人の気持ち

　学生の頃は、友達の相談を聞いて「わかる～その気持ち～」

なんて簡単に口に出していたけれど、わかるかい！

他人の気持ちがわかるなんて事はないと今は思う。

ニュアンスがわかるなら理解できるが、私とその人とは

生まれた環境も、性格も、持って生まれた物も全部違うのだから。



今日は、朝から銀行にややこい手続きしに行って

気が滅入る消費税を支払いをしてたらおかんから電話がかかった。

帰りに何か買って来てかな？と思いでたら

今すぐに家に帰って！

何事じゃ？

おばあちゃんが来た！私も外出中で居ないから下で待ってる。と・・・

なんやて～～～～！また一人で外出？（以前にもあって大騒ぎした・・・）

銀行の要件を中断してダッシュで帰ると居た！

心配してケアマネージャーさんが同行してくれている・・・

あ～～～忙しいのに大変申し訳ございませんでしたと謝り・・・

タッチ交代。コーヒーでも飲みに行くか・・・。

何か食べる？と聞くとサンドウィッチを見て久しぶりに食べたいと・・

抹茶のロールケーキも一緒に買って食べた。



何故来たかは、わかっているのだ。

最後に会った日に、ムカついて暫く電話に私が出なかったのだ。

そう、きましたか・・・でも外は久しぶりだと喜んだ顔見ると

電話にでたらよかったと思ったりもする。

私も学習しなければならない。年寄りの言う事をまともに

聞いてはいけない。流すとこは流す・・・・

腹が立つ言い方されても笑ってられる余裕を持たなくてはいけない。

しかし、いざ言われるとカッチーンとくる私はまだまだ

人生の勉強が足りてないのだろう。流す、流す・・・・


かと言ってはいはいと、いい加減に返事をすれば見破られる。

なんぎやな～。天気もいいし、しんどくないなら大丸で

買い物するか？と聞くと行くと言う。

何年振りやろうを連発しながら、

四条を歩き、おせんべとマンションのお友達に饅頭のお土産を買った。

今何時や？と聞くから１２時半やでと答えると

昼ご飯食べよと言う・・・・え！さっき食べたやん。忘れたか！

いいえ、忘れてはおりません。まだ食べれるのだそうだ。まじか。



大丸の上の階のそば屋で、天ざるを平らげた。

久し振りにおいしいもん食べたと御満悦だ。

こうなると、又来ようなってなる。

でも、又暴言も吐くのだ。


こうやって慣れていくのか、いかないのか。

これを、ストレスと思うのも自分。

私に何かを教えてくれたと捉えるのも自分。

結局自分次第なのだ。相談しても、されても

最後は自分が決めるのだ。



寄り道したけど、仕事に戻ろっと。