お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

お別れセレモニー

2007年07月31日 | 水族館

 今日は水揚げ後、かごしま水族館のジンベエザメ「三代目ユウユウ」のお別れセレモニーが行なわれた。水族館よりここの生簀に移され、約10日間の野生復帰のトレーニングが行なわれ今日を迎えた。鹿児島市長をはじめ、鹿児島市と地元笠沙の小学生が参加し、さらに県内の報道関係が全て揃う。ユウユウは既に容器(ジンベエ丸)に入り、子ども達よりお別れの言葉が贈られる。そしていよいよお別れの時が来る。ジンベエ丸にたくさんのテープが取り付けられ、子ども達がそのテープを片手に大きく手を振り見送る。その場で放流ではなくジンベエ丸を船で野間池沖2キロまで運び、衛星発信機を取り付け放流となる。三代目ユウユウは大海原へと旅立った。
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最後のトレーニング

2007年07月30日 | 水族館

 今日は前回鹿大の講演会に出席できなかったうえ、海が濁っていて延期となった、かごしま水族館のジンベエザメ「ユウユウ」のテレビ取材陣を再び船外機で生簀に連れて行く。明日がユウユウのお別れセレモニーの予定なので、今日が野生復帰最後のトレーニングとなる。生簀に行くとこの前程ではないが濁りがある。水中での給餌は出来なかったようであるが、水面での給餌には姿を見せ摂餌する。ユウユウも濁りがあると水中での餌が見えていないようである。水中での摂餌の撮影は出来なかったが、水面での摂餌の撮影をすることができた。私も船の上にいるので、今回は水面に上げって来てくれたので姿も見れ、写真も撮ることができた。明日はいよいよお別れセレモニーがあり、野生復帰となる。
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自然体験ツアー その1(採集)

2007年07月29日 | 魚ボラ

 今日は鹿児島大学総合研究博物館主催の自然体験ツアーに家族で参加する。自分は一応スタッフとしての参加であった。今回は鹿児島県薩摩川内市の藺牟田池にて「池のさかなウォッチング」と題して猛威を振るっている外来魚を採集し、観察してさらには食べてみようという企画である。小・中学生とその保護者を対象に参加を募っていたが、夏休み期間中ということもあってか参加希望人数の倍以上の参加者となった。まず最初に前日に引き続き講師のS氏の解説があり、その後参加者による釣り採集となる。そして次々とブルーギルが釣られる。また、前日に刺し網が仕掛けられており引き揚げられてくる。見るとフナ類が多く掛かっており、大きなカムルチーの姿も見られる。それを見に参加者が集まってくるとS氏の解説が始まりみんな熱心に聞き入る。本来フナ類となると在来種であるが、ここのフナ類は外来魚であり、形態的に変異が大きく交雑の可能性があり正確な同定ができていない。また、幼魚が確認されていない為、繁殖していない可能性がある。刺し網に掛かっていたフナ類も形がさまざまであった。また、特定外来生物としてもっとも有名なブラックバス(オオクチバス)は今回は確認されなかった。今回採集された外来魚はリリースする事無く、全て確保しこの後の観察・スケッチ、そして調理に使用する。
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自然体験ツアー その2(調理)

2007年07月29日 | 魚ボラ

 自然体験ツアーにて藺牟田池での採集が終わり、場所をキャンプ場に移して採集した魚の観察・スケッチが行なわれる。講師のS氏の解説にスケッチのアドバイスを聞きながら子ども達が魚の絵を書いている。その間にスタッフで採集した魚の調理に取り掛かる。私はまずカムルチーをフライ用に三枚に下ろす。当然カムルチーを捌くのは初めてである。皮も取る予定だったのでそのまま包丁を入れるが、鱗が硬く包丁が入らない。鱗を取らないと捌く事ができなかった。さらに腹骨の入り方が普通の魚と違っていて上手く取り除く事ができなく、腹身ごと取り除かざる負えなかった。何とか捌いてフィレにする。その身は白身でとても綺麗なものであった。そのあと一口サイズに切りフライにする。そのほかブルーギルは頭と内臓を取り除き、丸ごと素揚げにされていた。私は中学生の頃からブラックバスのルアー釣りをしていた。今だから言うが私はブラックバスを釣ってもリリースした事が無く、必ず持ち帰って魚拓を取り、その後はムニエルなどにして食べていた。だからブラックバスは私の実家では昔から食べていた。だが今回のブルーギルにカムルチーは今までに食べた事が無い。特にカムルチーは寄生虫の宿主となっているので食べようとした事も無い。最近いろいろとみんなが食べない魚を食べて来ているので、今回の一番の目的はカムルチーを食べる事であった。実際にカムルチーのフライを食べてみるととても美味しかった。味がどうこうと自分に解説する能力は無いが、あまり魚のフライを食べない我が子が美味しいと言ってフライの並ぶお皿の前に陣取って食べていた。ブルーギルも採集されたのは小さい個体ばかりであったが、丸ごとの素揚げには最適であった。こちらも美味しかった。今回のカムルチーは参加者には皮を取ったもののフライを振舞ったが、スタッフ間で皮付きのものも食べてみた。皮がプルプルしていて私にはこちらの方が良かった。そのほかこちらもスタッフのみであったがフナもフライにして食べた。カムルチーとは比べ物にならないが、決して不味いものではなかった。S氏もこれでフナの処分に困らないと言っていた。残った魚は鹿大の標本用に少し確保し、残りは現場の外来魚回収ボックスに入れる。今回はとても充実した楽しい一日となった。
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ジンクス

2007年07月28日 | 魚ボラ

 今日の午後、鹿大総合研究博物館主催の市民講座があり、講師として神奈川県博のS氏を招いている。今日は土曜日なので仕事も午前中で終わり、時間も間に合うので参加できる。S氏には以前から一度お会いしたかったのでこの日をとても楽しみにしていた。ところがこの日の仕事が終わろうかという時、午後からの仕事依頼が来た。今、ここの生簀にいるかごしま水族館のジンベエザメにテレビ取材が来るそうで、そこまでボートで連れて行ってくれという事だった。午後から用があると断ったものの、他に行ける人がいないという事で仕方なく引き受ける。と同時に市民講座に出席できない事も決定。また、講演に参加できなくなり、自分にとって講演会に参加できないのはジンクスとなってしまっている。しかも前回のオーストラリア博物館の方の講演会への向かう途中の車の故障と同様、あと一歩というところで参加できなくなるのは大変なショックである。このジンクスはいつまで続くのであろう。さらにボートで取材陣を生簀に連れて行き撮影を試みたものの、海に濁りがありこの日の撮影は延期となってしまう。自分もカメラを持って行くがジンベエザメの写真を撮る事ができなかった。撮影は延期でいいかもしれないが市民講座の延期はない。日当が出るわけでもなく、これでは何の為に楽しみにしていた市民講座を欠席したのか?さらにショックで怒りも込みあげてくる。市民講座には間に合わないものの、今回も講演後この方を招いての飲み会があるので、その後鹿大へ向かう。飲み会まで時間があるので標本登録作業をする。するとS氏も魚ボラの活動を見に来てくれる。我々の行なっていた展鰭作業にいろいろと指摘して頂き、更に実演講習までして下さった。短い時間ではあったが、これだけでも自分としてはとても満足な一日となった。その後の飲み会でもとても面白い話が聞けた。市民講座には参加できなかったが今回は良しとするか。
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魚ボラ

2007年07月25日 | 魚ボラ

 今日は魚ボラの日。久し振りに参加できる。今日も魚ボラのメンバーが指宿の定置網に今朝行き、標本を貰って来ていて登録している。自分も前日のヒメジ属の魚を持ち込み、標本登録する。またこの日はこの他に未記載種2種が持ち込まれていた。このうち1種については以前から魚ボラで調べていて馴染みの魚であり、論文作成中。もう1種については今回初めて見た魚。しかも数個体あり、更に生きている。麻酔で眠らせ標本登録する。今後論文作成となるであろう。家に帰り今回の魚ボラで撮った写真を見ると、この未記載種2種しか撮っていなかった。ブログ用の写真が無いのでモザイクを掛け、サイズを小さくしてみたがどうだろう。先生に怒られてしまうかな?
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ひょっとして!

2007年07月24日 | 定置網

 今日は定置網でヨメヒメジがたくさん獲れるなか、少し感じの違うヒメジ属と思われる個体が目に付いた。ヒメジに似ているが尾鰭暗色帯のパターンが違うので確保し持ち帰る。個体を調べると背鰭棘は7棘であるが第一棘はレントゲンを使わないとわからない場合があるので当てにはならない。もし7棘であるならばヒメジか2年前にうちの定置網で獲れ、日本初記録種として日本魚類学会で発表したUpeneus.pori(ブログ2006 11.23に記載)となる。だが、U.poriに似ているものの顎ヒゲの色が黄色である。今までにU.poriは20個体程は見てきたが、ブログにも書いたようにどの個体も顎ヒゲは白く、黄色い個体は見たことが無い。ただ、顎ヒゲの色は同定の決め手にならなく、初の顎ヒゲの色が黄色の個体かも知れない。しかし、U.poriは今まで水温が20℃前後の時に出現したが、今は水温が高く、25℃近くもある。いずれにせよ明日は魚ボラの日なので、このままの状態で持ち込んで詳しく調べてみたい。ひょっとして別種の可能性もある。となるとまた日本初記録、あるいは新種・・・。
*2015年に日本初記録種アカネヒメジと提唱されました。
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ジンベエザメのユウユウ

2007年07月21日 | 水族館

 今日はかごしま水族館より黒潮大水槽で飼育展示されていたジンベエザメ(3代目ユウユウ)が笠沙に運ばれてきた。かごしま水族館では水槽内で親になるまで飼育できないと判断し、ジンベエザメの全長が5.5メートルを越えないうちに海に帰す方式を取っている。しかも水温の関係もあり、夏に帰さなければならない。水族館で飼育されていた魚を再び自然の海に戻すという事は他では無いのではなかろうか。今回は3代目のジンベエザメであるが1・2代目のジンベエザメも海に放されている。鰭に発信機を取り付け放流され、謎だらけの生態の解明のため、回遊ルートを調査している。また、運ばれてきたジンベエザメはそのまま海に放される訳ではなく、笠沙に設置されている蓄養生簀に移され、野生復帰のトレーニングが行なわれる。今日はうちの定置網の本船でジンベエザメの入った容器(ジンベエ丸)を生簀まで運ぶ。トレーニングの内容は主に水族館で与えられていたオキアミ中心の餌をシラスや小型プランクトンなど自然下で摂餌される餌に切り替えるのである。慣れてくると生簀内に侵入してきたキビナゴを追いかけるまでになるそうだ。この3代目ユウユウは今月末、海に帰される予定である。そして4代目ユウユウに就任したのは2年前にここ笠沙の定置網で捕獲された、当時全長が136センチであったジンベエザメ(ユウ太)である。大水槽にネットで仕切られ飼育展示されてきた。今までのジンベエザメは1年半~3年で交替であったが、今度はまだ小さい個体なので長い期間お客さんに親しまれる事になるであろう。ということは、しばらくはジンベエザメの注文が無いのかぁ~~。
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市場便り

2007年07月20日 | 市場

 今日はハタの仲間が水揚げされている。というかうちの定置網で獲れ、水揚げしたものである。ハタ科の魚の同定は苦手であるがチャイロマルハタではないだろうか?5年程前までは市場でも見たことの無い魚であったがここ数年よく見かけるようになった。特にここ最近では市場を覗くと必ず水揚げされているように思う。うちの定置網でもこの1ヶ月でもう3~5尾程は水揚げしただろうか。図鑑で調べてみるとやはり今は定番となった分布域が琉球列島の魚であるようだ。ハタ科の魚は大きいので重量が掛かるうえ、高値で取引されるのでとてもありがたい魚である。おそらく1尾で数万円はするだろう。その反面、とてもじゃないけど鹿大の標本としては確保できない。たとえ標本用に確保できたとしても、液浸標本ではなく剥製にして中身は食べてしまいたい。
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ツバメコノシロ

2007年07月19日 | 採集

 仕事の休憩中に作業場前の港のスロープを覗くとハタタテダイやギンガメアジ、キチヌ、ニセカンランハギなどの幼魚が泳いでいる。またそのような時期になってきたなと眺めていた。するといままで見たこと無い魚の群れが目に付く。尾鰭が長く体をくねらせて泳いでいるのでオタマジャクシのように見える。すぐに作業場に常備している幼魚採集用の釣竿を持ち出し糸を垂らす。すると急に動きが素早くなり餌に飛び掛ってくる。釣り上げるとツバメコノシロの幼魚であった。ツバメコノシロの成魚は定置網で捕れるのだが幼魚は捕れたことが無い。また、この場所どころかツバメコノシロの幼魚自体をいままで見たことが無い。今回は仕事の休憩中なので10分程しか採集できなかったが4個体確保することができた。今しか捕れない魚かもしれないので仕事が終わってからも採集しようと考えていた。だが、潮が下げてしまいできなかった。また明日チャレンジする予定。だが明日も時間は10分しかない。それどころか明日もいるのだろうか?
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カガミダイ

2007年07月17日 | 日記

 心配された台風4号も無事に通過し、揚げていた定置網も昨日入れ終わり、今日からまた通常の網起こしに水揚げ。久々の魚との対面ではあるがごく普通の魚ばかり。ブログ用のネタを探すが見つからなかった。あきらめて残った氷を片付けに冷凍庫へ行くとカガミダイが置いてある。知り合いの漁師さんが珍しい魚が捕れると標本用に冷凍庫に入れて置いてくれるのである。何ともありがたい。これは深海刺し網漁(ウチワエビ漁)で捕れた個体である。たまにこの漁師さんの船に刺し網で捕れた魚を見に行くが、カガミダイは毎回何尾も捕れていて珍しい魚ではない。しかし標本用としてはサイズが大き過ぎる為、今まで頂いた事は無かった。だが今回のこの個体は手のひらサイズで標本には最適。ありがたく頂く。自分用に写真を撮り、鹿大用に冷凍保存する。それにしてもこの魚、背鰭・腹鰭が長いので鰭を立てると横長になり写真を撮りにくい。

