ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

悪夢の3連発!

2010-02-22 06:45:07 | イタリア:怒り&忍耐
イタリアに戻ってきてはや1週間たった
三ヶ月ぶりに戻ってきた我が家、、、、
今年もまた昨年同様恐ろしいことが起こっていた
想像もしてなかったこの悪夢

まずは昨年の話から
冬場の3ヶ月だれも居なかった家、セメント造りの家は凍りついていた
早速暖房をいれようとガス湯沸かし器の元栓をつけにいった

ががが、、、、壊れてる
そうこのガスの元栓もともとこの古い家を買ったときから付いている
相当年季の入ったもの、、、そろそろ壊れるのではと言っていたら
案の定この始末

新しいのに替えるまでの3日間、暖房もお湯も無しで過ごしたのが昨年の話
その上昨年は3ヶ月電話の支払いが出来てなかったので
電話回線もぶっつり切られていた(まーこれは致し方ない)

すぐさま支払ったにもかかわらずイタリアの電話会社(日本で言うNTTのようなもの)
なかなか回線を戻してくれない
なんと支払ってから2週間ほったらかしにされ
インターネットも使えず大変な思いをした

それでも請求だけは当たり前のように1ヶ月分しっかり期日にやってくる
2週間分支払っているのにつながらなかった分返せと言いたくなったけど
泣き寝入りに水、、、、イタリアとはそういう国なのだ

で今年の悪夢3連発
その1
なんと昨年新品に換えたガスの元栓、、、、またしても壊れた
理由はクリスマスにやってきたヨーロッパ大寒波
ベニスもなんとマイナス12度まで下ったらしい
その時にポンプが寒さで凍りつき破裂して水が吹きだし状態になっていた
当然機械関係は全てパー

隣のおじさんが、水溢れてるのを見つけてくれ水道の元栓を閉めてくれた
数日間は水も流れっぱなしになってた様子
これまた請求が怖い!!!
ここ数年水道代が恐ろしくあがっている
そのうえガスの修理代、、、、恐ろしい値段になりそうな、、、

と言うことで今年も3日間暖房、お湯なしで過ごすことに
家の中ではコートを着て夜寝るときは何枚もセーターを重ね着して寝た

その②
なんと冷蔵庫が壊れていた、これもちょっと前から怪しかった
そろそろ壊れるのではと言っていたらこの状態
中にあったもの全てがカビて腐り、扉は怖くて開けられなかった
冷蔵庫から漏れ出した異臭を放つ汚水、、、
帰宅そうそうこの掃除から始まった
日本からの長旅の疲れにさらにこの出来事、、、疲れまくった
もー本当にいやになった

その③
自宅では上記のような出来事があり、それでもめげずに
ベニスの冬のカーニバルの最終日、疲れていたもののきっとお客さん多いだろうと
いうことで店に行くことにした
店に到着、結構お客さんも多く店の前の通りは観光客でにぎわっていた
さー店にはいろうとPinoが鍵を差し込むと、鍵がはいらない
良く見るとなんと鍵穴に小さな金属片のようなものが押し込んであり
取り出すことがまったくできない、、、誰かに悪戯されたようだ

Pinoがつぶやいた“素晴らしい一日が始まったかも?”

Pino悪戦苦闘したにもかかわらずまったくだめ
ウインドーの前にはお店に入りたいお客さんが覗き込んでいる
なのに鍵があけられない、、、、

結局自力で鍵はあけられず近所の協力を得て
ドリルで鍵を壊すことに、、、、、
店到着から鍵を壊して中に入るまでその間3時間、、、、

そして壊した鍵を今日中に直さないといけなくなり
結局店あちらこちら動き回らないといけなくなった

だれがこんな悪質な悪戯するんやー!
日本では考えられない出来事

ということでこの1週間この悪夢の3連発で振り回された
昨日新しい冷蔵庫がやってきたのはいいけれど
システムキチンの一部としてあった前の冷蔵庫
木製の台と一体化しているためその台が腐り台からなおさないといけないことがわかり
本来の場所に設置できず、再度出直してもらうことに

あーこれでまた一日がつぶれる、、、、

なんかマイナスな出来事だらけで始まった今年のイタリアの生活
マイナスは打ち止めになることを祈っている




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