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映画『プロメテウス』のここがおかしい、よくわからない(要注意:ネタバレしまくりです) (3)

2012-08-28 19:40:43 | 映画!
ここ数日「プロメテウス ネタバレ」「プロメテウス わからない」「プロメテウス おかしい」などの検索キーワードでアクセス数が増えており、「やっぱりこの映画、他の人にとってもわからないところが多かったんだ」とあらためて認識している今日この頃。が、私自身も映画『プロメテウス』を最後に観てから1週間以上経過し、疑問点すら記憶が薄れてきて、ブログの続きが書けなくなっていることを自覚したので、昨日3回目を鑑賞してきました。いやー、3回も観るとさすがにかなりわかってきましたよ! でも、やっぱりおかしいと思うところはたくさんあります。というわけで、大変お待たせしましたが、映画『プロメテウス』に関する疑問点の続きを。

9. 車に乗っていたのは誰?
洞窟で死後2000年が経過した宇宙人の死体を発見したショウ博士たち。そんな時に嵐が近付いているという理由で、いったん船に戻ることを命じられます。洞窟に入った時点のメンバーはショウ博士、ホロウェイ博士、地質学者のファイフィールド、生物学者のミルバーン、フォード女史(博士?)、デヴィッドの6人だったのですが、ファイフィールド、ミルバーンは途中で一行から離れてしまい、一緒に洞窟を出たのはショウ、ホロウェイ、フォード、デヴィッドの4名。外に出ると乗ってきた車がないことに気がつき、「置いて行かれた!」と憤慨し、2人ずつバイクに乗ってプロメテウスに向かいます。が、そのシーンにはバイクを先導するかのように車が走っているのです。洞窟を出たのは4人で、その4人ともバイクに乗っていて、じゃあ、誰が車を運転しているのかと。これはCGの発注ミスなんですかね?

10. 宇宙人の死体に電流を流してみたら
ここでは詳しく書きませんが、嵐の中を命からがらプロメテウスに戻ってきた乗組員たち。早速ショウ博士はラボで宇宙人の死体を調べます。一番ショッキングなシーンは、頭部に電流を流したところ、死体がまるで生きているかのように、悶絶しながら目や口を開け、爆発(?)するところ。そもそも死体があんな反応をするのかという疑問がありますが、その点は一切フォローされていません。ただ、ここでデヴィッドが非常に興味深い言葉を口にします。"Mortal after all"(結局(創造主も)死ぬのだ)と。私はこれが続編でのキーワードになるのではないかと勝手に予想しています。Mortalな人間(私は創造主はmortalであるはずがないと考えているので)とImmortalなロボット(つまりデヴィッド)どちらがsuperiorなのか、が続編のテーマではないかと。

11. スティーヴン・スティルスって誰? 「10分後、私の部屋で」の後はどうなった?
シャーリーズ・セロン演じるヴィッカーズとヤネック船長が話しているシーンで、スティーヴン・スティルスという名前が出てきます。ヴィッカーズはその人物を知らず、私も誰かわからなかったのですが、後でググってみたら実在するアメリカのミュージシャン。どうやらヤネック船長はスティーヴン・スティルスのアコーディオンを弾いていたという設定のようです。そして、ヤネック船長はヴィッカーズに "Are you a robot?" という質問をするのですが、その後のヴィッカーズの答えが “My room, 10 minutes.(10分後、私の部屋で)" 。当然、10分後の様子も物語に入っていると思いきや、これについてもまったくフォローなし! それを描かないのなら最初から「10分後、私の部屋で」なんてセリフ入れるな!と思いました。ちなみに “My room, 10 minutes." の後にヤネック船長が歌っているのが、スティーヴン・スティルスの "Love The One You're With" という歌。字幕にも訳されていますが、なるほどと思わせる歌詞でした。

12. デヴィッドの不可解な行動
洞窟から秘密裏に卵のようなものを持ち帰ったデヴィッド。虫か何かの小さな卵のようなものを指に取り、"Big things have small beginnings." とまた気になるセリフを言います。そしてそれをホロウェイ博士の飲み物に入れて飲ませると、翌日ホロウェイ博士の体調は激変し、まさに冒頭のシーンの「筋肉質で、肌が真っ白で、髪の毛がなくて、目のほとんどが黒目の宇宙人(?)」が何かを飲んだ時のような状態に。デヴィッドは恐らくホロウェイ博士がこうなることを、洞窟に書かれてあった文字から知っていたのだと私は思います。でも、なぜこんなことをしたのか? なぜ、相手はホロウェイ博士だったのか? 確かにホロウェイ博士はデヴィッドに何度か失礼な発言はしていますし、デヴィッドの "How far would you go to get your answers?(創造主に関する答えを得るためにどこまで犠牲にできるか?)" という質問に対して、博士は "Anything and everything.(すべてを犠牲にできる)" と答えていますが、いくらなんでもこんな仕打ちって・・・。でも、これは魂がないロボットだからこそ、できたのかもしれません。

ひゃー、今回も1個1個が長くてすみません。時間がないので、今回はこの辺で。続きはまた後日ということで。
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