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テンジクガレイ

2007年07月12日 | 定置網

 台風4号接近の為、今日定置網を陸に揚げる。これでまた魚とはしばらくのお別れ。そんな中、何か捕らないとと思いカレイを確保する。ここの市場ではカレイと呼んでいるがテンジクガレイである。テンジクガレイはカレイ科ではなくヒラメ科の魚なので普通はヒラメの仲間と言うのが妥当である。だが市場ではヒラメは高級魚なのでヒラメにのみに使われ、そのほかはカレイの仲間となっている。実際に食べてみるとテンジクガレイはやはりカレイかなと思ってしまう。今回のテンジクガレイも前日のウスバハギと同様、普段は大きいサイズばかりで水揚げされてしまうが、見た目は成魚と同様で標本には最適な小さいサイズであった為、確保する。今回は前日のような失敗をしないように撮影後すぐに冷凍保存する。だが後で写真で同定してみると背鰭・臀鰭軟条数がそれぞれ検索図鑑の数値より少ない。別種の恐れもあるが、鰭立てに失敗して畳まれている部分があるのかも知れない。標本は既に冷凍している最中なので見ることできないので、あとは魚ボラで同定してもらうしかない。

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ウスバハギ

2007年07月11日 | 定置網

 土曜日恒例の夜間採集は収穫が無く、日曜日に家からウエットスーツを着て潜りに行けば、濁りがあり全く海に浸かる事無く帰宅。そして今週、定置網は潮が速く網を起こすことが出来なく、市場を覗く暇も無い。そして今日、ようやく定置網を起こすことができ、久々に魚と対面。しかし、潮が速いからか魚は少ない。そんな中、ウスバハギが捕れる。ウスバハギはカワハギ科の中では最大になる魚であり、標本用に欲しいところではあるが、ここで捕れるウスバハギも大きい。しかも第一背鰭棘が大変に細く、網を絞った時点で殆ど折れてしまう。標本用に最適なサイズの若魚は体表に斑紋があり、これはこれで確保したいが、なかなか成魚の標本は難しい。そんな中、若魚でありながら成魚の体色の個体が捕れ、しかも背鰭棘が折れていない。標本には最適な個体を確保する事が出来た。自分用に写真を撮り、標本用に冷凍する予定であったが何を思ったか誤って捨ててしまった。ブログに載せれば魚ボラにバレてしまうが、最近ネタが無かったので。また必死になって探しますので・・・。
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ハナオコゼ

2007年07月06日 | 定置網

 先日、集中豪雨に見舞われ非難勧告まで出る地域があり、ここが全国ニュースに出てしまう。それほど雨が降ると川から大量のゴミが海へと流れ出る。今日の定置網の中にも木片や葉、草などが入っている。そのゴミを掬うと一緒にハナオコゼが捕れる。ハナオコゼは流れ藻の時期に藻に着き捕れるが、今回もこのゴミに着いていたので捕る事ができた。ゴミが無かったらいなかったであろう。体型をみるとボテッとしていて海底であまり動かず生活していそうな魚である。現に他のカエルアンコウ科の魚は底生生活をしている。しかしこのハナオコゼだけは流れ藻や流木に着き浮遊生活をしている。海流に乗ってかなり北上するものもいるらしい。人で言うと戻ってくるかは分からないが、ふうてんの寅さんのような生活をしている。確かに体色はトラ模様。何か関係が・・・・・ある訳無いか。
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魚ボラ

2007年07月04日 | 魚ボラ

 今日は魚ボラの日。うちの都合で今日は参加しない予定であったが急遽行けることになり参加する。今日は指宿の定置網の漁獲物を標本登録する。今朝、魚ボラのメンバーが朝早く集まり、現地まで魚を受け取りに入ったそうである。ここの定置網の魚は近くの道の駅で直販しており、以前にブログにも載せたが新種ではないかと思われる魚が販売されていた所。期待して行くが今回はいなかった。取ってきた魚を見るとオオモンハタがいる。うちの定置網でも獲れる魚であるが高値なので持ち込んでいない。それを快く譲ってくださったそうでありがたい。そのほか珍しいところでハダカイワシの仲間がいる。ここの定置網では漁獲されるそうでこちらは羨ましい。うちの定置網でも獲ってみたい魚である。定置網で獲れるのであれば生かせるのではないだろうか?鱗が剥がれ易く弱そうではあるが、生かせるのであれば泳ぐ姿を見たいものである。今度、水族館の人にけしかけてみるつもり。
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