うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

ロンドン日帰り観光

2009-06-29 22:47:06 | フランス(余暇・習慣)
結局、昨日、身代わりで、ロンドンまで行って1日遊んで、帰って来ました。




朝は、ホテルまで迎えに行くため、5:30過ぎに起きて、軽く朝ご飯を食べて出発。
…思いっきり寝ぼけていて、お天気なのにサングラスは忘れるは、合流して地下鉄に向かったものの、間違ったホームに行ってしまうは…。



とにかく。無事、ユーロスター発着駅である、パリ北駅に着いたのは、7:10過ぎ。
8:07発のユーロスターでしたが、既にチェックインに長蛇の列が出来ていました。

それでも、暫くしてチェックイン手続きが始まると、思ったよりスムーズに進んでいく。

先ずはフランスの出国手続き、です。
そして、そこを抜けたらすぐにイギリスの入国審査。
…パスポートにはちゃんと、電車の絵がついたスタンプが押されていました。


構内は一応、免税品店もあるのですね!
それと、両替所。
何も買うつもりはなかったけど、現地での交通費と食費を考えて、ユーロからポンドにお金をチェンジしました。
…50ユーロがたった、35ポンド。
これで、一体何が出来るのかしらん?




列車にも乗り込める時間になり、ホームに下り、列車に乗って出発時間を待ちました。


1号車(先頭)だったので、折角なのでと、正面の写真を撮りに、ホームの端まで行こうとしたら。
あはっ、駅員さんに咎められてしまいました。
でも。
写真を撮りたいだけだ、って言ったら、仕方がないなぁと、許してくれました。
う~む。自分が子供になったようだ。


列車は定刻通りに発車し、約2時間半で、ロンドンに到着します。
途中、2駅も停車したのは、驚きました。
(フランス側で1駅、イギリス側で1駅。但し、帰り予約しておいた列車はノン・ストップでした。)
…フランスとイギリスでは1時間の時差があるので、到着するなり時計を遅らせます。




そ。
実は私、前日の夕方までちゃんちゃら行く気が全くなかったのだけど。
お客様一人(女性)に、添乗員(男性)が、たった二人だけだとお互いに気を遣う、とのことで。
二人から頼まれて、私も行くことになりました…。

タダで行かれるのは、本当にねぇ、ありがたいとは思ったんだけど。
下調べもなしで、観光のために外国に行くなんて。
やっぱり自分としては考えられない。

それに。
疲れ果てて行っても迷惑かけるだけじゃないか、と。
心配していたんだけど。


ま、折角行くなら、楽しもうじゃないか、と。
ロンドンに着いて、改めてヨシっと、気合、であります



先ずは観光案内所に行って、地図と、一日乗り降り自由の観光バスのチケットを買い、外に出ました。

あ!
何だか見覚えのある、風景…。
キングスクロスの駅前の交差点です。

と言っても、自分がロンドンに行ったのは、カレコレ十何年前。
殆ど覚えていないのに。
最近見た気がするのは、こちらのテレビニュースのお蔭なのでしょう。





…一日乗り降り自由の観光バスの乗り場を探している間に、バスの発車時間を過ぎてしまったので(=その路線は、1時間に1本しかない)、結局トラファルガー広場まで、タクシーに乗ることにしました。


あぁ、ロンドンのタクシー!
こんなんでしたっけ。

丸っこくて可愛いの。
それに、後ろの座席は、向かい合わせで、5人が乗れるようになっている…。
フランスのタクシーよりこっちのほうが、いいなぁ~!


