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私は海外移住すべきなのか考えてみる (2)

2014-05-14 12:24:50 | 日記
早速ですが、「私は海外移住すべきなのか考えてみる (1)」の続きを。今回は「私は海外移住すべきなのか考えてみる (1)」で掲げた、「1. 思想・良心の自由が保障されている国」について考えてみたいと思います。

まず「1. 思想・良心の自由が保障されている国」ですが、現在の日本では日本国憲法第19条「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」で思想及び良心の自由について規定されています。また、第20条では「1. 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。2. 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。3. 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」とあり、信教の自由と政教分離についても規定されています。素晴らしいと思います。これらの条文が将来も改悪されなければ、の話ですが。

外国においても民主主義国家の多くが思想の自由を保障しているようです。が、もちろん、民主主義国家なら思想の自由が保障されているということにはなりません。そこで私が参考にしたのが「民主主義指数(Democracy Index)」。英国のエコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が、各国の政治の民主主義のレベルを「選挙手続きと多元主義」「政府の機能」「政治への参加」「政治文化」「市民の自由」の5つの要素から評価した指数です。

現時点で最新版である Democracy Index 2012 では世界165カ国と2地域が評価対象となっています。5つの項目の中の「市民の自由」だけを見てみると、最も高い評価となる10をマークしたのはノルウェー、スウェーデン、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ウルグアイ。その後に続くのが9.71のアイスランド、デンマーク、フィンランド、ルクセンブルク、マルタ、モーリシャス、コスタ・リカでした。日本は9.41で、スイス、オランダ、オーストリア、チェコ、ベルギー、スペイン、ポルトガル、ボツワナ、ギリシャ、台湾、チリ、インド、香港と並びます。

個人的には日本とインドのポイントが同じことに非常に驚きました。上記の国々なら日本と同じくらいに自由である・・・と断言はできないでしょうが、これらの国よりもポイントが低いと、日本ほどの自由は期待できないかもしれません。少なくとも私の中での移住先候補の上位に入れるのは難しい気がします。ちなみに日本は Democracy Index 2010 でもポイントは 9.41 でしたが、次回の Democracy Index でどうなるかについても注目したいと思います。

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