うさぎ! 書きまつがい! 映画! 音楽! お笑い!

平凡な日常だからこそ楽しんだもの勝ち!
http://twitter.com/usako_usagiclub/

PAUL McCARTNEY OUT THERE JAPAN TOUR (6)

2013-11-30 01:30:50 | 音楽!
早速ですが、ポール・マッカートニーのアウト・ゼアー ジャパン・ツアー東京公演2日目(2013/11/19)のレポの続きを。

28曲目の冒頭で聞こえてきたのは飛行機の音。もちろん Back in the U.S.S.R.。もうこの世にU.S.S.R.が存在しないことに、時間の流れを感じました。U.S.S.R.は消滅しましたが、Back in the U.S.S.R.は永遠に不滅です。中央スクリーンにはコサックダンスの映像。黒髪のお兄さんのギターソロもかっこよくて、お客さんはもうノリノリ! もうこの時間が永遠に続いてほしかったです。曲が終わるとポールはカールヘフナーを客席に投げようとするフリ。どこまでもお茶目な人です。

ベースをスタッフに渡して、今度はピアノの前に座るポール。「Thank you! スバラシイ! チョウスバラシイ!」とノリの良かったお客さんを絶賛。Back in the U.S.S.R. の興奮覚めやらぬ中、ポールのピアノソロで始まった30曲目は Let It Be。ポールから「歌って」と頼まれてなくても、もちろん客席は大合唱。これが泣かずにいられるでしょうか? もちろん途中で他の楽器も加わり、泣けるギターソロのあと、終盤の盛り上がりを迎え、曲は終わりました。ポールは立ち上がって両手を挙げたかと思うと、今度は頬杖をついてかわいさ(?)をアピール。"Let it be! Thank you!" と叫んで着席。

お次の30曲目は Live and Let Die。これで一番びっくりしたのは爆発音とステージから吹き上がるいくつもの炎。お見事としか言いようのない演出。スクリーンにはかっこいいモンタージュ映像…と思えばまた爆発!「すげぇ!」と思っていたら、今度は天井から花火! これでもかと言わんばかりの火責めでした。曲が終わるとまるでダメージを受けたかのように、頭を抱えるポール。耳に指を当てて音が聞こえなくなったかのようなジェスチャー。どこまでもお茶目なポール。

今度はキーボードの前に移動し、「アリガトウ!」と一言。そして始まった31曲目は Hey Jude。お客さんはめいめい歌いながら手を挙げたり、振ったり。スクリーンに客席が映され、ポールは歌うのをやめ、ピアノから離れてステージ中央のマイクスタンドの前に立ち、"Come on!"とお客さんにもっと声をあげるよう促します。「ダンシダケー! Come on, ダンセイ!」という指示で、男性のみで「Da Da Da Da Da Da Da …」と合唱。ポールは指でOKのサイン。「Okay, now, ジョセイダケー!」で、今度は女性だけで「Da Da Da Da Da Da Da …」。男性に比べるとちょっと負けていたような気もしますが、私も頑張って声を出しましたよ。今度は "Everybody!" で、全員合唱。いやー、これ、東京ドームで聴けて/歌えて本当に良かったです。なんせ5万人の大合唱ですから。迫力ハンパなかったです。

そして、21時27分、メンバー5人がステージの中央に立ち、つないだ両手を挙げ、丁寧にお辞儀。客席からは割れんばかりの拍手と歓声。ポールはお客さんに向かって手を振った後、Thums up しながらステージを去っていくポール。口の動きは「アリガトウ」でしたが、すでにマイクから離れていて声を聴くことはできませんでした。

もちろん客席からはアンコールの手拍子。中央のスクリーンにはアルバム"NEW"のロゴ。21時28分、優しいポールはお客さんをじらすこともなく、大きな日本の国旗を振りながらステージに登場。どんだけサービス精神旺盛な人やねん! 大きなユニオンジャックを振るのはドラマーのお兄さん。早速ポールはカール・ヘフナーを持ってスタンバイ。ポールが "You want more, yeah?" と聞けば、もちろんお客さんは "Year!" と元気にお返事。アンコール1曲目は Day Tripper。超盛り上がる客席。ノッているうちに曲はあっという間に終了。

「Thank you! アリガトウ! モット キキタイ?」とポール。お客さんは「イエー!」、ポール「モット キキタイ?」、お客さん「イエー!」のやりとりで始まったアンコール2曲目は Hi, Hi, Hi。当然のことながら、お客さんは超ノリノリ。赤と青のド派手な照明。もちろん Hi, Hi, Hi は5万人で大合唱。曲が終わると、ポールは「Okay. Thank you! Want more? モット?」。大歓声で応える観客。

「イクゼ、トーキョー!」で始まったアンコール3曲目は昔懐かし I Saw Her Standing There! いやー、まさかこの曲が聴けるとは! 東京ドームはまさに巨大なディスコ状態。高音(というかファルセット?)になる mine の部分も2時間以上歌ってきたとは思えないほどよく伸びていました。さすがポール! 曲が終わるとポールはベースのストラップを肩からはずし、逆さに持ち上げて片手のひらだけでその状態をキープする、まるでジャグリングでもしているかのようなおふざけ。メンバーは再びステージ中央に集まり、つないだ両手を挙げて、再び深々とお辞儀。ご丁寧にポールは四股まで踏んでくれました。お客さんに手を振りながら再び舞台を去るポール。時計を見ると21時41分でした。

引っ張ってすみませんが、とりあえず今回はこの辺で。続きは後日書かせていただきます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする