ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

夏休み:ドロミティ山脈 ⑤ 最終章 お奨めスポット

2009-07-05 06:29:59 | 旅行:イタリア山バカンス

ドロミティー最終日の朝、朝食後身支度してチェックアウト
小型のキャリーを引きずりながらいつものカフェへ
結局毎朝通った!とてもお気に入りのスポット

このカフェ“Kafe Kofler” と言う
Moso Chiesa のバス停の角に大きな看板がでている
標識の通りに進んで行くとちゃんとこのカフェにたどり着ける
私達のように毎日きているお客さんも一杯

ここかなり沢山の種類のケーキがある最終日なのでカップチーノとケーキを注文
昨日来た時には一杯あったのに今朝はほんの少ししかなかった

ほとんど売れてしまったらしくあと1時間後にやってくるとか
仕方がないのでとにかく残ってたケーキで我慢
それでもそのケーキ美味しかった

このカフェは本当に超お奨め!Mosoエリアに行ったら是非足を運んでいただきたい
オープンカフェは時間経つの忘れてしまう!

私達のもう一つのお奨め、もう何度も登場している“Willy”

なんと2食(朝食と夕食)つきで6月なら一人1泊46ユーロ 約6300円
安いなー!日本の民宿でもこの値段では今や泊まれないだろうな!

3晩連続で通った私達、レストランで食事してた人はほとんど宿泊客
一体なにを食べてるのかと気になり見ていたら

プリモ、セコンド、サラダバイキング、デザート、フルコース
しかもプリモもセコンドも数種類から選べるようだ

宿泊客用のメニューがあるようだ、だからと言ってまったく手抜きではなく
ドーカーンボリューム満点、、、、

ホテルと名が付くだけあって部屋も綺麗!
他にも宿泊客にはいろいろな特典があるようだ

この内容でこの価格、バス停からの距離も歩いて5分くらい
平たい道なので大きなスーツケースでも大丈夫!
スタッフも親切奨めの宿だ!
HPで予約もできる!

ちなみに私達の宿も親切で清潔で居心地よかったけど、ホテルとは呼べないかな?
値段と、景色はこちらのほうがいいけどちょっと歩く距離が、、、
上り坂の上にあるので行きは辿り着くのに体力が行った!

ドロミティー山脈、奇しくも数日前世界遺産に登録された
北イタリアの人にいわすとドロミティーのトゥレチーメは世界一美しい山だと言う

ここはイタリアでもスイスとオーストリアとの国境に近い
山一つ越えたらそこはオーストリアだったりする
イタリアなのにここの人たちはイタリア語ではなくドイツ語を話す
標識も街の名前も全部ドイツ語とイタリア語と2つある
すべてドイツ語優先!

理由はやはり世界大戦の影響らしい

このあたり大戦以前ははドイツ領だったらしい
住人の中にはイタリア人を毛嫌いする人もいるとか、、、、

大戦の傷跡は根深い、、、そう簡単には消えない


7月8月は避暑にやってくる人達で街中いっぱいらしい
カフェも行列、レストランは予約無しでははいれるかどうか、、、

私達が行った6月本当に人は少なくて待つということはどこもなかった
静かにすごすなら6月中旬から末までのほうがよさそうだ
但しこの時期まだお天気が安定しないので晴天に恵まれるかどうかは運次第

来年もまたドロミティーに来ることでしょう!


夏休み:ドロミティ山脈 ④  やっと晴れ

2009-07-04 05:35:48 | 旅行:イタリア山バカンス

3目の朝目覚めると窓からは明るい太陽の光が!
やったーやっと太陽がでてきた!

朝食を食べて早速出掛ける準備、今日もMoso方面に向かって歩き始めた

で例のカフェに到着!ここを避けてはどうしても通れない、
今日もまずはここでカフェ!


朝ごはん食べたばかりなので今日はカップチーノのみ
太陽がでてとても気持ちがいい
晴れているとなにもかもが違って見える



いいお天気なので今日はCorda Rossoのゴンドラに乗って山頂に行くことにした

カフェの前に続く野道を行きゴンドラ乗り場まで約10分
往復10ユーロのチケットを買いいざ山頂へ

ゴンドラを降りて最初に飛び込んで来た景色これ


絶景や!



先っちょギザギザ!


ゴンドラを降りると散策の小道が整備されている、ここ標高約2000m
太陽がでてるとは言えちょっと寒い!



もうここはアルプスの少女ハイジの世界、目の前には360度お花畑が広がっていた



お花畑ってこんな風景を言うのねって感じ

まずは先にみえるギザギザの山に向かって歩き始めた
このお花畑には面白い高原植物が一面に咲いている

この花めっちゃかわいい


子供が書く花の絵みたい!これ実在してたんやー!
あたり一面に咲いている!

いろいろな高原植物



森に入る手前、放牧エリアを通るとそよ風と一緒にカウベルの音が耳に優しく響いてきた



なんともすがすがしい平和な光景!幸せな牛たち!

どんどん前にすすむとやがて森に入っていった

森の高原植物はまたちょっと違ってきた
見たこと無いような面白い花







森のエリアを抜けると足元がゴロゴロしてきた

岩山っぽくなってきたぞ、今まであまり感じなかったのぼり坂も増えてきた
岩の上にはまだ雪が残っていた

でここでPino恒例のおバカ写真!

タイトル:いただきまーす


これ私のコレクションにしている
何処に行っても必ずなにかやってくれるのでかなり笑える写真が増えてきた!


ちなみにこれ私がやってというわけではなく、シャッターを向けると自然に反応するから面白い!
Pinoと言う人は365日こんな感じなのだ!

そのまま先に登っていくと小さなベンチと看板が!
タイトル:ロマンチックと書いてある

で彼が思いつた写真がこれ、、、、ちょっと恥ずかしい!
看板タイトルにちなみ花をプレゼントしてくれた!
と言っても近くに咲いてた花だけど、、、、



遊び心満載なのだ!

途中Pino曰く“雲行きが怪しくなってきた”
ということで引き返すことに!、、、、でもこれ雲行きより彼お腹がすいてきたようだ

そうそうに来た道を戻りゴンドラで下まで降りた
かなり歩いて疲れたので一旦宿にもどり部屋でランチすることにした
今日も夜のためにお昼は軽くすませた!
で恒例のお昼寝タイム!おじいさん、おばあさんみたいやなー私達!

夕方またお散歩に出掛け今宵もWillyへ
私達気に入ったらとことんって性格とても良く似てる!

今宵のメニュー
私はやっぱりスープで Celestina alle erba in brood


コンソメスープに香草の入った揚げたパスタが入っている
私には油揚げのようだった

でPinoは Spatzle agli spinaci con burro fuso e parmigiano


ニョッキみたいなこの土地の名物らしい
美味しかった!

3日続けて行ったのでこの日はカフェをサービスしてくれた
なかなか気が利くWilly

宿までの野道二人でフラフラ歩いていた
何気に振り向くと遠くから1匹の猫がこちらに向かって走ってくる
まさか近寄っては来ないだろうと思いながらも
しゃがんでおいでおいでおするとなんと私の手元にやってきてスリよってきた



わーかわいい!なかなか私達から離れようとしない

道先案内人のように先頭に立ちバス通りまで送ってくれた


イタリアの猫ちゃん結構知らない人でも寄ってくる、日本の猫とは大違い

明日は最終日帰るだけ、今日少しでも晴れて本当によかった!
山はやっぱり晴れでないと!