お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

ムツゴロウ公園

2019年08月13日 | 日記
 今日から仕事は盆休みであり、予定を組んでいた。ところが台風10号が迫って来ており、盆休みは無くなったものと思っていた。だが、定置網や船など台風対策は昨日の時点で何とか終了し、今日からはただ台風が通過するのを待つのみとなり、一応盆休みとなる。台風の進路予報では、今日は一応まだ台風の影響は出ない感じなので、予定通り出掛ける。最近若者に人気の波佐見焼の町へと長崎へ向かう。高速を使わず下道をドライブがてら進むと、佐賀では有明海を周る有明沿岸道を進む。するとその先でムツゴロウ公園という看板を見つける。有明海なので干潟にはムツゴロウがいるのだろうと思い気にはなるが、有明海の干潟は広々としたイメージで、潟スキーに乗り岸からかなり離れた遠くの方でムツゴロウを採っている感じであるので、見に行ったとしても双眼鏡でもないと探すのも無理だろうと思い、帰りに時間があれば寄ることにして先を急ぐ。波佐見焼を満喫してもまだ時間があるので、期待はしていないがとりあえずムツゴロウ公園へと向かう。案内板を頼りに公園へ行くと、盆休みだというのに駐車場には車は全く止まっていない。更に広大な干潟ではなく川の河口のようで対岸が直ぐ目の前に見える。ムツゴロウを見つけられるのだろうかと思いながら近くまで歩いて行ってみる。すると驚くことにそこらじゅうでムツゴロウが動いている。ムツゴロウの他にもトビハゼやシオマネキの姿もある。急いで車に戻りカメラを手に持ち、ムツゴロウの撮影をする。沢山の数がいて、鰭を広げ口を大きく開けて、あちこちで縄張争いをしており見ていてとても面白く楽しい。丁度地元の人が散歩にやって来たので話を聞くと、この場所は保護区となっているので多く生息しているという訳ではないそうで、この場所以外でも沢山生息しているそうである。自分ではムツゴロウは生息数は少なく、沖まで行かないと沢山採れないものと思っていた。とにかく見ていてとても面白く、あっという間に時間が経ち、次第に潮が上がって来て、干潟が隠れ始める。今回は帰りに寄った為、丁度干潮時で潮が下げていて沢山見ることが出来たが、行きに来ていたら満潮で干潟が隠れ見れなかった恐れもあり運も良かった。もっと多くの人が見に来ていてもおかしくない位の楽しい公園であった。





ムツゴロウ





あちこちでムツゴロウの縄張争いが見られる



シオマネキにも鰭を広げ威嚇



公園のトイレもムツゴロウ
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