ラ・ヴィータ イタリア

イタリア:ベニスでの日常生活やベネチアンガラス工房のお店“L'albero”での出来事、イタリア&海外お奨めスポットなど

驚愕! 世界遺産 2011年 マテーラ ⑥

2011-06-09 06:01:31 | 旅行:イタリアその他

 アルベロベッロから一旦列車でバーリまで戻り次の目的地

 

“マテーラ”に向かう列車に乗り込んだ!

バーリから約1時間半 マテーラ駅に到着

 

位置関係は

残念ながら列車では一旦バーリまで戻らないといけない

 

 

 

この旅行の出発前 “マテーラ”に行くというと

行ったことのある人は皆口を揃えて

 

“すごくいいよ~”“素晴らしいよ~”とか

みなマテーラを絶賛

 

ますます興味深々の私、行く前から凄く楽しみにしていた

 

ネットなどの情報でマテーラが素晴らしいということを知った私が

Pinoに提案した今回の旅

 

でマテーラ駅前にでると、、、、なんだか人気も少ない寂しいところ

“マテーラ、、、、どこが素晴らしいんだろう?”

 

ホテルの人が駅に迎えにきてくれると言うので駅前で待っていた

迎えの車に乗り込み普通の町並みを眺めながら約5分、、、

 

目の前に飛び込んで来たマテーラのサッシ地区

(サッシ:他の町で言うCentoro Storicoのようなもの)

 

一瞬目を疑ってしまった

 

“えーなにこの街、、、、、!

そして鳥肌が立ってしまった

 

私にとってその街並みは衝撃的でした

見たこともない風景

初めてベネチアに訪れた時と同じ衝撃を受けました

 

どう凄いかというと残念ですがとても言葉では伝えきれません

写真でもその凄さを伝えきることはできないしょう

 

マテーラを日本の諺で言うと “百聞一見にしかず” 

イタリア的に言うと“ナポリを見て死ねではなく、

マテーラを見て死ね”ですかね、、、

 

それくらい私には衝撃的な街でした

 

まずは簡単に

街の中心地は“サッシ”と呼ばれる洞窟住居群でできている

洞窟住居群って?なかなか解りませんよね

 

とりあえずは写真で街の全体像

 

 

この廃墟のような建物が集まったエリアがサッシ地区とよばれ

世界遺産に登録されている

 

そしてサッシエリアの半分は下記写真ように

城壁のような作りになっている

 

 

 

遠くに見える緑の部分をよーくみると

 

 

いたるところ穴だらけ

大昔人が住んでいたらしいです

 

旧石器時代にさかのぼるとか?

ちなみに旧石器時代って何年前か調べてみたら

 

200万年前、、、、気が遠くなるような大昔

人がまだお猿のころの話です

 

そしてサッシ内はまるでタイムスリップしたような古代都市

 

 

夢なのか現実なのか?

そんな錯覚に陥ってしまいました

 

サッシ内はまだまだ廃墟も残っている

 

 

まさに岩をくりぬいて作った住居

これがいっぱい集まって、、、、岩穴住居群となるわけです

そしてサッシエリアの外側には新市街がつながっている

さすがイタリア大観光都市 

凄いもの持ってます

次回はそんなマテーラの街をもう少し紹介したいと思ってます