでいただきました。

ご協力下さいました皆様に感謝申し上げます。(事務局長 星さん)

年々参加者が増え,第3回目となる今年は,会員のご家族の皆さんからもお手伝い頂きまして,

事前準備の参加の皆さんを含めると,総勢32名の方々の参加により,無事開催することができました。

すべてのスタッフの皆様,お疲れ様でしたっ!!。そしてありがとうございました!!!(大感謝)

「ずっとつながる」をテーマにした今年も,盛りだくさんなイベントによって,来場頂くみなさんの笑顔を見ることができ,

気仙沼のみなさんに少しでも元気を届けることができたのではないかと思います。

そして,我々も,たくさんの元気を頂きました。

まだまだ復興には時間がかかりますが,訪れるたびに,少しずつ変わっていく気仙沼を,

これからも野菜ソムリエとして応援していきたいと思います。

最後に,御協力いだたきました,阿部長商店様,園芸ブランド推進協議会(全農みやぎ)様,ハウス様,ユーメディア様,野菜ソムリエ協会仙台支社様に感謝申し上げます。

(料理研究部会 部会長 関口)

 



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