うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

トゥールーズ旅行 その4

2009-06-11 06:53:16 | フランス(余暇・習慣)
昨日は寒さのせいか、体調がイマサン。(←単に根性がないだけ、とも言われる…笑)

用事があったので遅めの帰宅で、11:00近くに家で質素な(←品数の話。量は豊富、笑)晩御飯。
そして。
いつもより早寝をすべく、夜はそのまま何もせずにベッドに入りました。

…体調が戻れば、旅行の話途中だったし、今朝早起きをして、ブログを更新しようと思っていたんだけど。
ふにゃ~。。。
全然駄目でした。



実はね、今晩も力尽きそうなのです。
が。
あまりに中途半端なので。
少しでも、話を進めよう!と。頑張りま~っす。





え~っと。。。。。。どこまで書いたんだっけ?




ん~と。ん~と。ん~と。…

あ、そうだった。
観光船を降りたとこ、でしたね。ポリポリ。





さぁ。
というわけで。
そこからが、今回の旅の本来目的(?笑)。


しかし。
時間がないっ!!!
5:30ですもの。
…6:00頃には、大抵の公共施設=公開観光地(?)は閉まるよね~。




そこで。
オニイチャンの提案です。
「よっし!自転車に乗ろう!!!」


そうなのです。
トゥールーズにも、パリのように公共貸し自転車制度があるのですね~。
名前も「ベルーズ」と言います。

そもそも。
自転車のことを別名「ベロ」というのですが。
それに肖った言葉遊び?
ベロ+トゥールーズ=ベルーズ。(苦笑)
…パリ、のだって。
ベロ+リベルテ(自由)=ベリブ。




でも。
どうやって借りられるの?(これまで、一度も使ったことがない。。。)


しかも。
我々が借りようとした貸し自転車場にも、途方に暮れた女性がいて。
彼女に、オニイチャンが構っている間(オニイチャンは親切なのです)、時間はドンドン経っていく。

それでも。
彼女に見本を見せるべく、彼が借りて。
彼女の、高額料金引き落としかも?という心配を取り払ってあげて。
…私も、無事、1台の自転車を借りることができました。(←簡単、なんですけど、ね。)


で。
小さい運河沿いを一目散、街の中心部に向かって走る。(下船したところは街外れ)


しかし。です。
運河沿いの道、といっても。
道路ではなく、土道、なのです。(=専ら歩く人用の細い散歩道)
勿論、その脇には車用の道路が走っているのに、です。



…何でそんなとこを走ることになったのか、定かではありませんが。
とにかく。
オニイチャンは、時間がないといって、そのでこぼこ細い道を、ひた走るわけです。

私は、といえば。
ついていくのに必死。
というのも。
借りた自転車を調整する暇もなかったから。
座高が、足の長い人用で、すごく高かったんですね(笑)。
こぐのにも爪先立ちになるような感じだし。
道はでこぼこで振動がひどいし。

更には。
狭い道ゆえ、万一、対向自転車が来たらどうしようか?
或いは。
散歩している人に突っ込んだら?(道の見通しがよくないところもある…)
それとも。
石に車輪がひっかっかって、河に飛び落ちたら?


…とにかく、結構怖かったです。。。






と。
突然、オニイチャンが止まりました。
「そろそろ、上に上がらなくっちゃ。でもさ、道がないんだよね…」

そう。
行き止まり。
河畔から地上に上がるには、急な階段しかない…。

「戻ろうか?…でもさ、どこに上に上がる道があったか覚えてないんだよね。。。」
えぇ、勿論私も、です。

「自転車持って、階段あがるしかないでしょ!そんなの簡単よ!!!」

と豪語した私ですが、ポリポリ。


貸し自転車って、重いのですよ、ね。
しかも。
…暑さに実はバテ始めておりました。


というわけで。
結局は、オニイチャンに運んでもらい。
無事、地上に。



しかし。
これまた、オニイチャンは道を知っているもんだから、時間の遅れを気にして、かなりのスピードを出して、ドンドン走る。

ところが、私は一体何処をどう走っているのかも判らない、だけでなく。
異国では、とかく用心を肝に命じているから、自転車の逆行は絶対にしない(こちらで、自転車は車扱い。逆行禁止)ことにしているのに。

オニイチャンったら、近道優先。
細い道だって、逆行するのです…。



ブツブツ、何度も文句を言ったけど。(後から、からかわれました…)
「この道を通らないと、次に行かれないんだ!」と押し切られ。
ついていくのだけが必死、でありました。


で。
5箇所くらい、大学とか教会とか、見所を回ったのかな?
(この街では中に入るより、建物を見るのがいい、と、お母様も言ってらした…)

…疲れ果てた情けない私は、「もういいよ~、自転車返して一休みしようよ」と言ってしまいました。

私のために回ってくれているのに、ねぇ…。

「うん。そうだね~。でも、もうここまで来たら、もう1つ回って、○○まで行こう。そこで、昨日一緒だった、◇◇とお茶を飲む約束だから。」

あ、そうなのね。
勿論、喜んでついていきます、とも。
そもそも予定を壊したのは、私、だし、ね。

というわけで。
…自転車で街中を走り回って、写真を撮って、彼の大学時代、お気に入りだったカフェの1つに腰を落ち着けました。
7:00頃の話、です。









で。
正に、話の途中ではありますが。
今日も帰宅と夕飯が遅く。
既に、12:30過ぎです。(言い訳!)
…これまた「続く」ということで…。
今日のところは、おやすみなさ~いをさせていただきます。
また明日~っ!

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