ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

製作工程 その② 削る

2009-11-13 12:05:25 | ラルベロ(店)商品情報
ラルベロスペシャルペンダントの製作工程

2回目の釜出しから出てきた相当厚みのあるペンダント

まずはこのペンダントをまたまた例のダイヤモンドカッターで
今度はドーム状に削っていく



削り始めは表面をまず前回同様切って綺麗にする

そしてドーム状に削り始める




前回の切る作業より手間も時間もかかる

そして飛び散るガラスの破片も大きくなり
時々頭に刺さったりしている、、、
Pino血まみれ、、、まるでホラー、、、ちょっと大げさ!

それでも彼は気にせず削り続ける
切っている時は必死で刺さったガラスには気がついてない

何度もバランスを確認しながら根気良く削り続けて
最終はこんなドーム状になる



すこし立体感がでてきましたね

次に今度はヤスリのようなベルトでさらに表面を丁寧に滑らかに削っていく



これで削りの作業は終わり、かなり完成品に近づいてきた!



どうでしょう!この立体感!
木が浮き出てきました!
ラルベロスペシャルはやっぱりこうでないと!

こうして一つ一つ思いを込めながら仕上げていく

作業中よく“Kanae! 見て! すごく綺麗だ!”
“わーKanae! わーすごい!”
1人でよく叫んでいる、、、このときの彼は本当に子供のように無邪気だ!

そのたび私は作業の手を止め仕上げ途中のペンダントを見ることになる

彼にとってこの切る、削る、作業は
楽しくて楽しくてしかたがないらしい

こんなPinoを見てると本当に幸せな人やな~と思う
世の中本当に自分の好きな仕事し、それで食べていけてる人が一体どれだけいるのか?

まだまだ作業は続く
続きは次回

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12 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-11-13 23:59:57
いよいよ町田ですね!
私のほうも準備はバッチリですよ~
 
Pinoの素晴らしい作品を楽しみにしています。
それから、お二人に会えることも。
 
お二人の愛情がこもった作品が、たくさんの女性を幸せな気分にさせてくれます。 
 
私はまた一週間、お二人のお手伝いをさせていただけることを幸せに感じています。
 
毎日ステキな作品を見ていると、欲しくなってしまって、売れると嬉しいような悲しいような複雑な心境です。 
 
佳奈枝さんイチオシの作品、私も気に入りました!とても素敵です~
 
町田で全商品をお嫁に出すつもりで、頑張ります。

 

 
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よろしくです! (Vetrina)
2009-11-14 10:02:35
Kaco ちゃん!有難うです!
1週間よろしくお願いします
Kacoちゃんパワーを拝借いたします!
そう私も作品が売れるときはお嫁に行ったという感じです!お嫁に行った先に幸せをもたらし大切にしてもらえる事を祈ってるんすよー!
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アルベロ スペシャル (canco)
2010-04-07 00:05:15
ブルーの『冬:雪山をイメージして作成』された、アルベロ スペシャル素敵ですね~(⌒~⌒)
これは、Pino氏のコレクション入りのものですか?
ため息のでる美しさですね。
一目惚れしてしまいました~。
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ありますよ! (Vetrina)
2010-04-07 06:16:58
こんにちは!ご無沙汰ですね元気ですか?

ブルーの『冬:雪山をイメージして作成』された、アルベロ スペシャル素敵ですね~(⌒~⌒)

大丈夫これはまだありますよ
今年実際に見ていただけますよー!
もちろん新作も持っていくので楽しみにしててください!それと例のザンフィリコ頑張ります!
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ザンフィリコ (canco)
2010-04-07 08:34:52
そうでしたッ!
黒と金のザンフィリコがありました!
まずは、そちらが先決ですね。
毎年、少しずつ集めていきたいと思います。
(←それも楽しみのひとつなのです)
それまで、アルベロスペシャルお嫁にいかないことを祈ります(;_;)
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ザンフィリコとアルベロスペシャル (canco)
2010-04-08 00:00:47
例のザンフィリコがありながら、思わず目移りしてしまい失礼しましたm(_ _)m

それにしても『冬:』は、素敵な作品ですね。

毎年、Pino氏の作品を拝見して、そして体験教室を経験することで、少しアルベロスペシャルの魔法のようなテクニックの一端にふれて、その魅力に磁石のように、引き寄せられました。

そして、アルベロスペシャルの写真を見てため息のような言葉を、思わずコメントにのせてしまいました。

ザンフィリコ、そしてアルベロスペシャル…。

ベネチアン・ガラスにますます魅せられていく自分がいます。

本当に、魅力的で奥深い世界ですね。

そんな素敵な世界に、わたしを案内してくださったPino氏とかなえさんに、とても感謝しています。

例のザンフィリコ頑張ってください!

そして、今年も12月がくるのを首を長くして待っています!
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嬉しいです! (vetrina)
2010-04-08 02:48:46
cancoさん!嬉しいお言葉ありがとう!
そういえばcancoさんと初めて出会ったのはまだ私が結婚する前に一人で販売していた時でしたね、あのころは今ほどいい商品が揃ってなっかたですよね(笑)早いですねあれからもう3年以上たつんですね、それ以来いつも販売の時には顔見せていただいて嬉しいですよ!
今年も“うあー”って言ってもらえるような作品を作って持って行きますね!楽しみにしててください
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今でも、宝物です(^_^)v (canco)
2010-04-08 03:50:58
はじめて、かなえさんの作品にあったときから、素敵でしたよ(^_^)v
でなければ、毎年楽しみに通いません。
かなえさんの心のこもった作品は、いまでも宝物です(^_^)v
ベネチアン・ガラス初心者のわたしに、その魅力の手ほどきをしてくださったから、毎年楽しみに、新たな『うわ~』という経験が出来ました。
まるで、毎年ベネチアン・ガラスの歴史の勉強
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途中で投稿してしまいました(°□°;) (canco)
2010-04-08 04:14:34
つまりは、かなえさんの作品で、ベネチアン・ガラスの奥深い世界に、初心者のわたしが、少しずつ道案内していただいたのだと思います。
いきなり、アルベロスペシャルにあうよりも、ベネチアン・ガラスの初歩から案内していただいたので、そのすばらしさが、少しはわかるのではないのかと思っています。
でも、かなえさんが昔作られた作品は、いまも、わたしには思い入れぶかいものです。
昔のも、いまもですが、作品について、熱意をこめてていねいに説明していただいた言葉が、耳に残っています。
本当に、ベネチアン・ガラスがお好きなんだなぁということが、こちらにダイレクトに伝わってきていました。
愛おしそうに、作品について説明してくださる、その説明が聞きたくて、
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また、手が滑って投稿してしまいました(°□°;) (canco)
2010-04-08 04:33:05
愛おしそうに作品について説明してくださる、その人柄にもひかれて、毎回楽しみに足を運んでいたのだと思います。
そして、Pino氏の作品に導いてくださったのだから、本当に感謝しています。
それも、守口京阪のころからの、かなえさんの人柄と、心のこもった素敵な作品が、いまのより素敵な作品につながっているのだと思います。
人の縁て、不思議でとても素敵なものだと、かなえさんに教えていただきました。
ありがとうございますm(_ _)m

とても、読みにくいコメントになって失礼しましたm(_ _)m

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