お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

素潜り釣り採集でカスリハゼにダテハゼ

2019年08月02日 | 採集
 前回の素潜り採集時に見つけた巣穴にいたハゼの仲間だが、図鑑で調べても種がわからず気になっている。という事で採集して調べようと思い、再び素潜り採集に行く。巣穴に居たので移動はしていないと思われるが、巣穴にいる魚をどのように採集するかとなる。そこで水深は浅いので竿を持って行き、釣りで採集するのが一番確実と思い道具を準備して採集に挑む。竿を持った状態でその謎のハゼがいた場所まで泳いで行く。途中で巣穴の入口にいる別なハゼを見つけ、まずはそのハゼを釣ってみる。すると、オモリを小さくしたので、餌が沈んで行くうちに周りの魚に見つかり、他の魚が釣れてしまう。という事で早めに沈むようにオモリを追加する。すると巣穴まで一気に沈んだものの、オモリが着地する衝撃でハゼは巣穴に逃げ込んでしまう。そのまま巣穴の前に餌を置き、出て来るまで待つが、時間ばかりが経ち、出て来ないので諦める。その後、何度も同じハゼを見つけ、何度目かにうまく巣穴の前まで餌を落とすことに成功し、やっと釣れる。釣れたハゼを見るとカスリハゼのようである。その後もカスリハゼを見つけるが、やはりオモリの着地に敏感で直ぐに巣穴に逃げ込んでしまう。その様子を眺めていると、逃げ込んだ巣穴の周りの穴からも砂煙が舞い、周りの巣穴と繋がっているものと思われ、一度逃げ込まれると別の巣穴の方へ行ってしまい、同じ巣穴の前で待っていても戻ってこないことが判明。結局何度も挑戦したが周りの魚に見つかるか、巣穴に逃げ込まれてしまうかと思っていたよりもかなり難しい。その後もダテハゼを釣ることにも成功する。そしていよいよ謎なはぜの巣穴へと行くが、そのハゼが見つからない。巣穴が違うのか巣穴から別の場所へ移動してしまったのか、その辺りを隈なく探すが結局見つけることが出来ないで終了。そのほかクサハゼと思われるハゼも見つけるが、その採集も失敗に終わり、今回はカスリハゼとダテハゼのみを採集。だが、素潜りでの釣り採集は非常に面白く、他の魚の採集でも使えそうな感じである。




カスリハゼをゲット






ダテハゼもゲット



クサハゼ?も見つけるが釣れず




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