トラファルガー広場についてからは、その周辺をブラブラ歩き、写真を撮り。
メインルートの2階建て観光バスに乗りこみました。



しかし、それにしても。
観光バスの多いこと。
っていうか。
街を歩く観光客も、です。
丁度、お天気がいい日曜日ということもあるのでしょう。


2階建てのバスは、半分オープンでしたが、ほぼ満席。
たまたま、1番前の屋根つきガラスで囲ってある場所が空いたので、そこに陣取りました。

予定では、これでぐるりとロンドンの見所を回って、地図を頭に入れようという魂胆。

しかし。
これが意外に時間がかかります。
しかも。
昨日は、ロンドンすごく暑かった~。

朝ご飯は早朝で少なかったし、時差のせいで、未だ11:30頃なのに、お腹はペコペコ。
喉はカラカラ。


…私は昨日は、「気の張った付き添い」の立場じゃないので、甘えて、顎を出してしまいました。
「お腹が空いて、喉が渇いて、もう死にそうですぅ…」
お客様は心配して、
「あらあら、早く食べさせてあげなくっちゃ!」(笑)


結局、1:30頃、ロンドン橋の近くのパブもどきで、漸くガソリン補給となりました♪
パイントサイズのビールをひとまずオーダー。

そのビールの美味しかったこと、喉に染み渡ります。
…お客様は、「こんなに飲めないから」と私の半分空いたグラスに足してくださいました。

食べるものは、タパス。
本当は、フィッシュ&チップスを食べたかったのだけど。
残念、モドキはありましたが、本物はなく。

私は、鬼のようにお腹が空いていたので、一人でハンバーガーを食べる!と息巻いていたのだけど。
他の二人が、あまり食べそうになく(シュ~ン)、とりあえずは、おつまみ系をシェアしながら、様子を見ることにしました。

というわけで、全部で結局、7皿だったかな?
おつまみタパスを食べ、その間に、私は、えへへ、パイントサイズのギネスを更に2杯。

すっかり、お腹も喉も満足して、再び観光へ。


観光バスの切符(24ポンドもする)に、クルーズ切符も付いているので、じゃあ、これにも乗ろうと、暫しテムズ川遊覧の船の人に。

下船して、バッキンガム宮殿へ行き(衛兵の交代は、1日一回で、勿論見られませんでした。)、暫く周辺も散策。

再び、トラファルガー広場に戻り、インドフェアをやっていた中で、無料配布のカレーをもらって、食べたりしている間に。

ふと時計を見ると、5:00過ぎ!


帰りのユーロスターは、7:02。
となると。
6:00過ぎには駅に行かなくっちゃ!


というわけで。
ユーロスターの発着駅、セント・パンクラス駅へと、ブラブラ向かったのでした。
…降って湧いた、私のロンドン一日観光も、そろそろおしま~い!





出国手続き、入国審査は予測どおり、フランスで行う時より、遥かにスムーズ(笑)。
それに。
フランスへ入るのには書類も書きませんんでした。
(因みに。行きがけ書いたイギリス入国書類は、英語とフランス語と、なんと日本語の3言語で、それぞれの項目が書いてありました。
それだけ日本人ツーリストがよく利用するのでしょうね。)

3人の席が、向かい合わせではなかったこともあり。
列車に乗り込んで、席に着いたら、只管寝てしまいました。

行きと違って、ノン・ストップだったので、2時間15分でパリに再び到着。
パリの混沌とした街は、まだ、真っ暗ではありませんでしたが。
彼らをタクシーに乗せ。
私は、地下鉄で帰って来ました。
11:00過ぎ、帰宅。

それから、一人でビールを飲み(本当は、ユーロスターの中で、ビールを飲んで軽くつまむはずだったけど。3人とも寝てしまって、バーに行く時間がなかったのです。)、軽食を作って食べ。

すぐにシャワーを浴びて寝るはずが…。
結局、やらなきゃいけないと思うことをボケボケ頭のままやっていたせいで。
ベッドに潜り込んだのは、2:00前、でした。
…今朝、起きてつらかった!






というのは、ともかく。
久しぶりのロンドン!
というか、ほとんど忘れていたロンドン。

いい悪い、というのではなく。
パリとの違いを悉く感じて、疲れたけど、とても楽しい1日だったのでした。

こんなに近いんだもの。
また、行ってみたいなぁ。
その時は、もう少し下調べをしてから、ね…。

あぁ、そう言えば書き忘れてました!
途中、屋台の牡蠣と、発砲ワインも楽しんだのですよん。
Rの月じゃないけど、大変おいしゅうございました♪

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