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慣れたと思ったら、実はそうでもなかったヘブライ語 (8)

2013-11-19 23:59:59 | ヘブライ語
先週の水曜日はヘブライ語基礎・中級講座の基礎Ⅲコースの第8回目でした。最初に学んだのはヒフイル動詞で語根に2文字目がユッド(י)あるいはヴァヴ(ו)の単語の過去形の変化の仕方について。このようなヒフイル動詞は過去形になるとユッド/ヴァヴが消えるのです。例えば「理解する」を意味する「מבין (メヴィン)」の語根は「בין」。この単語の過去形は「הבנתי (ハヴァンティ)」で ב の後にくるユッドが消えています。また、「持ってくる」を意味する「מביא (メヴォ)」の語根は בוא。でも、この単語の過去形は「הבאתי (ヘヴェティ)」でこちらも ב の後にくるヴァヴが消えています。というわけで、お次はもちろんこれらの単語を使った文章の発音と訳の練習。

続いては先週も少し学習したパアル動詞の未来形。過去形は動詞の終りの部分を性・数によって変化させていましたが、未来形はその逆で動詞(不定詞)の始めを性・数に合わせて変化させます。たとえば「起きる」を意味する「קם (カム)」の不定形は「לקום (ラクーム)」で、未来形はこの「ל」の部分を、主語が「私」なら「א」に変えて「אקום (アクーム)」、主語が「あなた(男性)」なら「ת」に変えて「תקום (タクーム)」というように、主語の名詞・数詞によって変化させるということ。

未来形を学んだら、当然現在形の文章を未来形に言いなおす練習。さらには過去形を未来形に直す練習も。20近くの文章で練習してみましたが、未来形の性・数による変化の仕方がまだきちんと頭の中に入っておらず、かなり苦労しました。

さらには明日、明後日、1週間後など未来を表す表現の学習。ちなみに明日は מחר (マハル)、明後日は מחרתים (モホロタイム)、1週間後は בעוד שבוע (ベオッド シャヴア)、1か月後は בעוד חודש (ベオッド ホデシュ)、1年後は בעוד שנה (ベオッド シャナ)です。その後はもちろんそれらの表現を使った文章の発音と訳の練習。

授業の最後、先生に「英語の未来形 will は意志を表すことが多いと思いますが、ヘブライ語もそうなんですか?」と質問してみました。先生はヘブライ語の未来形は予定、推量、意志・希望、命令・勧誘等いろいろな意味になる可能性がある旨丁寧に説明してくれましたが、私がここで言えるのは「結局意味はコンテクストで判断するしかない」ということです。はー、ヘブライ語って本当に奥の深い言葉ですわ。

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