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私は海外移住すべきなのか考えてみる (5)

2014-05-19 08:08:45 | 日記
早速ですが、「私は海外移住すべきなのか考えてみる (4)」の続きを。 今回は「私は海外移住すべきなのか考えてみる (1)」で掲げた、「4. 社会保障制度が充実している国」について考えてみたいと思います。

ここで私が参考にしたのはOECD(経済協力開発機構)の Total public social expenditure as a percentage of GDP、つまりOECD加盟国(とエストニア)の社会保障費用の対GDP比です。私が見たのは2013年12月20日に更新されたものですが、2013年のデータについては30カ国しか記載がありませんでした。というわけで、「社会保障制度が充実している国」の判断材料としては不十分かもしれませんが、とりあえずこの資料での上位20カ国をご紹介します。

1位 フランス 33.0%
2位 デンマーク 30.8%
3位 ベルギー 30.7%
4位 フィンランド 30.5%
5位 スウェーデン 28.6%
6位 イタリア 28.4%
7位 オーストリア 28.3%
8位 スペイン 27.4%
9位 ポルトガル 26.4%
10位 ドイツ 26.2%
11位 オランダ 24.3%
12位 スロベニア 23.8%
12位 イギリス 23.8%
14位 ルクセンブルク 23.4%
15位 ノルウェー 22.9%
16位 ニュージーランド 22.4%
17位 ギリシャ 22.0%
18位 チェコ 21.8%
19位 ハンガリー 21.6%
19位 アイルランド 21.6%

ご覧のとおり、ニュージーランド以外はすべてヨーロッパの国という結果です。日本のデータは2010年までしか記載されていなかったため、上記のランク外となっています(ちなみに2010年の日本の数値は22.3%でした)。ここで意外だったのが、ノルウェーの数値が低いこと。北欧なので当然デンマークやスウェーデン、フィンランドのように高い数値が出るものだと思い込んでいたのですが、ノルウェーとアイスランドは、少なくとも「社会保障費用の対GDP比」においては、他の北欧諸国よりも数値が低いようです。

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